今日は朝イチでRETUL FITを行っていました!
ご来店感謝です!
身体の可動域を事前に調べ、インタビューを行った上で身体にLEDポインターを貼り、実際にペダリングして貰いながら身体の動きをコンピュータに取り込んで、無理や無駄の少ないポジションを作っていきます。
ただ、フィッターが考えるポジションを押し付けるのなら、それは宗教と一緒なので、フィッティングを受ける人なりの乗り方があればそれを尊重しつつ、無理が出ないポジションを作る事を心がけています。
また、フィッティングが済んだ後に外を実走していただき、その上で再度フォローフィットなんかも行っています。
で、フィッティングが済んだらもうお昼!
昼食も15分程度でサクサクっと買って食べて!
接客や問い合わせメール返信をしつつこれにかかります!
昨日から取り組んでいるST-R9150 STIレバーのブレーキ調整です。
昨日はエア抜きをしようとして、動作不良に気付き、改善を試みます。
まずキャリパー側にシリンジを取り付けオイルを送るのですが、動きが悪く、エアも細かな気泡になって抜ける状態です。
STIレバーのフリーストローク調整ボルトが完全に締まっている状態でエア抜きをするとうまく行かないケースがあるので、レバー下側のフリーストローク量調整ボルトを緩めてから、再度シリンジを使いキャリパ側からオイルを送るも改善されず。
上の写真のようにSTIからオイルホースを抜いた状態で、再度シリンジからオイルを送るとスイスイ流れる。
という事で、問題はSTIレバーで起きているという事になります。
オイルが通っていない状態でもレバーの動きがシブく、この部位が戻りきらない事から、軸等レバーの動きに関連する部位を潤滑します。
トルクスのネジで頭は外れます。
レバーのDi2ボタンへのエレクトリックケーブルが少し干渉してそうだったので、ここかな?と期待したものの改善されず。
レバーの動きに関連する箇所を潤滑するも改善されず。。。
無念。おそらくSTIレバーの不良です。
恐らく初期不良なので、交換してもらえると思います。
気を取り直して次行こう!
店舗で使うMERIDA 新型REACTO 4000の試乗車を組みます。
フル内装のミドルグレードバイク。
この4000はシマノ105完成車なのですが、ケーブル類はフル内装になります。
ホイールやクランク等から作業を行っていき、ハンドルを切った時に音が鳴らないかを確認。必要に応じてケーブル類を結束バンドで縛ったり、グリスを塗ったり、あの手この手色々やります。
しかしハンドルを取り付けて組んでいく中でトラブル発生!
インナーワイヤが通らない。。。
という事で再度ハンドルを外し、どこでひっかかっているかを確かめ、アウターケーブルの状態を見ると!!
アウターケーブルが潰れていました。。。。
OH....
しかし諦めません!
潰れてない角度にプライヤーでアウターケーブルを潰しなおし!
どや!とインナーワイヤを通すも動きは渋く。。。
ならば!
とケーブルグリスを入れて潤滑するもイマイチで、アウターケーブルを変える事になりました!
そしたら夜の9時になってて、後片付けして帰るというような日でした。
今日はあまり何も成し遂げられなかったですが!
初めて組むフル内装のバイクのケーブルルーティングと、油圧ブレーキ/Di2変速のSTIレバーのトラブルシューティングについて経験を積めたので良しとします。←強引にポジティブ!!