Cervelo P3x、P5x、Px-Seriesの違い&P3x試乗して来ました!! | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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昨日のCervelo(サーヴェロ)の勉強会「ブレインバイク」で学んできた事やバイクの乗り味なんかを紹介!

 

これ乗ってきました!

P3xです!

 

この前に、、、、

P5xってモデルがあり!

さらに。。。

 

新しく出たPx Seriesってのもあります。

 

どう違うねんガーン

とおもってる方も多いと思うので、紹介を。

 

まずトライアスロン専用バイクとしてシートチューブが無い姿で回りを!させたのが、最初に出て来たP5xです!

 

CerveloとENVEとHEDとの共同開発で、採算度外視で今やれる限り最強に速いバイクとして作られたのがP5xです!

ただ、そんな経緯なので、3社が携わっている事も相まって価格が高すぎて、また重量もなんやかんやアイアンマンレースに出る装備を付けたら12kgくらいになってしまいました。

 

そこで出て来たのがP3xです!

当初、P5xの弟分という立ち位置で出てきましたが、フレーム単体で300g程度の軽量化を成功しています。

 

正面からの空気抵抗の小ささはP5xの方が上のようですが、P3xでもかなり優秀な性能を持たせる事に成功。さらにコストを落としてるので、価格も安く仕上がっています。

 

で!

その後、今年の7月頃に「Px series」というのが出てきました。

これはフレームはP3xと全く同じになります。

ハンドルのみP5xと同じく、「折り畳み可能な」ハンドルになっています。

 

正面から見るとこんな感じです。

ベースバーはU時型をしていますが、組付ける時に上下逆に付ければ深いハンドルポジションも作れます。

 

ベースバーの幅は40cmの1種類しかなく、どれだけ大きいバイクでも40cmです。

 

ケーブル類はフル内装です。

TTバーお高さは手前のネジを緩める事で、シートピラーのように上げ下げができます。

 

ハンドルもバーのクランプ部分も専用品です。

 

TTバーは汎用品が使えそうですね。

 

ストレージ。

エアロパーツでありつつ、部品をフレーム内部に入れておく事ができます。

 

シートは落とすとこんな具合に下側に飛び出してきます。

 

試乗させていただきましたが!

中々独特な乗り味でした。

 

まず乗り心地!これがこんな外見なのに訳わからんくらい良いのです。

良く考えてみると当然で、トップチューブが撓るので、乗り心地は抜群です。

 

坂道なんかで強く踏んだり急加速する時には少し脚は使うものの、スピードに乗ってきたら「自転車を左右の脚で揉む」ような感覚でグリグリと踏んでいくと凄く楽に高速巡行ができます。

 

その巡行している間は不思議と足を使わないんです♪

 

ただ、弱点としてはハンドリングがかなり冗長。

ヘッドチューブ中心よりも前にフォークがあるので、直進の安定感はスゴイのですが、あまり小回りが利きません。中々曲がってくれないけど、ハンドルを切りすぎると一気に切れちゃうので、ハンドリングは慣れるまで少し難しいかも。

 

こんな感じです。

とにかく海外で開催されるような長い距離の平坦な道をずーっと真っ直ぐ高速で走る事に特化したバイクです!

 

ロングのトライアスロンをターゲットにする人にはこのバイク、すごくおススメです!

登り坂の軽快さやコーナーからの立ち上がりの性能を求めるのであれば、P5やP3の方がお勧めかも!


とりあえずこんな感じ!

 

ちなみにこれはサーベロ創業時のトライアスロンバイク。なのでPxシリーズはある意味原点回帰という。。。


P5とP3についても明日書こうと思います!!