今日は朝からボディジオメトリフィット(BGフィット)を行なっていました!
足元の悪い中ご来店感謝です!
・足裏の痛みが出る
・サドルが合っていない
・身体にあったポジションを作りたい
というのが今回のご要望でした。
まずインタビューを行ない、走り方や過去の傷病歴、今のライドの悩み等を細かく効きます。
次に体の計測を行ないます。
まず座骨結節の幅を計測。
座骨の幅と乗り方に合ったサドルを提案します。
この上に乗ると体温で色が変わり、土踏まずの深さを調べられます。
さらにアキレス腱に対する前足部の傾きを計測します。
親指側が上がっているか、小指側が上がっているか真っすぐか。
多数派は親指側が上がっている人で、スペシャライズドのシューズは最初から前足部に5度分サポートが入っています。
次に足全体に角度がついているのか、前足部にのみ角度がついているのかを見極めます。
それから、骨盤の傾き、背骨のカーブ、肩甲骨の位置や背中の筋肉の量を調べ、首や腕の可動域を調べ。
さらに自然体にしている時の足の向きを調べ、力をかけた時の足の向きを調べ。
この機械を使って。
こんな風に脚を持ち上げて、股関節周りの可動域を計測します。
さらにその後、左右の脚長差も調べます。
単純にどっちの脚が長いかだけではなく、大腿骨が長いのか、脛骨が長いのかを調べます。
最後に片足スクワットをしてもらい、膝の倒れ具合や力をかけた時の足の向きを調べます。
で、そのデータを使っいながらローラー台でペダルを回して貰いながらポジションを作っていきます。
サドルの高さを決め、決めます。
サドルの高さは膝の外側の骨の出っ張り「外側顆」の上を腸脛靭帯が通過しないギリギリの高さにサドルの高さを上げます。
その上で、上半身がブレないか見ながらサドル高を微調整します。
その上で、身体にハンドルの高さを合わせて行きます。
ここでご要望も聞きつつやります。
例えば「体の可動域に合わせて可能な限りハンドルの高さを落としたい」といったようなご要望も聞けます。
そしてサドル位置とハンドル位置を決めた後に足裏周りを決めて行きます。
ローラー台の負荷を高めてペダルを回して貰い、膝の動きに左右差があれば左右差のある体の特徴に対応していきます。
例えば大腿骨が片足長いような場合は、片方の足のクリートの位置をもう片方のよりも前に設定します。脛骨に差がある場合はクリートの下にスペーサーを噛ませて左右差を減らします。
さらに身体に合ったスタンス幅、自然体な脚の外旋/内旋度合いに合わせてクリートの向きを変更し。その状態でさらにペダルを回して貰います。
前足部の傾きが大きい人はその段階で膝が内に倒れたりブレたりするので、ウェッジを入れます。
これが内反ウェッジです。
1枚で親指側を5度せり上げます。
一方外販ウェッジは小指側をせり上げます。
これで先に調べたアキレス腱に対する前足部の傾きに合わせてウェッジを足し。さらにペダルを回して貰います。
その状態でまだブレや膝の倒れがある時は、土踏まずにサポートを入れます。
これはBG SLフットベッドといって、土踏まずに対してガッツリとサポートの入ったインソールです!
そこまでやってから、今度は外を走ってもらいます!
今回のようにテストサドルを使ったお客さまは、まず1週間程度外でテストサドルを使ってもらい、合うかどうかを確かめてもらいます。
もし合うようならサドルご購入。
合わないなら別のサドルをテストか元のサドルに戻すという事になります。
それからさらに500kmほど外を走ってもらい、その後にフォローフィットがあります。ローラー台の上では感じられなかったような違和感や痛みが出た場合はフォローフィットで対応します。
このテストサドルの貸し出しとフォローフィットもフィッティング料金に含まれています!
ともあれ、次回のフォローフィットのご来店お待ちしておりますm(_ _)m
https://www.81496.com/jouhou/bgfit/bgfit.html
(ボディジオメトリフィットのページ)
フィッティングのご予約受付け中です!
フィッター(私)が共働き家庭で、祝日に保育園やってない関係で、9月末の連休の祝日は子守のため対応できませんが、連休の土日はご予約承れるので、ぜひお問い合わせください!
https://www.youtube.com/watch?v=QqoYDJh3brQ
(RETULフィットの動画紹介)
今回紹介した内容を3Dモーションキャプチャカメラを使ってデジタル計測するのがRETULフィットです!
長い距離の坂を上る時に膝の決まった箇所に痛みが出るような人にはフィッティングが効果的です!(左足の膝の外側が痛むとか。)
気付けば200人くらい対応してます。
ご依頼お待ちしておりますm(_ _)m