昨日からチネリのヴィゴレッリロードのオリジナル完成車を組んでいました。
変に愛着が湧いてしまうので、そこらの完成車と比べるとスタッフが購入に至ってしまう危険を伴う作業です
ヴィゴレッリロードはJIS規格のBBなので、タップを使ってネジを切りなおします。
これをやってあげないと、工場出荷状態のネジ山の状態が浅い場合や錆び等で汚れている場合があり、BB固着の原因になります。
ドライブ側に先に軽くねじ込み、BBの中に軸を通します。
そんで、反ドライブ側からタップをねじ込んでいきます。
ただ、一気にねじ込むとフレーム諸共ダメになってしまう危険性を伴うので、切削オイルを使い、硬い場合は1/4回転回して1/8回転戻すという作業を繰り返しながら切削していきます。
もしこれで少しでも斜めにタップが入ろう物なら!
最後までは絶対行かないですが、ネジ山の外側が壊滅状態になるという考えただけで鳥肌が立つような恐ろしい事態に
このフレームは精度が良かったので、最初から割とスルスルでしたけどね♪若干山が浅いという印象も。。。
ビフォー
アフター!
それでもまぁまぁ削れたか!?
で、カンパのウルトラトルクBBを入れて!パーツをそれぞれアセンブルしました♪
こんな感じ。
前から。
コンポはマットブラックが個性的なカンパニョーロ ケンタウル。
後ろから見るとこんな感じ。
ホイールはカンパニョーロのカムシンです。
サドル。ここがこだわりポイント♪
コンコールサドルのRed Hook クリテリウム限定カラー♪
剛性をアップさせるためか、クロモリには珍しいくらいオーバーサイズなチューブを採用しています。なので、Fメカクランプアダプターはコロンバスのロゴの入った専用品を使います。
32mmのカンパ純正バンドでも、多分使えますが、チネリの代理店が推奨している物ではありません。
ケンタウルのコンポを仕入れる時、シルバーにするか、マットブラックにするか迷ったですが、クロモリながらポップな雰囲気のヴィゴレッリロードにはマットブラックで正解ですね♪
このパーツアセンブルで、工賃込で25万円(税込)で提案させていただきます♪
http://www.81496.com/jouhou/road/cinelli2018/10072.html
(チネリ 2018年モデルのページ)
上のページにチネリの2018年モデルを紹介しています♪
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