子供の夏休みがスタートした。通知用表はあいかわらず「よくできる」が一つもない。

6年間で1個くらいとれるやろか。小学校の先生をしている友人に聞くとコンスタントに80点以上くらいをとってないとつけないから「よくできる」は簡単ではないとゆってたけど、5年間0個はどうなんかな。

 

身の回りの整理整頓は相変わらずの「がんばろう」。父親は整理整頓は6年間余裕の「がんばろう」やったので遺伝かな。

 

夏休みの宿題をやっているのを見ると算数の問題の意図が理解できないみたいで、意味不明な計算やら答えを出してくる。ゆっくり、じっくりと問題を読んで考えれば一度は授業でやったから出来るやろと問題を読み直させるがどうにもならない。我が子は思っていた範囲をはるかに超えるアホだと判明した。

ちょっと分からなくなったりすると聞くことをやめてしまう傾向があるので、苦手やと思った瞬間に先生の話を遮断してそのままにしておくから、質問しても意味不明なことばかり言うのだと思う。

 

偉そうに書いてるけど、父親もこのタイプだったから分かる。

中学の時、数学は単純な計算は公文をやっていたので得意だったけど、毎年3学期になると問題の意味が全く分からなかった。

 

高校の時もスタートは点数の高い生徒が集められるクラスに入ってたけど1学期の期末になると意味が分からないので上の空。あっさりと2学期から普通のクラスに降格した。

その普通クラスの先生がみんなが出来るだけ理解できるように丁寧で優しく授業を進める先生で、じっくりと授業を聞くと意味不明な問題が理解できるようになって、3学期はまた上のクラスに戻れた。

 

その理解できないのと理解できるようになった経験があるので、算数の宿題は一緒にやってじっくりと基本を教えてやることにした。

答えが出る寸前までヒントを出しても意味不明なことを言った挙句「もうわからん!」と歯を食いしばってギ―っとなっているのを見て心の中でこちらも「ギーっ」てなるけど我慢して分かるようなヒントを考える。

 

式が分かれば後は計算、大人になって3桁同士の暗算なんかすることないし計算機でやればいいやんと思いながら計算して答えが出るまでじっくりと見守り、計算が違っていると答え合わせ前に見直すようにサポート。毎日1時間ちょっとかかる。

今日なんて朝からスイミングに行くと思ったら、「今日は通常の夕方のコースに行くわ」と自分がランニングから帰ってきてからゆうから、朝ラン後シャワーして、ご飯食べてすぐに宿題を1時間以上見て、宿題終わった瞬間に出勤。むごい…。

まぁ根気よく教えればちゃんと出来るようになっているのでええか。

 

一浪して予備校行って、授業あわせて一日10時間くらい毎日勉強して、ズルズルっと滑り止めもはるかに通り越して「一体ここはどこや?」ってとこで引っかかった大学に入学という大失敗の大学受験をしてるので、子供には進学するのなら出来れば自分の思う高校、大学に行って欲しいと思うのでもうちょっと勉強は頑張って欲しいけどこの先どうなるかな。

 

別に大学がそこやったからって、学生生活も楽しかったし、いまも普通に暮らしてるしあんまり関係なかったと思うけど。志望校行ってたらもっと華やかな人生やったかな、それとももっとつまらん人生やったかな。

また気が向いたら大学受験大失敗の話もここに記録しとくか。