こんにちは、小野ゆきこです。

以前のブログで、少子化対策には不妊治療への支援をもっとすべきだとお伝えしましたが、
今回は出産の環境についてお伝えしたいと思います。

これまでの少子化対策では、「出産」に関する対策は見過ごされていると感じます。

日本では、実際に出産ができる施設が年々減り続けているのです。

厚生労働省によれば、産婦人科は、平成8年度には全国で2148施設ありましたが、
平成26年には1361施設になり、37%も減少しています。

私の周りでも、近くに出産できる施設がなくなり、
妊婦さんたちが不安を抱えているという話を聞きます。
また、施設が減って、助産婦さんが働く場所を失ったという話も聞きます。

産婦人科医師自体の数は増えているので、厚労省は、出産の環境が整っているという認識をしていたそうです。
これは施設の設置の問題であり、政治の課題です。

私は、出産問題を含め、まだ手が付けられていない少子化対策について、積極的に目を向けていきたいと思います。