こんばんは!小野ゆきこです。

本日は、私たち国民一人ひとりにとって重大な課題である消費税について、私の考えをお伝えしたいと思います。

日本経済は、消費税を上げる前までは、順調な経済成長をしてきました。
しかし、消費税を8%に上げて、消費が冷え込んでしましました。
平成27年のGDP成長率は2.4%(前年比)でしたが、消費税を上げなければ、民間消費は300兆円を超え、GDP成長率は5.2%を実現するペースで伸びていました。
消費増税が経済成長を破壊する力は絶大でした。

ですから、少なくとも日本のGDPが600兆円を超えるまでは、消費税の増税は延期すべきです。

さらに、一人当たり国民所得が世界一となるよう、GDP 750兆円の実現に向けて、人工知能やロボットなどの新産業への投資を拡大していくことも重要だと考えています。

さらに、私たち日本のこころを大切にする党が提案しているのが、「消費税マイレージ」制度です。

3月29日の参議院予算委員会で、わが党の中野正志幹事長の質問をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
中野正志幹事長が、この消費税マイレージ制度について安倍総理に質問したところ、非常に前向きな答弁がありました。

これは、払った消費税がポイントとして蓄積され、将来本人に還元されるという制度です。

消費税は、消費にかかる税金ですから、何か物を買うたびに税金を払うと考えると、どうしても消費する意欲が下がってしまいます。

しかし、消費税は、社会保障を支える重要な税源でもあります。
ですから、各個人が納めた消費税の一部を、将来の年金として積み立てることによって、安心して資産を消費に回すことができるのではないか、という提案です。

自分が納めた消費税をポイントとして貯め、その一部が年金支給時に上乗せされれば、今よりも安心な老後を実現できるのではないでしょうか。

個人への還元の財源は、消費拡大によって得られる税収上振れ分が見込まれるため、一般財源に手をつける必要もありません。

この制度の提案者による試算では、必要な財源は年1.3兆円~1.5兆円程度で、仮に5%分を還元する場合には、夫婦二人の世帯で約2540万円の還元を受けることができるそうです。

また、人には、それぞれの老後の事情があります。
消費税マイレージ制度は、その人の事情に合わせて年金に上乗せをすることを検討しており、所得による還元割合など、協議の余地が多々あるため、皆様のご意見を反映できるよう、私も努力してまいります!

いかがでしょうか?
消費税を、払うものから貯めるものへとマインドチェンジすることによって、社会保障の財源を確保しながらも老後の安心を守るという、このユニークな提案、みなさんはどう思いますか?