天皇、皇后両陛下は、神武天皇二千六百年式年祭のため、奈良県をご訪問なさっています。

昨日、京都駅にお立ち寄りになられたことで、見慣れた京都駅に多くの日章旗がはためく光景を写真で拝見し、とても感動的な光景だと感じました。

私が通った京都市立伏見板橋小学校は、明治陛下が奈良にご行幸される際の、ご休憩の碑があります。
そして、すぐ近くには、伏見桃山御陵があります。

私が生まれ育った伏見が、明治陛下とご縁の深い地域であることを、心から誇りに思います。
しかし、私は、ここがそれほど名誉な土地であることを、大人になるまでよく知らずに育ちました。

なぜなら、そのようなことは残念ながら今の学校教育では触れられない現実があるからです。

伏見には、豊臣秀吉築城の桃山城があり、幕末には明治維新の舞台の一つとなりました。

私は、ここに住む日本人が長い時間をかけて育んできた文化や歴史に感謝しているからこそ、
そして、その文化や歴史を誇りに思い、愛しているからこそ、
地元の誇りである、この地域の文化や歴史を全力で守っていきたいと思っています。
(だからこそ、子供達には、公平・公正な教育の機会が与えられるべきだと思っています。
教育政策についても、是非別の機会に私の考えをお伝えさせていただきたいと思います。)

ところで、私は2年前の今の時期に、皇居の勤労奉仕に参加をさせていただきました。




奉仕団の団長として参加をさせていただいた私は、両陛下より直接ご下問のお声を賜り、
まさに心が震える瞬間を経験させていただきました。



私が、日本の文化や歴史を守っていきたいと強く思っているのは、
きっと、この経験も大きく影響しているのだと思います。

この時期は、日本各地から多くの方々が京都の桜を見にいらっしゃいます。

桜の美しさを愛しむように、日本の美しい文化や歴史も愛しむ旅にしていただきたいな、と思います。