皆さん こんにちわ。
3月もあと少し、もうすぐ桜の開花を迎える、ここ京都。
それでも、ずっと雨の日が続いています。
まさに、春の長雨 … 菜種梅雨、催花雨ですね。
そんな中、昨年あたりから、NHKニュースのお天気コーナーでは、
季節を表わす言葉を、クイズ形式でよく紹介されています。
おかげで、私なんかは、「へえ〜、こんな言葉があるんだ …」と、
新しい知識を得るとともに、今ではささやかな楽しみにもなっています。
このあいだも、こんなクイズが出されました。
次の、花を使った言葉の中で、「お天気を表わす言葉でない」
ものは、どれでしょうか?
① 桜 雨 ② 桜 雲 ③ 花 風 ④ 養 花 雲
正解は、② 桜雲(おううん) でした。
「桜雲」とは、「桜の花が一面に咲き連なって、遠くからは
白雲のように見えること」で、お天気を表わす言葉ではないようです。
ちなみに、他の3つは、全てお天気を表わす、花の言葉です。
「桜雨」は、「桜の花の咲く頃に降る雨」のこと、
「花風」は、「桜の花を散らすように吹く風」のこと、
そして「養花雲」は、「花曇り」のこと、
これが雨が降ると、「養花雨」と呼ばれるそうです。
総じて「養花天」… 「花を養うお天気」のことだそうです。
3月下旬から4月にかけて、春、満開の桜に出会うこの時期、
お天気にまつわる花の言葉が、こんなにも情緒豊かに、そして
こんなにもたくさんあることを、初めて知ったような気がします。
私たち日本人にとって、季節の移ろいの中で咲き誇る花々と、
お天気のあいだには、切っても切り離せない、絶妙なバランスが
あることを、こういった言葉からも感じることができますね。
季節を表わす、さまざまな言葉 …。
これからも、もっともっと学んでいきたいものです。
皆さんは、いかがでしょうか。
相談したいという方には見学もございますので、事前予約をしてお越しください。
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就労移行支援事業所 なごみ