皆さん こんにちわ。

 

 いつの間にか…というより、あっという間に、

 季節は秋へと、移り変わりました。

 ここ京都も、朝晩はぐっと冷え込み、羽織る物や

 掛けふとんが必要になってきました。

 

 そんな中、一昨日の朝、京都新聞を読んでいて、

 気持ちがとても穏やかになるエッセイに、出会いました。

 

 作家・安達茉莉子さん「普段づかいのセルフケアリング」

 という連載のエッセイで、こんなことが書かれていました。

 

  「白桃に包丁を入れると、とろけるような甘い香りが

      小さな台所に広がる。居間に戻り、友人がくれた

      ルームスプレーをシュッと吹くと、爽やかな香りが

      粒子になって、顔に降ってくる。こんなふうに、

      空気を一瞬で変える力は、言葉にもある。

 

 彼女は、気分が落ち込んでいることに気づいた時、

 言葉を、ルームスプレーのように使うそうです。

 

     自分に向かって、やさしい言葉をかける。

 

  「おはよう、愛してるよ」、「あなたなら大丈夫」、

  「きっとうまくいくよ」… などなど。

 声に出して、自分に浴びせるそうです。

 

 そしてまた、気分が元の落ち込んだ状態に戻らないように、

 

    やさしい言葉を、いつも、焚き染める … そうです。

 

 う〜ん、なるほど、そのとおり!… と、私は妙に納得しました。

 

 かくいう私も、夜、寝る前、空を見上げて、「今日も一日、頑張れた…」

 と、自分で自分を労ってあげることが、よくあります。

 そして、無事、一日が終わっていくことに、安堵するのです。

 

 よく考えると、これも、「自分に向かって、やさしい言葉をかける」

 ことの、一つなのかも知れません。

 

 これからも、きっと、続けていくでしょう。

 

  「やさしい言葉を、焚き染める。」

 心が穏やかになる、とても良い方法に、出会いました。

 

 だって、誰だって、安心感に満たされていたいですから…。

 

 皆さんは、いかがでしょうか。

 

 

 相談したいという方には見学もございますので、事前予約をしてお越しください。

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  就労移行支援事業所 なごみ