奈良の現地勉強会に参加するのは、何年ぶりでしょうか?
奈良ソムリエの先輩のお誘いを受け、現地勉強会に参加しました。
山の辺の道近くのなら歴史芸術文化村で文化財の修復を見学、天理の旧家をリノベーションした雰囲気あるレストランでランチを、そして石上神宮で正式参拝をさせていただきました。
なら芸術村は2022年3月に開村されたました。
ならの歴史・芸術・文化を五感で感じ、【「なぜ?」が芽生える。「知る」を楽しむを。】をテーマにしています。
楽しい時間でした。
近代的なそしてとても広い工房です。
建造物修復工房では、宮大工さんが古い木材を使い、新しい建材を作成しておられる様子と伝統的な工具を拝見しました。
考古遺物修復工房では小さな残片を張り合わせる細かい作業をしておられ、家形古墳、埴輪等が展示されていました。
1階は写真撮影はOKでした。
三重塔の模型
どちらの塔か判りますか?
フェノロサが凍れる音楽と称したものです。
裳階が付いていることをチェックしてください。
伝統的な工具
地階は撮影禁止でした。
仏像等彫刻修復工房では、完全にバラバラ状態の御仏や、当麻寺の仁王さま・吽他を見せていただきました。
仁王さまのウエストはキュウとくびれている!羨ましいです。
同行者曰く、肩幅が広いから細く見えるのではと、いやあ、締ったはりまっせ。
ダイエットに励まねばです。
絵画・書籍等の修復工房では、「装潢・そうこう」という言葉を教えていただきました。
装は装う・仕立てる、潢は紙を染めるです。
装潢文化財とは、紙、絹、木、土に墨や絵の具でかかれた文化財。
修復には奈良県吉野町で製作される宇陀紙・美栖紙、岐阜県美濃市の美濃紙が使われており、私達も触らせていただきました。
宇陀紙という名は付いていますが、製作は吉野町、名前の由来は宇陀の問屋さんが取り扱っていたからとのことです。
宇陀松山のこと、ずーと以前になりますが、ブログに上げています。由緒ある街並みと歴史がいっぱい詰まった町です。
また、奈良ホテルの襖の修復も行われていました。
ホテルで見せていただく日が楽しみです。
続く・・・・。
おみほはんが奈良ソムリエの会に長く参加できなかったのは、骨折と京都検定のことで精神的なショックを受け、自分の殻に閉じこもっていたからです。
(゜_゜>)、嘘やんとといわれるかもしれませんが、かなりつらい日々でした、今年になって、まあ人生ってこんなものかと割り切れるようになりました。
この間、受講生の方々、カルチャースクールのスタッフ、商工会議所の皆さま、主治医の先生方にお助けいただいて、少々、いや、かなりボケてはきましたが、老人性うつ病になることを免れることが出来ました。
皆さま、ありがとうございます
そして、今回本当に久々でしたが、旧知の方々から暖かい歓迎を受けました、ハグして迎えてもいただきました。
お顔触れはすっかり変わっていますが、心休まるひとときでした。
また、あの講座に申し込んでる?との情報もいただき、今後の行事にも是非参加をと。
時間の調整をして、なるべく多くの行事に参加します。
快く再入会を認めてくださったソムリエ会役員の方々にも感謝感謝です。
さあ、頑張ろう! 1級合格は目の前まで来ています。