少女時代とは無関係な韓国グルメ旅4(3日目) | 소원이에요?(ソウォニエヨ?)

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いよいよ3日目です。

朝5時まで飲んでいたもののイさんは二日酔いではなく、朝食を食べに。

この日は、イさんの希望で간판없는 김치찌개집(カンパンオムヌン キムチチゲチッ:看板のないキムチチゲ屋)です。

 

この店、店名の通り看板もないので探すのが大変です。

GoogleMapを頼りに近くまでは行きますが探せない!

国際市場のあたりをグルグル。

GoogleMapは、人ひとりがやっと通れるような路地を示しているので、恐る恐る入ってみますが店の裏口みたいなのがあるだけ。

これがドラマなら追われている人が逃げ込むか、脅すために引っ張り込むような犯罪のニオイがプンプンする小路です。

それでも探し切れず、もう一度通りに出て近所のお店で聞いてみると、迷惑そうに「この裏」って。

やはり、あの犯罪のニオイがプンプンする小路にあるようです。

勇気を出して再突入すると、それらしき店を発見。

近所の人に聞かなければ絶対にわかりません!!!!

 

 

3日目の1食目は김치찌개(キムチチゲ)です。

보리밥(ポリパッ:麦飯)、キムチ、콩나물 국(コンナムル グッ:豆もやしスープ)、상추(サンチュ)と極めてシンプルな定食ですが、それだけにおいしいです。

キムチチゲなのにパンちゃんにコンナムルグッっておかしいでしょ!?

でもそのくらいチゲと言うよりポックム(炒め)に近いような汁のないタイプで、쌈밥(サムパッ)にしたり、비빈밥(ピビンバッ)にしたりして食べましたが、素朴でうまい!

エゴマの葉の若葉もおいしかったです。

こんな定食なら毎日でも食べられます。

私的には、これに계란 프라이(ケラン プライ:目玉焼き)が付けば最高なのですが・・・

あとで知ったのですが、ソンフニも過去に行こうと何度かトライしたけど探せなかったとか。

釜山っ子でも探せない店によく辿り着けたものです。

 

朝食後は一旦ホテルに戻って仕切り直し。

釜山のホストさん達は、「明日絶対起きられない」と言ってたので、Bプランに変更するかどうか話し合ってたら、カトッが来て「全員起きてるから動けるよ」ってことで、Aプランで動くことになってホテルに車で迎えに来てもらうことに。

行先は、영도(ヨンド:影島)

と言っても、南浦洞から橋を渡ってすぐの島で、その橋もあっという間に渡ってしまいます。

海雲台に行くより、余程近いです。

 

目的地は、영도 해녀촌(ヨンド ヘニョチョン:影島 海女村)です。

そう、海女さん達の営む獲れたて海産物が目当てです。

と、ところが・・・

到着してみると、工事をしてて、出店のアジュンマが「やってないよ」って叫んでます。

同じ目的で訪れた他のお客さんもウロウロ困惑しています。

すると誰かが500mほど離れたところに、テントを発見。

ダメ元で行ってみようということになり、全員ゾロゾロ・・・

やってました。

どうやら、先ほどのアジュンマは商売敵の邪魔をしてたようです。

 

 

ここで食べたのは、ホヤ、アワビ、なまこ、ウニの刺身とキムパッ。

どれも新鮮で全くニオイがなく、おいしかったです。

何と言っても獲れたて、目の前でさばいて出てくるので新鮮そのものです。

ウニは、米粒から小豆粒くらいの大きさ、ホントに小さいです。

でも、ミョウバンなんてかかってないので、甘みとうまみだけで苦味がなくおいしかったです。

韓国では、乱獲で養殖が追い付かず、ウニもアワビも小さいのしかいないのだとムンさんが教えてくれました。

海女さん達は、時々ウエットスーツに着替えて潜りにいきます。

 

さて、このキムパッ、해녀김밥(ヘニョキンパッ:海女のり巻き)と言って海産物を載せて食べるスタイルなのだとか。

一瞬で海鮮キムパッになります。

ウニ載せがうまかったです。

日本で食べるウニの軍艦巻きより上でした。

残念だったのは、スープがなかったこと。

以前は、홍합탕(ホンハッタン:ムール貝のスープ)があったのだけれど、行政指導で火を使えなくなったとのことでした。

この日は、雨も降って風も強く寒かったので尚更残念。

 

食後は、食器を買いたいというイさんの国際市場へ。

と、ところが向かった先は・・・

 

 

何の相談もなく、비빔당면(ピビンタンミョン:混ぜ春雨)や국수(クッス:そうめん、温麺)を出すアジュンマ達の通りへ。

まだ、食べるの!?

今食べたばかりなのに・・・

問答無用でクッスが出てきました。

 

一気に片づけたら、5人で歩きますが、一目散に歩くせっかちな韓国人達に追いていくのが精一杯で見物はさせてもらえません。

国際市場にはかっぱ橋のような雰囲気の一角があり、もう少しよそ見をしたかったのですが残念。

食器店に着くと、私以外の4人は飲食関係の仕事なので「あれはどうだ、これはどうだ」と大騒ぎです。

いろいろ選んで買って、日本に送ってもらうお願いをして買い物終了。

水曜日に送るということでしたが、イさんによると土曜日に着荷したとか。

3日で届くなんて、さすが釜山。

 

さて、「このあとどうする?」って話に。

ホスト側もさすがにもうノープランということで、ネタ切れとのこと。

だから、「昨日まわり過ぎだよ」って心の中で思いました。

ちょうど、コーヒーが飲みたかった私は、「コーヒー飲みながら相談しよう」と提案しましたが、アッサリ却下。

今まで知り合ってきた韓国の人の特徴として、計画立てて行動する人は少ないような気がします。

まず行動というスタイルが多く、コーヒーを飲みながら相談という習慣はないように思います。

その分、行動力は抜群にあると思います。

 

結局、行くところないんだったら何か食べようと意見がでて即決。マジかガーン

しかも、軽くではなく・・・

 

 

양념 양곱창 구이(ヤンニョム ヤンコプチャン グイ:味付けミノ焼き)と양곱창전골(ヤンコプチャンジョンゴル:ミノ鍋)を注文。

私もパンチャンをつまみに焼酎を飲むだけと思っていましたが、あまりの香りに釣られて参戦してしまいました。

クイは、肉の油のうま味が強く、辛い青唐辛子をかじりながら、いくらでも食べられる味です。

写真はありませんが、最後は볶음밥(ポックンパッ:焼き飯)にしてもらいましたが、これが絶品!

夕食の予定を確認すると決まってないとのことで、「もう夕食は要らない」と宣言して、食べてしまいました。

チョンゴルの方は、さすがに野菜だけを食べました。

 

「さすがにお腹いっぱいだね」ってことで、次はサウナへ行くことに。

まあ、誰一人前を隠さないということ以外は、日本のサウナと変わらないので省略。

さっさと上がって、さっさと車に乗り込んで西面へ。

 

風呂に入ったことで、アルコールは大分抜けましたが、お腹は一向に減りません。

そりゃあここまですでに4食、空かなくても不思議ありません。

が、西面に着くと、「何食べる?」って始まりました。

聞かれても私は本当にお腹いっぱいなので食べたいものはありません。

それでも、あれは?これは?とアイディアが挙がりますが、5人もいるとさすがに意見が合わず、なかなか決まりません。

例によって競歩のような早足で歩くメンバーに追いていくのがやっとで、どこを歩いているのかもわかりません。

月曜日だというのに、すごい人出で、ぼんやりしているとはぐれそうです。

韓国の人は本当に元気です。

食べ物が決まらず、西面を徘徊することになったのは私にとって救いでした。

結局、最後に決まったのは・・・

 

 

문어숙회(ムノスッケ:湯でたこの刺身)と우럭매운탕(ウロッメウンタン:クロソイの辛いスープ)と決まりました。

しかし、誰も手が伸びません。

ムンさん、誰も食べないことに少しご機嫌ナナメ。

ね、だからあんな時間に食べないで、夜にヤンコプチャンを食べればよかったのに。

昨日とはウソのようにこの日はこれで解散。

私は、ソンフニの車の代行でホテルまで送ってもらいましたが、釜山組の3人は深夜に再集合して飲んだとか。

 

・・・つづく