小正月は小豆粥 | 京文化の町家ひなみ便り

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小正月

1月15日には

小豆粥をいただく

風習があります



小豆粥を食べて悪鬼を避け

疫病を払います

門戸を祀るのに豆の粥をつくったという

中国の風習に習ったものです



日本では

望の日〈十五日〉の粥なので

望粥(もちがゆ)ともいいますが



粥占(かゆうら)といって豊凶や天候を占ったり

粥を炊くときにかきまわす粥杖(かゆずえ)を

祝い棒といって成木責(なりきぜめ)や

嫁叩きに使ったそうです



祝い棒は、豊穣の力を持つとされ

これで叩くと子どもが生まれるとか

果樹がよく実るというおまじないで



小豆の赤には神秘な力があり

疫病よけのまじないとなっていたそうです

今日でも祝い事があると

赤飯を炊きますが

これも同じ風習から生まれたのですね







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