京都 吉祥院の子供たちにとってお祭りと言えばこれ
年に2回、とくに八月二十五日のお祭りは夏休みの終盤にさしかかっていることもあり、なつかしい大勢の友達と顔を合わすことの出来る最大のイベントとなります。
転校していった同級生や、中学生になって私学に進学してしまった同級生が顔を出すこともあり、さながらミニ同窓会が開かれるのもこの「天神さん」の楽しみの一つでもありました。
境内に約50あまりの夜店がたち並び、あめりんご、チョコバナナや的あてなど、今も昔も様相は少しも変わっていないそう。
そして、この祭りのクライマックスが「獅子と土蜘蛛」です。
物語も最後に近づくとこの蜘蛛の巣(せい)撒きは客席にもサービスされ、子供たちは我先にと舞台に近づき蜘蛛の糸の洗礼を受けそれを戦利品として持ち帰るのです。
そして、この祭りが終われば子供たちは最後の夏休みの宿題の追い込みにかかり、長いようで短かった夏休みは終わりを告げます。
伝統の文化で夏の締めくくり
京都らしい夏のおわりです
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