インクジェット | Takao Kumagai 「emotional message」

インクジェット

インクジェット。

印刷(プリント)の種類なのはご存知だと思います。

従来のオフセット印刷のように版下が要らず、レーザーのように加熱するわけでもない。

インクを思った通りに細かく噴射させ印刷します。

印刷・・・と言っても、刷るわけではなく、噴射なので平面である必要もありません。

なので、表面が凸凹している縮緬のような生地にも印刷でき、DAIICHIのキョウカレンでもこのインクジェットで印刷している商品も多いです。

ただ、コストが掛かるので、大量に印刷と言うより、小ロットに向いています。


エプソンで、このインクジェットを創った方が退職され自分で会社を立ち上げられています。

その方のお話を聴く機会がありました。

詳しくは、本が出ていますので、DAIICHIの方は社内ライブラリーまで。


現在、インクジェットプリントの市場は、HP(ヒューレートパッカード)が1.5兆。

エプソンとキャノンが7500億なのだそうです。


このインクジェットの技術を、活用できないかと研究している会社が、日本の上場会社で何社あると思いますか?


答えは、なんと300社!!ドクロ


印刷の技術を使って液晶テレビが作られているのはよく聞く話ですが、インクジェットは「思った所にインクを噴射させる技術」です。

この、インクの代わりに何を噴射させるのか?

色々な研究が行われおり、今後様々な分野での活用が期待されています。