ご覧いただきありがとうございます♪

 

先日のテレビ取材の続きで、昨日スタッフミーティングの様子を撮影されました。

 
 
放送は、

3月7日(月)

ちちんぷいぷい「石田ジャーナル」のコーナーだそうです。
※大きなニュースや事件があれば延期されるようです

長い番組ですので、録画をお勧めします



ミーティングは3つの順で、ワークショップを行いました。

①5回のサロン開催で感じる(がんと就労の)問題点

②この会で自分は何が出来るのか

③会全体としてどんなことを発展・発信できるか

 

【①】

・病院は就労支援の相談サロンを必要としている。

・患者さんは、第一歩が踏み出し辛い。

・水面下で悩んでいる人は多い。

・『働けない』と思いこむ患者。

・治療が始まるまで、自分の体がどうなるのかわからないという不安。

・働きたくても“非正規”だと継続が難しい。心が折れる。

・事業所によって(配慮や待遇などが)違う。

・非正規・自営業・派遣は課題が多い。

・企業も慎重にならざるを得ない(安全配慮義務があり、働かせて体調が悪くなることへの不安)。

・医療従事者のがん患者は、開示していない(したくない・できない)ケースが多い。

・病院、患者、企業にこの“会(サポートしている会)がある”事の周知がまだまだできていない。

 

【②】※それぞれ自分が出来ることを一人ずつ話しました

・役所への手続きはスムーズにできる(特に京都府へ)

・傾聴し、心の奥の思いを引き出す

・混乱されている状態を整理するお手伝い

・就労に向け、出来ることと出来ない事を知るお手伝い

・こだわっておられる事を見つけ、その人らしく生きる支援をする

・治療しながらでも働けるという事を自分の体験からPRできる

・栄養士の勉強中の為、食に関するアドバイス(将来的に)

・患者に対して就労支援

・カウンセリングを通して不安を緩和し、仕事の継続か、治療に専念かの整理

・休職、復職時の企業に対しての対応における支援や報告の仕方など、社労士と提携

・患者、企業、医療機関との橋渡し(継続して就労する為の支援)

・仲間がいるという安心感

・がんの正しい情報提供

・経験者として一歩先の未来(告知、治療を経てどうなったか)を伝えられる

・悩みを吐き出す事が出来る場の提供

・専門家としての情報整理、情報提供

 

【③】

・②でたくさん出来ることが出たように、病院にとって、患者にとって、企業にとってサポート出来る体制を整えているが、まだ周知ができていない。いろんな媒体でいかに広めるかが今後の課題。

・たとえ参加者が一人もいなくても、『毎月開いている』、『いつでも行ける』という状態を常に保つ事で、患者は安心するのではないか。

・患者を勧誘(?)するのではではなく、スタッフはただ待つというスタンスで。

・スタッフはいかに存在を消すか・・を念頭に置く

 

【まとめ】

問題点もある程度はピックアップ出来、それぞれ出来ること(得意分野)も良くわかり、それぞれの問題に対応する準備はできている。

ただ、会にお越しいただければ対応できるが、会を必要としている方に情報(会の存在)が届いているかは、まだまだ不十分だと感じる。

 

【感想】

23日に厚生労働省は、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を公表しましたね

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000113365.html

 

ただ、スタッフと話しておりましたが、ガイドラインだけではカバーできない問題も多々あり、その部分を会であったり、キャリアカウンセラーが埋めたりできるのではないかと。


とりあえず世論も広がり、テレビでも取り上げてもらえますので、少しでも会の必要性を知ってもらい、必要な患者に情報が届けばと良いなと思います。

 

しかし周知に関しては、もっと動かねば・・

先日の世話人交流会でも思いましたが、院内サロンや相談支援センターの存在でさえ患者に情報がいきわたっていない(医療者の理解や認知が低い)病院もあるが、一度すべての患者会や相談支援センターに参加し、会についてのPRをしないといけないなと思いました。

(京都府のがん対策課から、各病院宛にパンフレットを送ってもらっているのですがね・・・

 

また、働く世代がターゲットですので、ネット(facebookやブログ、ホームページなど)が一番広がりやすいかと思います。

Facebookやブログは、ちょっとずつ閲覧や“いいね”は増えていますので、なるべくマメに更新頑張ります-`;)