昔ながらの炊飯道具・・「ぬか釜」ってご存知ですか?

以前にもこのブログで書いたことあるけど、これも「もう一つ・・」ある「めっちゃおいしく」ごはんの炊ける炊飯道具。😆

 

 

知名度は低い・・ので、「100人に聞いても99人以上」知りません。。

なので、知らなくて当然ですが。。😅

 

 

 

これは明治時代末期頃〜大正時代初期の頃から、戦中の1943年頃まで広く使われていた、昔ながらの炊飯道具「ぬか釜」の原型。

「籾殻(もみがら)」を燃料にして炊く、昔ながらの「全自動エコ炊飯器」。

いわゆる「お米の産地」で一時流行った炊飯道具。😁

 

 

太平洋戦争の終盤、武器製造のための「鉄」を広く国民から集めた(金属回収令)際、この鉄製でできた「ぬか釜」も、ほとんど姿を消した・・らしいです。

現存するぬか釜は、当時蔵の奥に眠っていた、もしくは隠していたモノしかなく、悲しい歴史の産物となってしまいました。。😫

 

 

ぬか釜自体、新潟が発祥の地らしく、広く東北から北陸にかけて使われていたモノなので、太平洋側や東京など都市部ではほとんど無かったモノ。

なので、それ以外の地域では、戦後の東芝がつくった電気炊飯器までは、ほとんどは「おくどさん」で、薪の火加減を見ながらごはんは炊いていた。😣

 

 

お米の「炊飯道具」に関する日本の歴史上・・唯一、特異な存在が「ぬか釜」。

実は、これを簡易型で再現したのが、このぬか釜↓↓↓😁

 

 

 

 

籾殻で炊く構造はそのまま、簡易型のアウトドアや緊急時の炊飯道具などとしても、市町村役場で採用された所もある。😆

 

 

実はこれ、私がつくりました。。😅

これもごはん専用土鍋と同様、年間100セット以上販売しています。

詳細は以下。

http://www.nukagama.com

 

 

もちろん、このぬか釜もめっちゃおいしく炊けます。

昨日のブログで書いた「ごはん専用土鍋」と「V商品」、同じレベルかそれ以上においしく炊けます。😁

 

 

着火するだけで、後は10分〜15分ほどで勝手に炊飯できます。

おいしく炊けた証拠となる「カニ穴」もカンタンにでき、お米を収穫後ほぼ廃棄処分されている「籾殻」の再利用にも一役買っています。

まさに「昔ながらの全自動エコ炊飯器」😆

 

 

世界の主食でもある「お米」なので、京都大学大学院の先生で、アフリカ・タンザニアで貧困国の「生活向上」を目的に、籾殻を活かした「生活道具」も研究されており、日本のぬか釜の考え方を参考にされる際、当店で研究材料として購入いただき、いろんな話もさせていただきました。😊

 

 

昔の人の智恵は「すごい〜!!!」 ですね。

籾殻を燃料にして、こんなにおいしいごはんを炊く道具をつくるなんて・・。

コンピュータや分析機器、製造機械類など、何もない時代に。。

そのDNAを引き継いでいる私たち。

もっと智恵を絞って、より良い社会をつくらないと。。😆

 

 

なんか、、最後は大きな話になってしまいました。。😅

 

 

毎日何か一つは変えていきたい。

「気づき」や「新しい発見」でもいい。

明日の自分が楽しみ!

 

 

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ではまた明日!

お元気で✋