謎や不思議に興味があるとか
・・・
そういう人がこの本を片手に
京都を散歩する・・・
そういうコンセプトの本です。
こういう文庫本って独特の共通する匂いがあります。
自分の中でも漠然としていて、
はっきりとはしないのですが・・・
キオスクで売っている本みたいな感じでしょうか。
でも、内容はしっかりとしています。
八つ橋が京都のお土産の定番となった由来とか、
すぐき漬けが地域限定で生産されている理由とか、
しっかりと読んでみると、なかなか深いところまでついているのです。
嵐山の地名の由来なんて、知っていそうであんまり知られていないし・・・
京都の街の角に散髪屋さんが多い理由とか・・・
情報量はそれなりに、いろいろとつまっているという感じです
このあたりも、
京都の懐の深さではないでしょうか
謎を求めて散歩することは
どこででも、それなりに出来るはずですが
これだけの、興味深い謎が集められるかというと・・・なかなかそうはいかないでしょう
謎があるということは
興味・関心が持たれている証拠。
だから、京都はいい!
そんなことを感じさせてくれる一冊です。
京都検定対策にもぴったりでしょう。
- 京都ふしぎ散歩 (だいわ文庫)/大和書房
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お勧め度
★★★★