マイクベルナルド | 京太郎オフィシャルブログ「きょうたろうの有名ロード」Powered by Ameba

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みなさんこんにちはー




コンビニクジでドラクエバージョンをやったらクッションが当たりました!






知っている人も多いかと思いますがK-1の四天王のマイクベルナルドが亡くなりました。







僕の中ではK-1のマイクベルナルドではなく1人の人間としてのマイクさんなのでマイクさんと呼びます。






なぜかというと僕はマイクさんの故郷南アフリカに行きマイクさんの人間性や素晴らしさを目の当たりにしたからです。






マイクさんがK-1に出てた時はまだ小学生だったのでテレビの前で真剣に見てました。




その頃からマイクさんは僕のヒーローでした。







それから高校1年の時からK-1を目指すようになり19歳でデビューして21歳の時にマイクさんと初対面します。







フジテレビの企画で「K-1トライアウト」という企画でK-1選手を発掘しようというテーマです。





僕は100人の中から合格者として選ばれ第二次合宿に進出しました。






千葉での合宿ではマイクさんとホーストさんがメインで2泊3日?に渡りマイクさんとホーストさんが先生となりテクニック練習や体力トレーニングをみて頂きました。その時にマイクさんの人間性を知ると共にチームマイクベルナルドに選らんで頂き南アフリカ行きが決定しました。







マイクさんは南アフリカでは大学に通っていたり南アフリカという国では少年犯罪が多くて問題になっていたので少年院にボランティアで行って更生的な事をやられていた。







その時にマイクさんは

「少年犯罪を無くしたい」と言っていた事が印象的です。






自分のジムもオープンさせて後進の育成もやられていた。






南アフリカではジムでマイクさんにミットを持って頂き練習、朝早くからウエイトトレーニングと芝生の上でのダッシュもやった。






マイクさんにお寿司屋さんにも連れて行って頂き色んな話をした。





マイクさんは僕達が日本語しか喋れないから知っている日本語で喋ってくれたからいっぱい会話が出来た。







本当に優しくて何より暖かい人やった。




マイクさんからは技術的な事はもちろん精神的な事を教わった。









マイクさ自身スパーリングパートナーが居なくて格闘技人気の低い南アフリカでボクシングで世界チャンピオンになってK-1であそこまで上り詰めた人物。






現役の時は相当の覚悟を持っていたのでしょう。






二週間の修行を終えて帰る時は空港まで送って頂き数週間後に予定されていた日本でのトーナメントに来て頂くという事だったので楽しみにしてたけど試合当日はマイクさんの都合で来れなくなり南アフリカで会ったのが最後になった。










その時のトーナメントではあんなに気持ちの弱かった僕がフラフラになりながら逆転優勝。







そこでK-1の試合に出場する権利を得て僕のK-1ロードがスタートした。





マイクさんに勇気を出してサインをお願いしたヘッドギア







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スパーリングをするのは凄く怖い。



毎回スパーリングをする時はこのサインを見てからリングに上がる。







サインには「頑張って」と書いてくれた。





生きててたくさんの頑張ってを頂くけどこの頑張ってほど心強いものはない。






それ程僕に影響を与えた人。









マイクさんはボクシングからK-1に来た人。











僕はK-1からボクシングにいった人。




だから僕のボクシングの活躍をいっぱい見て欲しかった。






また会いたかったけれどマイクさんの選んだ道やから残念という言葉は使わないでおこう。








あれだけ戦って来た人でもうつ病に勝てなかった。



改めてうつ病の恐ろしさをしった。






なぜこうなったのか色々考えてみた。





あれだけ20代で輝くと後の人生が霞んでみえるのか。



スポーツ選手の第二の人生はそんなに大変なのか。







K-1が衰退していったのが寂しかったのか。






本当の原因はわからないけど僕はもっと力強く前を向いて生きて行こうと思う。







最後にマイクさんありがとう。


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