城ヶ島、1000万年前の海底を歩く〜うっすら富士山とともに | アトピーたけちゃんと富士山

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アトピー、腰痛、、、自然が、富士登山が、フル充電してくれた!!
自然体験から学んだことや日々の経験いろいろ

さて、今週はどこにしようかな。

とにかく自然の中を歩くのが
僕にとって一番の良薬。
 
準備をしたのは
「御正体山」
天気によっては
「九鬼山」
でした。
 
金曜日の会社がえりに
地形図を買いに
有楽町の本屋に行きました。
「山と高原地図」の2017年版が
発売されていて
「奥多摩・奥秩父総図」
を、下見させていただきますと。
B面「周辺図」が、
富士山、箱根、丹沢から北の山域を
浅間山くらいまでカバー。
これはいい!
富士山周辺を
一枚で広く見れる地図が欲しかったので
購入させていただきます。
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地形図を数枚、あわせて購入して
帰宅しました。
 
う〜む・・。。
なんとく身体が重い。
 
明日は、通い慣れた
高尾山か大山がいいかもしれない。
と思いながら
床につきます。
 
ハッ!
目が覚めたら、
目覚ましを止めて1時間後。
これは完全にでおくれました。
今日は、山に登るのはやめ、
城ヶ島に行って水平方向に
海岸線を歩くことにしました。
城ヶ島は1500-700万年前に
海に降り積もった土砂などが
陸地にグニャグニャ押し付けらて
できた島、とのこと。
1000万年前の海底を歩くことになります。
何度か歩きましたが
自然の造形に驚かされる
素敵な島です。
 
京急川崎駅で
三浦半島ワンデイ切符を購入し
7:58の快特に乗り、三崎口に向かいます。
三崎口からは9:12のバスに乗り、
白秋の碑のバス停で降ります。
菜の花畑で
パシャり。
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今回は、
『神奈川の自然をたずねて』 
に沿って歩くつもり。
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本の中の城ヶ島コースの
案内図には①から12まで、
番号がふってあり、
これを順番にたどります。
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ところが
「①港の北側の崖」の場所が
よく分かりません。
駐車場の先のトンネルを 
くぐってしまうと、
城ヶ島公園に行ってしまうのだけは
はっきりしています。
昨日買った地図に城ヶ島も載ってますが
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あまりに小さくて。。
とりあえずは
菜の花畑から
バス停に戻り
神奈川県水産技術センターの横の
脇の舗装道路を
入って行きます。
先でゲートが出てきて
車はこれより先は入れないようです。
小さな港?にでました。
山が見えます。
あのツインピークは
房総の富山らしい。
左には鋸山でしょうか。
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左を見ると、
ありました!
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「渦巻き葉理(ようり)、コンボリュートラミナ」と、本にあります。
すごいですね!
何が起きると地層がこうなるのでしょうか。
海側に寄って、ルーペで見ると
たしかに化石らしきが!
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いやぁ、楽しいですね!
次は「②コンクリートの橋」を探します。
 
落石危険
 
立入禁止
 
とあります。
 
足回りがおぼつかない場合や
雨が降った翌日などは
絶対に立入らないほうがよいです。
 
安房崎灯台方面に着きます。
房総半島がきれいに見えます。
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州の御前社でお参りをさせていただ
先に進みます。
ゆっくり海を見ながら
歩きます。
山で岩稜を歩くのと
なんら変わりはありません。
境界が空なのか、海なのか、の違いと
傾斜が違うくらいで。
城ヶ島は地層が
ひっくり返ってるくらいですから、
慎重に歩くにこしたことはありません。
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海の中に富士山型の岩を
見つけてしまいました(o^^o)
 
貝をいじったり、
カニのナキガラを発見したり、
しながら、 
道草を食いながら歩いていると
あっという間に11時半になっていました。
時間を気にせずに
あちこち立ち寄りながら歩く、
というのは、
なかなか山歩きのときには
できないことですね。
しかし、少しペースをあげねば。
今回は島の西側をよく見たいので。
 
海岸から「③城ヶ島公園」に上がり、
展望台を楽しみます。
たった標高36mで、
360度のパノラマ展望が楽しめるってすごいですね!
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公園の駐車場を抜け
「④ウミウ展望台」
「⑤馬の背洞門」
「⑥ポットホール」
「⑦砂浜から岩石海岸に移り変わる北側斜面」
「⑧逆断層」
と、どんどん飛ばして行きます。
⑦を探ってるときに、
青色で尾が紫の野鳥に遭遇。
後で調べたら
 
海抜ゼロメートル。
暑い!
汗をかいてカユイ!
頭の中は、
「先にお風呂にする?
それとも食べてからにする?」
が、ヘビーローテション。
 
トイレに寄って
取り壊し中の旅館の脇を
海岸西の食堂へ抜け、右折し、
足はもうほとんど
京急城ヶ島ホテルの
日帰り入浴に向かっていました、
が、
少なくとも
「⑩火炎状構造(フレーム構造)」
だけは、見て帰るぞ、
と思い直し、足は再び海岸方向へ。
そして、通り過ぎた食堂を遠巻きに
入江方向に戻ります。
あった!あった!
こんなに目立つ。
そこかしこにあります。
こうなると夢中になってしまいますね。
ウロウロ、ウロウロ見て回ります。
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「⑨火山豆石」も見つかり、
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向斜構造(7-12)にも納得、
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「12.西崎磯のスランピング構造」
「11.城ヶ島灯台」に登って上から「向斜構造」を実感し、
これで気兼ねなく
お風呂に向かいました。
今回はお風呂から
富士山はくっきりとは
見えませんでしたが
江ノ島、箱根、丹沢あたりは見え、
ゆっくりと過ごします。
お風呂からでて
ソバを食べ
さて帰ろうとしたら
目の前で
トンビがピーヒョロヒョロ。
こんな身近で自然を楽しませてもらえて。
楫の三郎山神社で
お礼のお参りをさせていただき
満員バスをやりすごして少し待って
帰りのバスに乗り込み
17:28の三崎口発の快特に揺られて帰宅。
 
大地のチカラを
十ニ分実感できた一日でした。
 

 
 
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