キラッ

キラッ

真っ白な雪に反射する太陽の光。

しかし、それは雪ではない。

思わずしてしまう身震いも、寒いからではない。ただただそれを恐ろしく思う気持ちがそうさせているだけだ。

繁栄の王国、アレクサンドリアの誰もが認める女剣士、ベアトリクス。

彼女が剣を振るうと、剣先が美しく輝き、固唾を飲んで身震いする。

その様から、彼女は「雪女」と言われた。

風貌は美しかった。
艶のあるブランドのロングヘアは、先が胸元でしなやかにカールし、気品を漂わせた。
スラッとした切れ長の二重まぶたに小さく、細目の唇、鼻はまっすぐそびえていた。
体つきも女性らしい柔らかいラインではあるが、全体的にシャープで足が長かった。

しかし、感情表現の少なさと忠誠心高く命令を徹し、部下にも徹させる様は冷たく、雪女という響きにちょうど合っていた。


キラッ

キラッ

今日はひたすら剣が輝く。