再婚相手の借金&浪費&給料大幅減のおかげで


毎月の 生活が極限まで苦しくなり


それでも なんだかんだと理由をつけて


私からお金を引き出そうとする再婚相手に


『もう、お金ないから。食べるものもない状態だから。』 と


お金を渡さずに断る事が増えた私。



(この当時はギャンブル依存症という病気も知らなかったので


依存症の対策をとっていた訳ではなく


本当に食べるものに困っていて 渡すお金が無かったからです)



お正月もおせちなどは用意できず、お正月らしい物は


激安で買ったお餅しか用意できませんでした。(TωT)



ほぼ、お餅しか食べられないお正月を過ごした 2008年1月のある日・・・


朝7時30を過ぎた頃、再婚相手の携帯が鳴りました。


目覚ましではなく、着信音です。


私は起きてましたが、再婚相手はイビキをかいて寝てました。


着信音に目を覚まし、『・・・はい・・・。』・・・と


寝ぼけた声で電話に出た再婚相手。



『はい。・・・はい。・・・はい?私ですが・・・?』 と、電話で誰かと話しながら


少しあわてた様子でベッドから起き出し、私の居るキッチンへ来ました。


私は 再婚相手の近くに居るのが嫌で


少し離れたところに移動し、掃除を始めました。



再婚相手はメモをとりながら しばらく誰かと話し


『今日ですか・・・仕事なんですけど・・・わかりました、行きます。』


・・・と言って電話を切りました。



この電話のやりとりは、普段の再婚相手の会社の人との


偉そうな話し方とは 全然違う 言葉遣い&話し方だったので


さすがに気になり 『こんな時間に何の電話?』 と私は聞きました。



『俺は、何も悪いことしてないからね・・・。


それだけは、心配しなくていいからね・・・。


・・・実は、警察からの電話だったんだよ。』



再婚相手が話しながら取っていたメモには


警察署の名前と電話番号が 書いてありました。



その時、警察から電話があったのは本当だと私は信じました。


そして・・・家族に対して 十分悪いこと、してるんじゃないの?


いっそのこと捕まっちゃえ!詐欺罪で逮捕だっ!!(`ε´)


・・・と思いましたが そんな事をストレートに言えない関係なので


『警察が、こんな時間に何の用件で?』 ・・・と聞きました。



再婚相手が言ったのは・・・


交通事故が原因の身元不明の遺体が ○○警察署の遺体鑑識課にあって


名前だけは警察署で調べがついたそうです。


・・・が、住所・職業などの情報がなく


(恐らく住所不定、無職の人のご遺体)


遺体の名前から、再婚相手の父親である可能性があるから


身元確認に警察署まで来て下さいと言われたそうです。



警察の人が言った名前は 苗字が違っていたけど


下の名前は父親の名前と同じだったそうです。



再婚相手の父親は、再婚相手が赤ちゃんの時に失跡していて


父親の顔も見たことが無いと 私は再婚前から聞かされていました。



『身元確認って・・・。顔見ても、わからないんじゃないの・・?』


素朴な質問を再婚相手にしてみました。(・・?



『小さい頃、母親に写真を見せてもらった事がある。


事故だから、遺体がどういう状態かわからないけど


もし、父親だったら、見ればわかると思う・・・。』


・・・と、再婚相手は複雑な 面持ちで


ちょっとショックを受けている様子で言いました。



『警察ってすごいね・・。携帯の番号なんて、どうやってわかったんだろう?』


・・・と、また素朴な質問を再婚相手にしてみました。(・・?


『そうだよね。警察って情報持ってるもんなんだね・・・。驚いたよ。


こんな事ってあるんだね・・・。』 と、再婚相手も驚いてました。



そして、○○警察署までの交通費と


遺体が父親だった場合の手続きなど、何があるかわからないからと


1万円を渡し (私にとっては少ない食費から出す、限度額でした)


気をしっかり持つようにと励まし、再婚相手を警察署に向かわせたのでした。



(また、長くなってごめんなさい。またまた・・・続きます。)(。-人-。)