約300万円の借金が発覚して
娘たちの進学用貯金でなんとかしよう、と決意した私・・・。
離婚せずにやり直すしかない、と決めたからには
夫婦関係がギクシャクしないように、再婚相手に
『なんでもっと早い段階で言ってくれなかったの?』とやさしく聞きました。
『今までずっと1人でかかえ込んでて・・・。ずっと言おうと思ってたんだけど
言えなくて。毎日悪夢にうなされて・・・。ホント辛くて苦しい毎日だった・・・。』
・・・ホォォ~。どう見ても今まで偉そうにふんぞり返って
王様のように過ごしてましたけど?
あれが苦しくて悩んでる人の姿なんですか・・・。(?_?)
私は娘たちの進学用のお金で借金を返して未払いの家賃なども払う代わりに
これからはお給料から娘たちの進学用貯金を最低でも毎月3万円
余裕がある時はある分だけ積み立てて行くから。・・・と言いました。
再婚相手は借金まみれの状況がなんとかなりそうでホッとした様子で
『絶対に娘たちは大学でも専門学校でも、行きたい道へ進めるようにするから。
今まで以上に頑張って働いて、絶対返すから。これからの自分を見て欲しい。
今日から0からのスタートだね。2人で頑張って行こうね。』と調子良く言いました。
・・・あの~。再婚して3年経って0も勘弁して欲しいし
その上マイナスなんですけど・・・。(-"-)
そして神経を逆撫でする再婚相手のありがちな一言。
『俺のお金はなみのお金。なみのお金は俺のお金、だよね♪』
私 『そ・・・そうかな?一応娘たちのお金だったんだけどね・・・。』
(↑やり直すつもりでいた時のせいいっぱいの反撃の言葉です。弱いです、私。)
私の心は・・・今まで最低限の生活費以外全部『俺のお金』にしてたくせにっ!!
それに私の貯金は娘たちのお金だってずっと言ってきたのにっ!!
・・・と叫んでましたが、なんとか抑えました。
話し始めたのが夜中だったので、すでに早朝3時頃になってました。
とりあえず、明日は会社を休んで私と一緒に銀行に行き
借金の返済や家賃の振込みなどをすると約束して寝る事にしました。
『いや~。良かった良かった。今日からはぐっすり眠れる。
もう何も隠してる事はないから。信じてね。隠し事がないっていいな~。』
・・・と言いながら、再婚相手はいつもと変わらず
布団に入って2分でぐっすり眠りました。
私は眠れず、偉そうにしている再婚相手を本当に偉い人だと信じて
甲斐甲斐しく尽くしてきた(←ちょっとオーバーですが)3年間の日々の事や
たまに家に居る時はトドのような再婚相手の事を気遣い
クタクタになるまで肩を揉んだり、感謝の手紙を渡したりしていた娘たち・・・。
娘たちが産まれて、どんなに生活が苦しくても貯め続けてきた貯金のこと・・・。
そろそろ買う予定だったマイホーム・・・。
昨日まで頑張って夢に向かって順調に歩んでいたつもりだったのが
今日すべて消えて無くなってしまった・・・そんな気分でした。
これからまたホントに頑張っていけるだろうか・・・。
こんな大事な事を隠していた再婚相手をこれから信じる事ができるのか・・・。
気持ちはどうもスッキリとはいかず
モヤモヤとしたまま、浅い眠りに着きました。