流行語大賞はアレか、アレ以外か!・・・と、前も後も容赦なかったイクイノックス | アレか、アレ以外か! ~矢吹京介のヘビーなスコーピオン~

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新語・流行語大賞はアレか、アレ以外か!


先週の金曜日(1日)、ユーキャン新語・流行語大賞が発表されましたね。

今年は阪神タイガースの岡田彰布監督が広めた『アレ』が選ばれました。

優勝を意識しすぎないように言い換えた言葉で、何かを言い換える言葉としてお馴染みですね。

トップ10に選ばれた『ペッパーミル・パフォーマンス』や昨年の大賞『村神様』は特定の固有名詞やし、その他候補の『憧れるのをやめましょう』なんて「いつ使われてんねん!」と思いますが、『アレ』は阪神タイガースの躍進で、特に関西圏でよく使われました。

なので、今年の大賞は納得の選考ですね。


【今節気のヘッダ画像】
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【次回の安威川フラッシュ】(変更の場合あり)
2024年3月19日(火)10時~14時 最大放流量 毎秒5立方メートル


さて。

まずは先月の19日(日)に行われました第40回マイルチャンピオンシップ。

秋のマイル王を決める一戦は京都競馬場の芝1600mで行われます。

1番人気になったのは2年前のこのレースで2着だったシュネルマイスター。

必走要素等を持つ1番人気で鞍上もC.ルメール騎手でしたが、“前哨戦仕様”の前走から更に馬体重が増加していたので「シュネルマイスター、追い込み届かず」と予想しました。

なお、ワタクシの買い目はソウルラッシュ。

ソウルラッシュの単勝とプクプク(複勝×2)がワタクシの馬券でしたが、この馬券はアレに届くことができたでしょうか?





最後の直線で差しきると思ったソウルラッシュですが、ナミュールの急襲に遭い2着に敗れましたね。

鞍上のJ.モレイラ騎手も「1頭、強い馬がいました」とナミュールの末脚力に脱帽したということです。

そのソウルラッシュ、次走は海外G1の香港マイルに臨むということです。

香港マイルでは、是非とも差しきってほしいですね。

一方で、予想通りに末脚届かずの7着に敗れたシュネルマイスター。

既述の状態で、さらに上がりでも加速力を求められる展開では仕方がない結果でした。

そのシュネルマイスターはこのレースを限りに引退し、社台スタリオンステーションで種牡馬になるとのことです。

子どもたちの活躍が楽しみですね。


【香港マイル(海外G1)】
12月10日(日) シャティン競馬場 芝1600m


次に。

先々週の日曜日(26日)に行われました第43回ジャパンカップ。

国内最高峰のレースであり世界屈指の国際レースでもあるこのレースは、東京競馬場の芝2400mで行われます。

1番人気は現役世界最強馬のイクイノックス。

必走要素等を持つ1番人気で、鞍上もC.ルメール騎手でしたので「イクイノックス、前も後も容赦なく!」と予想しました。

なお、ワタクシのもう1頭の買い目はリバティアイランド。

リバティアイランドとイクイノックスの馬連とワイドの買い増しがワタクシの馬券でしたが、この馬券もアレすることができたでしょうか?





イクイノックスを追走し、2着に食い込んだリバティアイランド。

普段なら優勝していてもおかしくない内容でしたが、今回は相手が悪かったですね。

そのリバティアイランドは年内は休養ということですので、今年の疲れをゆっくり癒やしてほしいです。

一方、前も後も容赦ない激走でG16連勝を飾ったイクイノックス。

今後は「様子を見てから」としておりましたが、有馬記念出走を見送っただけでなく電撃的に引退しましたね。

馬主であるシルクレーシングの米本昌史代表によると、「有馬記念に万全な状態での調整が難しいと判断し、出走を見送ることにしました。それと並行し、種牡馬として素晴らしいオファーもいただきましたので、種牡馬入りさせることになりました」とのことです。

なお、イクイノックスの初年度種付料は2,000万円で、これまで国内産の初年度最高額だったコントレイルの1,200万円を大きく上回るとのこと。

そりゃ、素晴らしいオファーですわ!

では、近い将来にその産駒がイクイノックスが果たせなかったダービー制覇を成し遂げることを楽しみにしたいですね。


【有馬記念(G1)】
12月24日(日)中山競馬場 芝2500m


そして。

先週の土曜日(2日)に行われましたステイヤーズS。

中山競馬場の芝3600mで行われます暮れの名物マラソン競走(国内平地競走で最長距離の重賞レース)で、来春の天皇賞(春)につながっていきます。

1番人気はキングズレイン。

必走要素を持たない1番人気でしたので「キングズレイン、末脚届かず」と予想しました。

キングズレインはその予想に反して、差しきってアレすることができたでしょうか?





キングズレイン、予想通りに末脚届かずの5着に終わりましたね。

今後は未確認ですが、鞍上のW.ビュイック騎手は「距離適性自体はあると思います」と残しておりますし、管理する手塚貴久調教師も「長距離路線で通用しない馬だとは思っていない」と先を見据えております。

次走も長距離路線の重賞に臨むようだと、推しですね!


【天皇賞(春)(G1)】
4月28日(日)京都競馬場 芝3200m


最後に。

先週の日曜日(3日)に行われました第24回チャンピオンズC。

中距離のダート最強馬決定戦は中京競馬場のダート1800mで行われます。

前日最終オッズでは、1番人気は5連勝中の3歳馬セラフィックコール。

必走要素等を持つ1番人気で鞍上もM.デムーロ騎手でしたが、出遅れ癖を持つ1番人気でしたので「セラフィックコール、末脚届かず」と予想しました。

セラフィックコールこそ、その予想に反してアレすることができたでしょうか?





セラフィックコール、行き脚付かずに末脚不発で10着に終わりましたね。

ただでさえ危険要素がある上に、上がりでも加速しているレースではお呼びでなかったようです。

今後は未確認ですが、東京大賞典や川崎記念に臨むようだと狙ってみたいですね。

一方、最終で1番人気になったレモンポップは見事に逃げきって優勝しましたね。

同一年のJRAダートG1完全制覇は、後半がチャンピオンズCになってからはゴールドドリーム以来2頭目ということです。

確かに馬の能力が抜けていたようですが、その上に鞍上の坂井瑠星騎手も上手く騎乗しました。

お見事でした!

そのレモンポップは放牧に出て、今年の疲れを癒やすとのことです。

レモンポップのさらなる飛躍を楽しみにしております。


【東京大賞典<東京シティ競馬>(G1)】
12月29日(金)大井競馬場 ダート2000m


【その他重賞等の1番人気馬】
11月18日(土)東京スポーツ杯2歳S(前哨戦):フォルラニーニ、行き脚つかずからの末脚不発で8着。

11月25日(土)ラジオNIKKEI杯京都2歳S(前哨戦):シンエンペラー、差しきって勝利。

11月26日(日)京阪杯(重賞):ルガル、トウシンマカオに差し負けて2着。

12月2日(土)チャレンジC(重賞):ガイアフォース、前倒れの競馬で6着に沈む。


そういうわけで。

来年は阪神タイガーズに球団初となる2年連続のアレを果たしてほしいと思う矢吹京介でした。

関西メディアの皆さん、足引っ張らんといてやぁ!


【今週のG1レース】
12月10日(日)第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神競馬場11レース)




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