土曜と違うで、土用やでぇ。
先週の土曜日(23日)は土用の丑の日でした。
今年も美味しく鰻をいただきましたが、夏土用の丑の日に鰻を食べる習慣が広まったのは江戸時代ということですね。
そもそも土用とは暦の雑節で、定気法では二十四節気の四立(立夏・立秋・立冬・立春)の18度前から四立の前日(節分)までの期間をいい、暦の上では季節の変わり目にあたります。
※ 日本の国立天文台は暦要項の雑節で定気法での各『土用の入り』の日時を発表しており、この夏土用は7月20日でした
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、季節の変わり目にあたる土用は「新しいことはせずに養生しましょう」という教えがあります。
その中で『土用の食い養生』というものがあり、春土用の丑の日には『い』、夏土用の丑の日には『う』、秋土用の丑の日には『た』、冬土用の丑の日には『ひ』の付く食べ物をとると良いとされています。
で、江戸時代。
経営危機だった知人の鰻屋を救うために、蘭学者の平賀源内先生が「(夏)土用の丑の日に鰻を食べると夏負けしない」と宣伝したことから、夏土用の丑の日に鰻を食べる習慣が広まったとされております。
あくまで一説ですが。
【今節気のヘッダ画像】
さて。
先週の日曜日(24日)に行われました中京記念。
中京競馬場の芝1600mで行われます『サマーマイルシリーズ』の重賞レースですが、今年まで小倉競馬場の芝1800mで行われます。
中京でなければマイル(1600m)でもないと、ツッコミどころ満載のレースはファルコニアが1番人気になりました。
必走要素を持たない1番人気でしたので「ファルコニア、残念ながら末脚不発」と予想しました。
ファルコニアはその予想に反して、末脚を炸裂させることができたのでしょうか?
予想通りに末脚不発で3着に終わったファルコニア。
次走は未確認ですが、マイルの重賞なら巻き返しに期待したいですね。
いつも必ず何かに差されているのが気になりますが。
【サマーマイルの重賞】
7月24日(日)中京記念(小倉競馬場 芝1800m)
8月14日(日)関屋記念(新潟競馬場 芝1600m)
9月11日(日)京成杯オータムハンデキャップ(中山競馬場 芝1600m)
そういうわけで。
今年(2022年)の夏土用は丑の日がなんと2回もあります(※)
次は4日(木)が丑の日(二の丑)となっておりますので、今週のクイーンSかアイビスSDを的中させて、二の丑も鰻を頂こうと思う矢吹京介でした。
二の丑は土曜と違うでぇ。
※ 土用は約18日間に対して十二支は12日で一回りのため
【今週の注目レース】
7月31日(日)
クイーンステークス(札幌競馬場11レース)、アイビスサマーダッシュ(新潟競馬場11レース)