旧暦8月15日の月は「十五夜(の月)」と呼ばれて、それを眺める習慣はあまりにも有名ですが、旧暦9月13日の月も「十三夜(の月)」と呼ばれて、2回目のお月見をする習慣があるようです。
十五夜の月が中秋の名月ならば、十三夜の月は晩秋の名月というところでしょうか。
ちなみに、十五夜と十三夜のどちらかだけを眺めるのは「片月見」といわれて、縁起が悪いとされているようですが、確かに十五夜の月で「一杯」したならば、十三夜の月でも「一杯」しないとお月さまに失礼ですね(笑)
今年の十三夜は来週の月曜日(18日)ですが、この日曜日以降急激に気温が下がるようですので、「月見うどんで一杯」ならぬ、「鍋焼きうどんで一杯」 !?
さて。
まずは、先週の土曜日(9日)に行われましたサウジアラビアRC。
東京競馬場芝1600mで行われる2歳重賞で、暮れの朝日杯FSや今後のマイル路線につながっていくレースになります。
1番人気はディープインパクト産駒のコマンドライン。
コマンドラインは必走要素を持たないお馬さんでしたので、「コマンドライン、先行するも押しきれず」と予想しました。
結果は予想通りか、それ以外か!
コマンドライン、早めに位置を上げていって見事に押しきりましたね。
鞍上のC.ルメール騎手が「2回目の競馬なので後ろで競馬したかった。ペースが落ち着いたのでポジションを上げていったけど、ゴールまで反応して伸びてくれたね」と話せば、管理する国枝栄調教師は「操作性はもともと高いし、距離が延びても大丈夫。ダービーまであと何日だっけ?」と口調滑らかに来春のクラシックを目指すことを口にされました。
コマンドラインの「無敗街道」がどこまで進むかはわかりませんが、ディープインパクト産駒の活躍に大いに期待したいですね!
次に。
先週の日曜日(10日)に行われました京都大賞典。
京都競馬場改修工事の影響で来年まで阪神競馬場芝2400mのコースで行われます一戦は秋の王道路線の前哨戦になります。
1番人気は前日最終オッズではヒートオンビートでしたが、最終オッズではアリストテレスになりましたね。
結果はどうだったでしょうか。
アリストテレス、マカヒキに差し負けて2着に終わりましたね。
レースラップを見ると差し負けというよりスタミナ負けという感じがしたとおり、鞍上のM.デムーロ騎手も「久々のぶん、甘くなった」と語ったとおり、次走では最後まで粘り込んでくれるでしょう。
なお、次走はジャパンCを予定しているということで、コントレイルとの白熱した末脚比べを再び見せてほしいですね!
【ジャパンカップ(G1)】
11月28日(日) 東京競馬場 芝2400m
最後に。
同じく日曜日(10日)に行われました毎日王冠。
東京競馬場芝1800mのコースで行われます一戦は秋の天皇賞の前哨戦になります。
1番人気は今春のNHKマイルCで優勝したシュネルマイスター。
そのシュネルマイスターは必走要素を持たない1番人気でしたので、「シュネルマイスター、末脚不発!」と予想しました。
そこで前走の安田記念(G1)で勝利しているダノンキングリーの単複で勝負しましたが、その馬券はイイ波に乗ることができたでしょうか !?
ダノンキングリー、最後の最後でシュネルマイスターに差しきられて惜しくも2着。
ヘッジの複勝も120円しか付かなかったので、その馬券、ガミってる(泣)
で。
見事に末脚を炸裂させて勝利したシュネルマイスターは、優先出走権を得た天皇賞(秋)ではなくマイルCSに向かうようです。
当然、買い目の最有力候補ですね!
【マイルチャンピオンシップ(G1)】
11月21日(日)阪神競馬場 芝1600m
【その他重賞等の1番人気馬】
10月11日(月)マイルCS南部杯(Jpn1):アルクトス、好位差しきりでこのレース連覇
【今節気のヘッダ画像】
そういうわけで。
この日曜日を境に急激に気温が下がります。
皆様、体調管理には十分ご注意いただきたいと存じます。
来週は久々に「独り駅前部」の矢吹京介でした♪
【今週のG1レース】
10月17日(日)第26回秋華賞(阪神競馬場11レース)