キャンプ中の使った食器の洗い方・・・「重曹」知ってるかな？

キャンプスクールでは、出来るだけ環境に配慮した方法で生活したいとおもいます。
自然やそこに暮らしている生き物たちのことを考え・・
そのために、どんなことが必要なのか？

その一つ、食器の洗い方に注目します。
キャンプスクールで使用するキャンプ場は、美しい海が目の前に広がります。
この美しい海に、ブクブクと洗剤の泡が流れ出しては大変です。

そこで、「重曹」というものを使います。
重曹ってみんな知っています？
正式名称は「炭酸水素ナトリウム」といいます。

重曹は弱アルカリという性質で、海水の中にも含まれている成分です。
重曹（炭酸水素ナトリウム）は、名前に「炭酸」が含まれているとうり炭酸ガスを発生させます。
レモンやミカンなどすっぱい（酸っぱい）ものにふりかけると、シュワシュワ～と反応して炭酸が！
それに、ベーキングパウダーやソーダ飴、ワラビなどの山菜のアク抜き、松の実などの臭み取り、豆を早く煮るため、肉を柔らかくする下ごしらえ・・・・・などなど食べ物にも料理にも使われます。

お皿についた少しの油や汚れは、この重曹でこすったり、つけて置くと落ちます。
でも、食べ物のカスや油を消し去るということではありません。

食器の洗い方で、洗剤を重曹にすれば環境にいい！ということではなくて
一番大切なのことは①食べ物を必要以上につくりすぎないこと②食べ物を残さないで食べること③お皿についた食べ物をきれいに最後まで食べてあげることが何より大切です。
そして、最後に重曹などで洗ってあげることが環境によりいいことになります。


何より「きれいな海を汚したくない・・」という気持ちになることで
食器の洗い方も自然に変わってくるのでしょうね。

キャンプ場目の前の海・・絶対汚したくないですね。