◆ | 受験日本史。意外に知られていない合格の秘訣。

受験日本史。意外に知られていない合格の秘訣。

受験生だった時、ある教師の導きで苦手教科の偏差値30UPを体験。それは決して特殊なこと、難しいことではなく極めてベーシックな盲点・コツを身に付けるだけだった。世間で人気を集めた学習法はウソだった。では、本物の偏差値劇UPのコツはどこにある?毎回紐解いていきます。

◆2000早大(政)出題。華族制度の廃止は1947年。本当にここまで覚えないといけないの?

私の勤務する高校の生徒から、ある噂を聞きました。

琉球の帰属問題を駐在しようとした

前アメリカ大統領グラントの調停案である先島分島案。

199年早稲田大学商学部で詳細に問われ、

「本当にここまで覚えなくてはならないのですか?」と。

確かに1999年早稲田大学商学部が

詳細に出題したのは間違いない。

結論から言うと

この問題を解けないのが原因で

不合格になることは絶対にない。

早慶上智大に上位で合格できる受験生も

こういうことまで

覚えている人は殆どいない。

この問題は

グラント案の詳細

先島が含む島の詳細、

日本・清の対応

全てを知らないと正解を出せない問題で

教科書に全て記載されていると言っても

ここまでを完全に覚えている受験生は

早慶上智ですらほとんどいない。

ある意味

意表を突く問題だから

滅多なことでは繰り返して出題してくれない。

事実1999年に一度出題して

早稲田も一度も繰り返して出題していない。

にも関わらず

一度、早慶上智など有名大で出題されると

「早稲田が出した!これて差がつく」なんて言って

受験生を煽り立てて

覚えるのを大流行させるセンセイも現れるわけですね。

しかし、そういうセンセイは

99%の確率で何年も外し続ける。

そして、こんなマニアックな事項を全部教えているセンセイもいるとききましたが、

滅多に出題されない事項まで詰め込み、

時間を浪費させているわけですから

かえって基本的な頻出事項もボロボロになってしまう、

配点の高い英語をボロボロにし

かえって失敗させていることでしょう。

こんなことまで正確に覚えている受験生は

早慶大に上位で合格できる受験生の中でも

非常に少ないということを今一度理解してください。

しかし

「難関大学受験ではここまで覚えないイケナイ」

なんて言う

センセイもいたりして

間に受けて覚えようとした受験生もいるでしょう。

しかし、全部覚え切ることができたでしょうか。

そんな人はほとんどいない。

なぜなら早慶旧帝大に上位で合格した人も

そんなことをやっている人は

ほとんどいないのだから。

マニアックなことを

相当に覚えた受験生がいたとして、

そんな受験生を

カラカラとあざ笑うように

さらに奇想天外なマニアックな事項を出してくるのです。

頭の良い方は

もう気付かれたと思います。

上位合格者も解けない問題として出題しているのです。

だから繰り返して出題することは無い。

解かせない問題だから

次はまた別の

もっと凄いことを出してくる。

今回受験した人は、

この問題を落としても、

それが原因で落ちることは絶対にないと思ってもらいたい。

上位で合格する人の中でも

ここまで細かく

知っていた人はほとんどいない現実を知ってもらいたい。

こういうものを習った受験生もいるだろうが、

覚え切れただろうか?

こういうものを覚え続けている間に

時間が足りなくなってしまった受験生も多いのではないか?

今回たまたま

この問題を解いたにしても

こんな2点を稼ぐために

時間不足になり、

かえってセンター入試でも出題されるような

平易な事項をボロボロに落としてしまった

受験生もいるのではないか。

「難関大学はマニアックなことをたっぷりと覚えないといけない」

といういかにももっともらしく見えるウソに

洗脳されていた受験生は、

なかなか入試の真実に気づけなかったかも知れない。

しかし、

ここまで覚えた人は

早慶大学に上位で合格する受験生にも

ほとんどいないということである。

これは、

実際に合格した人に確かめる機会があれば、

すぐにわかる話である。

受験関係で商売をしている人の中には

こういうものを売りにしている人もいるので、

信用できない。

これから

受験準備を始める高2生は

早稲田大学が出題しているので、

覚えなくてはならないように

思えるかもしれないし、

センセイの中にも、

こういうことを

難関大学合格の決め手のようにおしえ、

しかも、

「これで差が付く」と

受験生を煽り立てる人もいるし、

中にはこういう事項を

練習問題に

わざと改作・追加して

いかにも

いつものようによく出題される事項であるかのように

演出するセンセイもいると聞きます。

今年早慶が出題したことを習うと

いかにもホットにみえるし、

いかにも

着実に合格に近付いているかのように見える。

しかし、

全く間違った受験対策なのです。

なぜなら、

早稲田大学がこういうものを出題した場合、

99%の確率で

最低10年は

同じものを出題しないからである。

早慶大が出題したからというノリで予想する方は、

大体20年間外され続けている。

こういう出題例をネタにして、

マニアックなことや

新課程教科書掲載の特殊な事項が

入試の中心だと思い込ませ

受験生を洗脳して

「難関大学入試の狙い目である」かのように見せかけるならば

詐欺まがいの受験指導だと言われても仕方ないだろう。

入試の難しい問題だけを見せて、

こんな重箱の隅をつつくような難しい問題が入試の中心であるかのように見せかけて、

こう言うものを覚えないと落ちるような雰囲気を作り上げるならば、

それはパワーハラスメントと言われても不思議はない。

もしも、早い時期に受験対策を始め、

しっかりと努力しているのに

本番までに全時代を終われなかったとすると

難しい事項や新課程教科書に掲載された特殊な事項が

「入試の狙い目だ」と言って

受験生を煽り立てる

センセイの責任です。こういう出題例をネタにして、

「難関大学入試の狙い目である」かのように見せかけるならば

詐欺まがいの受験指導だと言われても仕方ないだろう。

入試の難しい問題だけを見せて、

こんな重箱の隅をつつくような難しい問題が入試の中心であるかのように見せかけて、

こう言うものを覚えないと落ちるような雰囲気を作り上げるならば、

それはパワーハラスメントと言われても不思議はない。

もしも、早い時期に受験対策を始め、

しっかりと努力しているのに

本番までに全時代を終われなかったとすると

難しい事項や新課程教科書に掲載された特殊な事項が

「入試の狙い目だ」と言って

受験生を煽り立てる

センセイの責任です。

入試でこの知識を使うことは滅多には無く

万一出ても、

その後当分出してくれない事項です。

今後の出題の可能性がゼロとは言わないが、

10年待たされる可能性の方が高いのです。

だから覚えても滅多なことでは使えない。


実は早慶大に上位で合格できる受験生も

ここまで覚えていた人はほとんどいない。

「習って偉くなった気分になる」

偉くなった気分にしてもらえるだけで

実は学力は全く付いていない。

周りの受験生が覚えていないことを覚えると

差をつけた気分にしてもらえるが、

それは滅多に出題されないものを

覚えさせられただけなのです。

滅多に出ない事項を話術でものすごい知識に見せかけているから

データ捏造などで

いかにも頻出の単語であるかのように見せかけたり、

わざと練習問題の問題文や選択肢に追加して

いかにも良く出題される事項であるかのように

見せかけてくるのです。

こんなことをマスターしようとしたら

高2から日本史の受験対策をやったとしても、

原始時代から現代まで全ての時代をマスターする時間がなくなる。

到底本番には間に合わないであろう。


実はこれが

受験日本史での失敗の原因ワーストワンなのだ。

沢山のことを覚えようとして最後まで終われない。

こんな滅多に出ない単語を覚えようとすると

絶対に一年では終われない分量になり、

必ず挫折してしまう。

世間の多くの受験生が思っているように

難しいことを覚えないから落ちるのではない。

ここをみんな勘違いしている。


実は、難しいことをマスターしようとして、

時間が足らなくなり、

基本的な事項すら得点を取れなくなって

落ちるのである。


これこそが入試の真実である。

取り組むのが遅すぎた場合は別として、

早い時期に始めながら

全部マスターできないのは

難しいことを覚えようとして

暗記量を増やそうとしすぎたからである。


日本史で失敗する受験生の圧倒多数が

昭和戦前すら行き着いていないのです。

これは曲げようのない現実なのてす。


だから、全時代・全分野で、

こんな滅多に出題されないことを覚え足すのは、

それこそ自殺行為なのです。

冷静になって判断すると誰でも分かることである。

だが、多くの受験生は手遅れになったときに

初めて気付く。


もしも、言葉巧みに受験生を乗せるのがうまい人がいて、

入試は難しい問題を中心に作られているように思い込まされて、

こういうマニアックなことを学習する雰囲気が強くなった集団は、

合格率をひどく落としてしまう。


こういうマニアックな単語は

万一出題された場合でも、

落としても不合格になる心配は絶対にない。

もっとオーソドックスな知識を

確実に得点すれば、

十分に合格点を確保できている。

実はオーソドックスな事項を確実にマスターするだけでも

相当に大変なのです。


もっと言うと

こんなマニアックな問題を解こうとする代わりに

もっとオーソドックスな知識、

他教科の弱い点に目配りし、

オーソドックスなことを確実に得点する方が

総合点はさらに10点アップできる。


しかし、こんな出題頻度の低いことも、

「早稲田が出した!慶応が出した!」と煽り立てられると、

早稲田・慶応など難関大学に行ける切符を

もらったように思い込まされる。

覚えないといけないように思い込まされる。


練習問題などに、

わざとこういうことを聞く問題を改作・追加するとか、

問題文とか選択肢に加えるなど、

何らかの操作で何度も見せられてマインドコントロールされてしまうと

いかにも頻出であるかのようにに見せかけられる。

あるいは、

模擬試験で出題されるマニアックな事項を

事前に漏らして「これが難関大学の狙い目だ」と教えておく。

そうするといかにも凄いことを習っているかのように思わされる。

こんな手を使われると滅多に出題されない事項を教え込まれているのに

早慶大に上位で合格した受験生すら覚えていなかったマニアックな事項を教え込まれているのに

いかにも、

難関大学のキーになる部分を教えてもらっているかのように思わされてしまう。

一年間騙され続けることになる。

予備講師のなかには確信犯で、

こういう手を使って、

自分を凄いように見せかけている人もいると聞きます。

こんなことを習って騙され続けるのでしょうか。

さらに

「山川出版社『詳説日本史』を

すみからすみまで暗記するのは当たり前」だと

信じさせられ、洗脳されると、

あるいは、

「入試は難しい問題が中心だ」という

誤った感覚を植え付けられると、


教科書レベルを超えた、

相当に難しい単語も必要だと思い込まされる。

挙句の果てに1年ではできない量を押し付けられて

挫折する。

そのときは、

難しいことまでできなかった自分が悪いと思い込まされて、

泣き寝入りさせられる。

「基本事項は出来て当たり前だ、

難しいことを覚えないと難関大学には合格できない」とか、

「山川出版社『詳説日本史』は、

隅からすみまで覚えて当たり前だ」と、

早慶大上位合格者もやっていないようなことを

マスターするのは当たり前だと洗脳されているから

「できなかった自分が悪い」

思い込まされてしまう。

それは完全に間違った認識を植え付けられている。


では、色々と噂に聞こえてくる、受験生騙しの手口を

暴いてしまいましょう。

①「入試は難しい問題や新課程の教科書に掲載された特殊な事項を聞く問題を

解かないと合格できない」という認識を徹底的に受験生に刷り込む。

実は入試は圧倒多数の問題が、ベーシックなしっかりと勉強していれば解ける問題である。

それを隠して、

わざと、難しい問題や

新課程教科書に新たに掲載された特殊な事項だけを

受験生に見せ、

それが入試の全てであるように見せかける。

「ゆとりの課程が終わったから入試は、

難しくなるぞ」と脅せば、

もっともらしく見えるが、

ゆとりの課程になる以前ですら、

1985年から95年頃の受験人口が多かった時代に比べ、

格段に入試は平易になっている。

その、入試が非常に難しかった時代の

旧帝大・早慶大合格者すら覚えていなかったくらいの

難しい事項、特殊な事項を

マスターしないといけないと言っているのである。

これではお話にならない。

さらに

圧倒的な頻出事項であるベーシックな問題を

「基本問題はみんなできるから」と言って、

いかにもつまらない知識であるかのように見せかける。

本当はベーシックな事項が、

入試では、最も出題頻度が高い得点源なのに

それをもみ消して

人目に付くマニアックな事項が入試の中心だと思い込ませる。

でも、実は滅多に出題されない事項で、

実は、難しい事項や

新課程教科書に新たに掲載された特殊な事項を

得点源にすることは難しいことが

だんだんばれてくる。

頭が良い受験生ほど

早くそれに気付く。

そこで・・・

②データを捏造する

難しい事項、新課程の教科書に新たに掲載されたことは、

実は出題頻度が非常に低い。

ただ、

出題されたことがあるというだけ、

あるいは、

将来、ごく僅かな確率で出題される可能性があるというだけにしか過ぎない。

だから、

本当はそんなものは得点源にに出来ないことを

頭が良い受験生ほど早く気付く。

だから、

入試のデータを捏造して、

練習問題で使う教材などに

マニアックな事項、新課程教科書に新たに掲載された特殊な事項を

わざと改作・追加して、いかにも良く出題されているかのように見せかける。

あるいは、

練習問題の問題文、選択肢にわざと改作・追加して、

入試で、よく見かける事項であるかのように演出して

マインドコントロールをする。

さらに、受験生の心をつかむために・・・

③日本史で得点を稼げば、

いかにも合格できるように見せかける。

素人目には、

こんな言い方をする方が勢い良く見える。

但し、冷静に判断できる生徒は、

すぐに見抜く


難関大学のほとんどは、

英語、国語の配点が高く、

日本史は配点が低い。

単純に判断しても、

日本史で英語、古文の不得意をカバーすることは

非常に難しい。

むしろ、最初は苦しく見えるが、

英語、古文を含めて総合的に力を付ける方が、

はるかに、軽い負担で総合点を伸ばせる。

冷静に判断すれば、

それしか無いことは一目瞭然である。

やってみると

その方が負担が軽く、

総合点も大きく伸びていることに

気付くはずである。

だけど、

「英語とか古文が不得意で逃げたいな」と思っている受験生は、

こんな子供騙しに、

いとも簡単に引っかかってしまう。

そして、「日本史で得点を稼げ」という

センセイが教えている「合格の秘訣」は、

たまたま難関大学で出題された単語で、

その正体は二度と出題されないか、

一度出題されると何年もの間どこの大学も出題しない事項なのだ。



④「山川出版社『詳説日本史』に掲載されたことを

隅から隅まで覚えるのは当たり前だ」と

徹底して受験生を洗脳する。

その上で

受験日本史は難しい問題や

新課程教科書に新たに掲載された

特殊な事項が中心だと思い込ませる。

「ゆとりの教育課程」が終わったことを口実に

「入試がどんどん難しくなる」と言って受験生の恐怖心を煽りつつ、

圧倒多数の易しい頻出問題を隠して、

それだけでは入試に対応できないかのように見せかける。

実は、入試の現実は全然違う。

まず、

A.「山川出版社『詳説日本史』を隅から隅まで覚えるのは当たり前だ」

と言っている点。

全くウソです。

旧帝大・早慶大に上位で合格した受験生も、

山川出版社『詳説日本史』を

隅から隅まで覚えて受験に臨んだ受験生は殆どいない。

いたとしても、

400人に1人いるかいないかの確率である。

実際には、できる受験生など殆どいない。

もしも、無理してやろうとすると

分量が半端無く多いから、

日本史は全てが中途半端になるし、

他の教科を勉強する時間がなくなり

かえって最悪の結果を生んでしまう。

恐ろしいことに、

こういうことを洗脳されてしまうと、

どんなに下手なことを教えられても、

失敗した場合に

「山川出版社『詳説日本史』を全部覚えられなかった自分が悪い」

思い込まされる。

頭が良い受験生ほど、早く本当ものことに気付く傾向が強いです。

東大に現役で合格した、ある受験生の一言を紹介します。

彼は高校3年になる直前の春休みに

「山川出版社『詳説日本史』を隅から隅まで覚えるのは当たり前だ」と

言ったセンセイに出会ったそうです。

その受験生は言いました。

「怪しい!と思いました。」

頭が良い受験生ほど、聞いた瞬間に見抜くようです。


B.「ゆとりの教育課程が終わったから入試が難しくなる」と

いわれている点。

これも、殆どウソです。

ゆとりの課程が終わったとて、

受験人口が競争が激烈だった1990年代に

現在ははるかに入試は楽になっている。

それを隠して、

「ゆとりの教育課程が終わったから入試が厳しくなる」

というのは、何か下心を持って行っているのでしょうか?

しかも、「入試が厳しくなる」と言って、

受験生を煽り立てているセンセイが教えている

「入試の決め手」は、

入試が

今よりも何倍も難しかった

1990年代の旧帝大・早慶上位合格者ですら

解けなかった事項を教えているだけである。

こういう受験対策は 全く意味がない。


しかし、ほかの予備校講師や高校教師が教えない難しいことを教わると

これは、素人目には、いかにもハイレベルなありがたいことに見える。

そして、一見、自分たちだけが偉くなった気分になれる。

しかし、他の講師、教師が教えないことは、滅多に出ないものなのだ。

簡単に言うと覚えても使えない。

でも、「慶應が出した!早稲田が出した!」と言われれば、

どんなに滅多に出題されない事項でも、

いかにもすごいことを

習っているかのように思わされる。

しかし、多少頭の良い受験生は、「おかしいな」と思い始める。

そこで、

⑤標準レベルの模擬試験を、「使い物にならない」

と言って攻撃する。

本当は、標準レベルの模擬試験が、

早慶大も含めて、

どこの大学でも一番沢山出されることを聞いていて、

まず、そういう模擬試験で得点を取れるようにすることが、

そういう堅実な対策をとることが、

あたかも意味のないことであるかのように見せかける。

そして、難関大学向けの模擬試験で出題されるマニアックな事項を

授業で事前に漏らして解けるようにする。

一般的な常識を言えば「そんなことして意味があるの?」と言いたくなるが、

あえて意図してやっている人がいるような気がします。

確かにそんなことをして得点を取らせても学力は基本的に伸びない。

しかし、事前に難しい出題内容を漏らして

「これで差が付く!」などと言っておいて、

その内容が模擬試験で出題されると

「アッ、先生の教えてくれたことが出題されてる!凄い!」と思わされてしまう。

しかも、まともな神経をした先生は、そんなことは、絶対にやらないし、

さらに、まともな先生が絶対に教えないマニアックな出題事項を

事前に漏らして「これで差が付く!」と煽り立てられ、

それが模擬試験で出題されると、

その先生にしか習えない凄い秘伝を教えられたかのように思わされてしまう。

自分を、いかにも凄い先生であるかのように演出するために、

模擬試験を事前に何気無く漏らしているらしい予備校講師は、複数いる感じがしています。


⑥最近噂に聞いたデータ捏造

ある予備校講師が、

2001年慶應で蝦夷征討を行った紀古佐美が、

実際に出題されたように見せかけ、

2009年関西大学で百舌鳥古墳群が出題されたように見せかけ、

2011年上智大学で松永久秀による足利義輝暗殺、

応永の乱のときに将軍に在職していた足利義持が出題されたように見せかけ、

2006年近畿大学で南京条約が出題されたように見せかけ、

2006年慶應大学で猿若勘三郎の中村座、河竹黙阿弥の鼠小紋東君新形が

出題されたように見せかけ、

2006年龍谷大学で、伊藤博文が国立銀行条例を建議したことが、出題されたように見せかけ、

2014年一橋大学で、東京に加え、京都・東北・九州・名古屋・大阪・北海道・京城・台北に帝国大学が設置されたことを書かないといけないように見せかけ、

2003年明治大学・2006年専修大学で台湾銀行救済の緊急勅令に反対した伊東巳代治が出題されたように見せかけ、


「これで差が付く」と煽っていたと

聞きましたが、

こんな滅多に出ないものを

練習問題を故意に改作し、

いかにも現実に出題されたように見せかけ、

さらに「これで差が付く」と言われれば、

いかにもありがたいことを習ったかのように

思い込まされることでしょう。

④Z会など一問一答形式の問題集のみ紹介し、

本物の受験問題を集めた問題集しか紹介しない。

こういうセンセイがウリにしているマニアックな事項、

新課程教科書に掲載された事項は実は滅多に出題されないことばかり。

受験生が、本物の入試問題を集めた入試問題集を沢山こなして

入試問題の本当の姿を自分で理解してしまうと、

すぐに彼らがウリにしている

マニアックな事項、新課程教科書掲載の特殊な事項が

実は滅多に出題されないものだったという

インチキはすぐにばれてしまう。

そういうわけで、

自分がウリにしているマニアックな事項、新課程教科書の特殊な事項を

わざと追加した問題だけを見せ頻出事項に見せかける。

それ以外の本物の入試問題を編集した問題集は、

色々な手を使ってやらせないように仕向ける。

そして、一問一答のみを紹介する。

「これは必要最低限の事項です。まず、これを完璧にしなさい。」

一問一答はZ会の一問一答のように

多少内容を絞り込んだものでも

相当に難しいことも含まれているから、

これを完璧にマスターしようとすれば、

それだけで一年終わってしまう。

本物の入試問題を使った問題演習をする時間は殆どなくなる。

これでは、自分で入試問題の本当の姿を理解出来ないから、

マニアックな事項・新課程教科書の特殊な事項が実は、

今までも出題されなかったし、

実はこれからも滅多に出題されないことを見抜けない。

一年間騙されたままで終わってしまう。

最悪の場合は二・三年騙され続ける。

しかも、正誤判定問題・論述問題は、

本物の入試問題を使ってしっかりとトレーニングをしないと得点力がつかないから、

一問一答のみにハメられた状態だと最悪の結果を生んでしまう。

さらに、

⑤予備校のなかで、自分が一番偉いように見せかける。学歴も詐称する。

他の先生が自分の部下であるかのような話し方をして、

自分が予備校のなかで、一番偉いように見せかける。

さらに学歴も詐称する。

「偉い先生に習っている」という優越感、安心感を持たせ、

さらに自分の言ってることが、いかにも、すごく見えるように演出しているようですが、

実際にはすべてがウソなのです。

実際には、本当に偉い人は、自分のことを一番偉いように見せかけることは絶対にしない。


また、最近では、

学歴のことを突っ込まれると「学歴を聞くのは、学問に対する冒涜だ」と

言われていると聞きました。

世間の評価は別として、

教師の実力と学歴は関係ないはずなのに、

学歴を偽り、突っ込まれると「学問に対する冒涜だ」というのは、

カッコイイように見えて全く筋が通らない。

学歴詐称をやりながら、

それを突っ込まれると「学問に対する冒涜だ」と発言すること自体が、

その場限りの誤魔化しを繰り返していることであり、

最大の学問に対する冒涜をやっているのではないでしょうか。


また、「夜学で苦労して勉強することが美しい」とか言われたようですが、

仮にそれが本当だとしても、

夜学で苦労して勉強したことに誇りをもっているのであれば、

学歴詐称などしなくて良いはずなのではないでしょうか?

過去を清算出来ぬコンプレックスを抱えているのではないでしょうか?

何かつっこまれるたびにウソでウソを塗り固めている感じです。

こういうセンセイの授業は本当に実力が付く事項ではなく、

偉くなった気分になれることだけを優先している。

受験生を合格させることを考えていらっしゃらないのではないでしょうか。


一方、まともな神経をしたセンセイは、

こんなマニアックな単語を教えない。

こういうものが出題される可能性がゼロではないにしても、

滅多なことでは出題されないし、


万一出題されても、

他のベーシックな問題を確実に解くならば、

こんなマニアックな問題を解けなくとも

100%合格点を超えることを知り尽くしているからである。


しかし、こういう良心的なセンセイに対して

マニアックなことをウリにするセンセイは

難しいことを教えるのが、

予備校の方針であるかのように見せかけて、

教えないセンセイを攻撃し、

イヤガラセをしている例があると

聞きました。


また、ある場合には、

「こんなものも覚えていないの?」と言って、

堅実な学習をして成績を伸ばしている受験生に

プレッシャーをかけて、

商売にまきこむセンセイもいると聞きました。


◆高校2年からの受験日本史対策

世間では

「ゆとりの課程終了」「新課程で入試は大きく変わる」と唱って

これを悪用して、受験生を商売に巻き込むビジネスを

やっている予備校講師が一部にいると聞きます。

しかし、本当に得点力・偏差値を伸ばす勉強法は

このような世間の噂と全く違います。

むしろ正反対です。

世間では、こんな誤った受験情報が流れています。

①「難関大学では、難しい問題が出題されているから

難しいことまでマスターしないといけない」

②「文科省の学習指導要領改訂にともなう

新課程の教科書に掲載されたことをネタにした問題も

一部に出題されているから、

新課程の教科書は隅から隅まで覚えないといけない」

この①②の情報は、

素人目には、いかにももっともらしく見えます。

しかし、この素人っぽい発想から卒業しないと

難関大学に合格するのは難しいです。

実は、実際に早慶大・旧帝大に上位で合格できた受験生も

こんな①難しい事項、②新課程教科書に新しく載った特殊な事項を

覚えていた受験生など殆どいないのです。

確かに、

難しい問題も出題されるのですが、
まの
難関大学の平均ボーダーラインが55%前後なので

結論から最初に言うと

難問・新課程の教科書に掲載された特殊な事項など

解けなくとも、

もっとオーソドックスな問題を確実に解くならば、

間違いなく、

ボーダーラインを15点前後超えてしまうのです。

難関大学を受験する受験生が本番までに使える時間を考慮するならば、

難しい事項、特殊な事項まで学習する時間などありません。

膨大な量になりますから。

他教科と併せてバランス良く成績を伸ばさないといけないわけですから。

頭が良い受験生ほど、

この点に早く気付く傾向があります。


だから、

難関大学では、

難しい問題も、新課程教科書に掲載された特殊な事項も出題されるのは、

間違いないのですが

実際には上位合格者も解いていない。

受験日本史の勝負は、

難しい問題を解くかどうかではなく、

新課程教科書に掲載された特殊な事項に関する問題でもなく、

もっと別の所にあるのです。

実は、

早慶も旧帝大も共通して、

受験日本史の最もオーソドックスに出題されて来た事項を100%マスターすれば、

絶対にどこでも合格点を取ることが、どんな場合でも可能なのです。

なぜかと言うと、

先ず、一番に踏まえておきたいことは、

早慶・旧帝大すら、

このようなオーソドックスなことを、

まず一番に沢山出題して来るということです。

この事実を隠して、

極一部にしか過ぎない

難しい問題だけを見せて、

あるいは

新課程の特殊な事項に関する僅かな出題例を見せて、

難しいこと、新課程教科書に掲載された特殊なことが

入試の大部分を占めるようなことを言うならば、

それは受験生にウソをついて脅して

商売に巻き込んでいるといわれても

仕方ないでしょう。

そして、必ず覚えておきたいことは、

早慶大でも、旧帝大でも、まず、一番沢山出題される

入試のオーソドックスな事項は、

相当に膨大な量の内容があります。

言葉にするのは簡単ですが、

それを100%マスターすることは、

決して簡単ではないのです。

相当にきついのです。

早慶・旧帝大に正面から立ち向かう成績の良い受験生ですら

入試でよく出題されるオーソドックスな事項を

100%マスターできる受験生は、

一部にしか過ぎないのです。

これは、実際に難関大に合格できた受験生は、

みんな体験してきたことなのです。

それなのに世間では

「基本事項はみんなできる。

難しいことで差がつく」

と言っている人も沢山いますが、

受験で成功した体験の無い人が言っています。

素人感覚から見ると確かにもっともらしく見えますよね。

本当に成功した体験のある人はこんなことは言わない。

では、実際にはどうなのかと言うと

繰り返して言いますが、

早慶・旧帝大に正面から立ち向かう成績の良い受験生すら

入試でよく出題されるオーソドックスな事項を

100%マスターできる受験生は、

一部にしか過ぎないのです。

これを、原始時代から一歩一歩やり遂げるならば、

どんなことがあっても、

偏差値・得点力は必ず上がって行きます。

そして、

オーソドックスに聞いてくる事項ほど深い点まで突っ込んで来ます。

ここまで来ると、成績の良い受験生すら、

殆どの場合見落としていて全滅なのです。


どうでしょうか?

最初は分かりにくいかも知れませんが、

実は素人が思い浮かべる「高度な受験対策」と

実際に合格した受験生が実際にやってきた

得点力・偏差値が伸びる本当の高度な受験対策は

実は全然全然違っていたのです。


さらに注意をしておくと

入試で最もよく出題されるオーソドックスな事項を

パーフェクトにやるだけでも、

時間に余裕はありません。

それなのに

もしも、

難問までマスターするのは当たり前、

新課程教科書に乗った特殊な事項まで覚えないという

誤った考え方に洗脳されてしまうと、

さらに、ものすごく膨大な量の事柄を覚えないといけないことになり、

高2から、受験日本史の対策を始めても、

入試本番までに全てをマスターすることは絶対に不可能なのです。

実は、受験日本史で失敗する原因のワースト1が、

最後までマスターする時間がなくなってしまうこのなのです。

実は、浪人した受験生のほとんどは、

時間がなくなって、

戦後史はもちろん昭和戦前期すら満足に勉強できず、

失敗しているのです。

「難しい問題が入試の大多数を占める、

新課程教科書に掲載された特殊なことが入試の中心である

それをマスターしないと難関大学に合格できないという」

情報に洗脳されて

はまってしまうと

入試では命取りになるのです。