空を行く雲のごとく、流れる水のごとく生きる!とはどういう意味か?

茂木健一郎さんは「脳が生きる生き方」という著書の中で、次のように説明しています。

「自分の人生を何らかの目的で規定しない」


この本に登場する禅僧の南直哉さんとの話に感銘を受けます。

「茂木さんは、雲水のようなことをやっているんですね。科学者でも、大学の先生をやっているわけでもないんですね」・・・「私も仏教者をやっているわけではありません。大きな声では言えないけれど、僧侶は辞めろと言われている。自分のことを僧侶だと思っていない」


自分の人生を「科学者」と規定すること、「僧侶」と規定することをやめているんですね。

雲や水のように、道理に従って生きるなら、「規定」は超えなくちゃいけない・・・


僕は、土地家屋調査士という仕事をしているけれど、

「土地家屋調査士」という仕事に僕は、規定されることをとても嫌っています。

多分、土地家屋調査士であり続けることへのこだわりもないです。


そのとき、そのとき、岐路に立ったときの選択にしたがって

一つ道を歩いてきた結果が今の自分だと思います。

茂木さんの言葉を借りるなら、僕は今、自分の人生を「土地家屋調査士」に質入れして、報酬をいただいているだけかもしれません。


雲水のごとく・・・

その域に達するのは、とてもとても難しいことだけれど


迷った時は、雲や水のように自然体で考えることが良いと思います。


本当の独立開業とは、会社や組織に縛られないだけではなく、何らかの目的で期待されない生き方ではないでしょうか!


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