教員採用試験を受けると決めてから色々と情報を得たかったけど、一般の会社員しながら受験するという境遇の方の情報がないなーと感じたので、なんとなくブログに起こしておきます。(私の主観になります、あらかじめご了承ください)
◆もくじ
1.試験結果
2.受験した自治体について
3.一次試験対策
4.一次試験の参考書
5.一次試験勉強方法
6.二次試験対策(小論文)
7.二次試験対策(教科に関する課題面接)
8.二次試験対策(個人面接)
9.まとめ
まず私についてですが、
私は受験した2021年同年の3月終わりに長崎の教採を受けることを決めました。(理由は割愛します)
一次試験までの準備は3ヶ月ちょっと、二次試験までは5ヶ月くらいです。
大学は教育学部の実技系で、専門的に学習したのも実技系のみに近いです。小学校の免許は取って卒業してます。
大学時代は教職を考えていなかったため、教採について全く知識がありませんでした。
1.試験結果
一次試験:教職一般教養42点(50点満点) / 小学校全科86点(100点満点)
二次試験:小論文C判定(A〜Eの5段階) / 面接9判定(10〜1の10段階評価)
2.受験した自治体について
私は長崎の小学校を受験しました。
・一次試験内容:教職一般教養50点(教職35点一般教養15点) / 小学校全科(100点)
・二次試験内容:小論文800字(60分) / 教科に関する課題面接10分(課題に対してどのような授業を行うか口頭説明) / 個人面接20分
以上が試験の内容です。
3.一次試験(筆記試験)対策
どこでも言われますが、まずは自分の受ける自治体の過去の問題を知ることが大事だと思いました。
私は自治体ごとの過去問を出版している協同出版の「◯◯県の教職・一般教養 過去問」や「◯◯県の小学校教諭 過去問」に記載されてる出題分野の分析を参考に、教職教養、小学校全科のどの分野に重点置いて勉強するべきかを最初に決めました。特にそれぞれの分野の出題数は必ず確認します。体育や家庭科は2、3問だったので、勉強が間に合わないなら捨てる、という風に先に捨てる候補も決めておくことをおすすめします。
私の自治体は残念ながら教職教養も小学校全科もどの分野でも出題する可能性があるということがわかったので、一通り全部をしっかり学習することになりましたが。。
4.一次試験の参考書(下部にURL載せてます!)
◯教職教養
・ポケットランナー教職教養/東京教友会(赤シートを活用してどこでも確認できる)
・教職課程/協同出版(雑誌の内容よりも最後についてる予想問題などをカッターで切りとって、複数号とまとめて問題集のようにして活用)
・教員採用試験に必ず出る問題415/協同出版(重要問題も多かったので直前でも何度も確認した)
・教職教養の過去問/時事通信出版局(自分の自治体に出やすい問題にチェックを入れて何周も確認)
◯小学校全科
・ポケットランナー小学校全科/東京教友会(理科社会図工など暗記で大活用)
・Twin Books完成シリーズ演習問題小学校全科/時事通信出版局(青の演習問題のみ活用、全科目本番にも出るような演習でおすすめ、社会の年表問題がもはや丸かぶりでした(笑))
・速読英単語 必修編/Z-KAI(教職教養と小学校全科ともに英語はこれ一つで十分)
太字のものが本番にも特に通用しておすすめです。
5.勉強方法
正直勉強の仕方は人それぞれあったやり方で行うのがベストだと思います!が、とりあえず合格したやり方も知りたいかもしれませんので記載します。
まず、4月→教職教養、5月→小学校全科、というふうに先に大まかにスケジュールを考え、
さらに1ヶ月の中でも◯日→国語、◯日→算数、とカレンダー全てに書き込んでスケジュールを組みました。
そうすることにより取り組み損ねる分野がなくなり、6月以降に何を重点的に取り組めばいいかも考えることができました。
1日としては仕事が10:00〜19:00だったので7:30〜9:00勉強、移動時間はポケットランナーで確認、21:00〜0:00勉強という感じです。(4、5月でなんとなく全部を理解したので6月以降はかなり時間を減らしましたが)
4、5月を通して算数以外はほとんど暗記だとわかり、私は直前暗記型のため6月中旬以降に詰め込む作戦に変更し、無事に詰め込むこともできました。
◯国語:元々苦手すぎて対策もろくにしてない。落とした14点中10点国語です。。。
◯算数:図形が頻出なのでアプリの図形問題なども使ってとにかく解く。
◯理科:ポケットランナーだけだと足りないので、Twin Booksを参考にしながら追加でポケットランナーに赤ペンで書き込み、いつでもポケットランナーで確認できるようにする。
◯社会:ポケットランナーの年表に説明なども記入していつでもポケットランナーで確認できるようにする。
◯英語:速読英単語の中で出題レベルのものをルーズリーフにまとめ、毎日赤シートで隠して口で回答。
◯音楽:大学で専門としてたので対策してない。
◯図工:絵画の名前と作者をひたすら語呂合わせ。技法などもひたすら語呂合わせ。
◯家庭科:ポケットランナーとTwin Booksを直前で暗記。
◯体育:2、3点出題な上範囲も学習指導要領から技の名前までさまざまなものが出るので早々に捨てる。
一般教養は、小学校全科と被る出題が多かったので特に勉強してません。(ノーベル賞がよく出題されてたので前日に確認したら案の定出題された!ってくらいかな)
◆二次試験対策
二次試験対策を始めたのは一次試験合格発表後なので、対策したのは実際2週間ちょっとだけです…(これは参考にすべきではないです。。)
6.小論文
◯小論文の参考書
・教員採用試験 差がつく論文書き方/実務教育出版(書き方の基本や組み立て方などを参考)
・◯◯県の論作文面接 過去問/協同出版(やはり自分の自治体の過去を知ることが大切)
私の自治体は過去問を見る限り教師論がほとんどなので、全国で問われた教師論に関する論題を練習で書きました。また、5年くらいあけて再度同じ論題を出題していることもあったので、4年前より以前についての過去の論題を練習で書くようにしました。(本番の試験は本当に5年前くらいの論題と同じ出題でした)
練習の最初は時間ではなく内容に重点を置き、試験一週間前くらいから時間を計りながら練習しました。
実際に書いた内容はあまり個性のない文章になり、起承転結で文の前後がきちんと繋がっている論文、という可もなく不可もなくという文章だったのでCという中間的な評価だったと思います。
7.課題に関する課題面接
これは長崎独自に近いので参考にならないかもしれませんが、教壇面接の代わりみたいなものです。
実際に私が出題されたのは
「小学校3年生社会科において、自分の地域社会の安全について学習します。学習したことを生かして、より良く地域社会で生きていくためにどのような授業を行いますか。」
というものでした。
国算理社の1〜6年生のどの単元からでも出題されると聞いていたので、全単元の一覧を印刷して、
それぞれネットに上がっている学習指導案を頼りにしながら自分ならどのような授業を行うか書き上げました(これが一番大変だった)
対策しながら気づいたことは、算数は身近なものに換えて導入(ケーキやブロックなど)、理科はとにかく児童が主体的に動いて、自分で疑問を持ち自分で解決に向かう授業、社会は実物(昔の道具や絵など)を使った導入、など各教科においてどの単元でも似たような構造になっていることです。
そのため、各単元の考えた授業を意地で暗記しとく、というよりも各教科の土台となる形を自分の中で考えておき、試験の時に出題に合わせて組み立てる、というのが大事なように感じました。
また、試験で2分ほど口頭で説明した後はその内容に対しての追加質問もされるので、誰かのまねということではなく、しっかり自分で考えた意図的な授業を組み立てておかなければいけないと思いました。
ちなみに、追加質問の一つで「学校で使う資料集などには自分の地域に関係しない安全面について説明してあることもあり、子どもが自分の地域社会から焦点がずれてしまうこともあります。どのようにしたら自分の地域社会に焦点を当てることができると思いますか。」という、私の回答に全く関係のない質問もありました。(なるほど、と思わず口に出してしまいました(笑))
私は人とコミュニケーションを取る授業、というのを土台として考えており、
「自分の地域社会のプロでもあるお父さんやお母さんにインタビューをしてみよう」という形で自分の地域社会焦点を当てるようにする、という回答ができたので、
やはり授業の土台を自分なりに考えておいたほうがいいかと思います。
8.個人面接
これについては正直対策をしていません。ゆっくり話す練習を少し、だけです。
私は社会人で今までに沢山の大人とも話しているので、変に練習することなく、面接官とちゃんと会話すればいいと考えました。
面接は飾った言葉を話すのではなく、ありのままの自分を出すこと、正しく会話のキャッチボールをすること、頷きながら話を聞くこと、とにかく笑顔が大事だと思ったので、それを心がけて臨みました。
ひとつの質問だけうまく回答ができずに「はぃ、以上です…」みたいな答え方をしてしまいましたし、質問されたことに対して、「それはこういうことですか?」と、面接官の質問を私の中で理解できない時に聞き返すこともありました。
それでも、10段階で9という良い評価をもらえたのは、先に挙げたことを心がけたことが良かったように思います。(特に頷きや笑顔などの明るい雰囲気は大事!)
質問を聞き返すことは面接官と正しくキャッチボールするためには必要なことだと思うので、無理に質問を理解してるふりするよりも素直に聞き返すのもアリだと思いました。
以上、完全に個人的な意見なので参考にするかどうかは読んでる方次第でお願いします。。
また、長崎の場合にはなりますが、事前に面接調査票を提出してその内容を掘り下げて質問してくるという形でした。
過去問でのアドバイスにも、「面接調査票について突っ込んで質問してくるので調査票を丁寧に記載することが大事」とあったので、調査票に自分の素直な考えや経験(面接官ウケするとかを考えず)を記載することだけ気をつけました。
ちなみに聞かれた内容の一部を下記に記載しておきます。
・一度夢を叶えていますが、夢を叶えた中でこれだけは子どもに自慢したい!というものはなんですか。
・子どもが全然言うことを聞いてくれないことがありますが、どのように対応しますか。
→(回答後に)それでも言うことを聞いてくれない、どうしますか。
→(さらに回答後に)それでも言うことを聞いてくれない、さて、どうしましょう。
・長崎県に貢献したいと書いてますが、子どもが長崎県に貢献したいと思えるようにするにはどうすればいいですか。
はい、こんな感じでした。。(笑)対策したところで、という感じですよね。
なので、自分の経験などを飾らずに素直に記載して、自分の中でも経験をしっかり掘り下げておくことが大事だと思います。
9.まとめ
今まで長文乱文で申し訳ないですが、ざっと言うと以下2つが特に重要だと思います。
●受ける自治体の過去問を深く分析する
●急がず焦らず、スケジュールをとにかく組む
時間が限られる中での対策。時間がない、ではなく時間をしっかり区切って、過去問を参考に重点を置くものを考えて効率よく無駄なく学習する。
これが一次試験まで3ヶ月ちょっとでも高得点をとることができたポイントだと思います。
あまり参考になるかはわかりませんが、、以上合格体験記でした!

