前ブログからの続き…。
そして、主宰のはぐりん
後半戦です✨
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4.架空
星乃はぐ…ゴッド
米川塁(FULL MATCH project)…刑事
枝窪純子(白鳥歌舞喜)…アンナ
三枝ちえ(株式会社CROSS CALL)…ユリス
深月要(KOTEN)…ガーシャ&振り付け
どんな病も治せる「ゴッド」。しかし流行病に罹った踊り子に渡されたのは、"治る薬"ではなく"死なない薬"－－
『ペテン師…』
彼のことをそう呼ぶ刑事。
『心外だな❗…その呼び名はやめてくれないか…もっと他にあるだろう…ほら』
頭にゴーグル、白衣にサスペンダーをし、短いパンツですらりと長い足を晒した男が、刑事に別の呼び名を求める。
『薬屋…詐欺師❗』
刑事が挙げる呼び名に難色を示す男。
『ほらもうひとつあるだろう…』
『…ゴッド』
『そうそうそれそれ❗』
刑事が最後にしぶしぶ口にした呼び名に、巷で『ゴッド』の通り名な男はパッと明るい顔を返したのだった…。
ここは…町にある見せ物小屋…。
ブルーのきらびやかな衣装に身をまとったガーシャが華麗でエスニックなダンスを舞う。
もうひとりのパープルの衣装の踊り子はアンナ。
二人でコラボダンスを舞っている最中…
アンナが急に胸を押さえ咳き込み崩れ落ちる。
『今日はもうおしまいだよ❗』
ガーシャがアンナの肩を抱きながら叫ぶ❗
アンナの姉ユリスが異変を聞きつけ駆け寄って来てアンナを舞台から連れて行く。
そこへ刑事がふらりとやって来る。
ガーシャは、もう店仕舞いだよ❗と言い。
ここの店主のユリスは、すでに妹をひとり流行病で亡くしている、この上アンナが踊れなくなったらこの店も終わりだ…と吐露する。
アンナもまた、『顔が熱く火照り、痒みが止まらなくなり顔中掻きむしりながら苦しみ悶え、顔中血まみれになり死んでゆく』とゆう流行病にかかっていた。
『どんな病でも治せると評判のゴッドに、アンナを治してくれ…とお願いしてくれないか？』
困り果てた末に、刑事にそう懇願するガーシャ。
刑事は、
『あいつはやめておけ❗…あいつは…治せるのに治さない❗
…それに…死なない薬とやらを作っている。』
…と難色を示した。
『銃で何度撃っても死なないんだ❗…頭を何度も何度も撃たないと死なないんだ❗…あいつはバケモノを作っている…ペテン師だ❗』
『僕の事をその名前で呼ぶな❗』
ゴッドがやって来る。
ゴッドは『沢山の人を救って来たけど、もう飽きた。…面白くない…。』と、究極の神の領域にたどり着き『死なない薬』とやらを作ってしまった。
そして、アンナに薬をやろうとする。
ひとつはその『死なない薬』、もうひとつは『眠るように穏やかに死ねる薬』。
『さあ、どっちにする？』
…果てに、アンナの手に『死なない薬』を握らせるゴッド。
アンナはやがて…
『治らないなら…、バケモノになるくらいなら…いっその事…。』…と薬を投げ捨て、死ぬ事を選ぶ。
そのやり取りを嘲笑するゴッドに、堪らず銃をつきつける刑事を、なじり、さらに嘲笑うゴッド。
いっその事、『私を撃って‼️』…と、姉に撃ち殺される方がましだと…苦しみの果てに叫び出すアンナ。
ユリスは、そんなアンナに銃口を向けるも…さすがに撃つことができない‼️
…やがて、
『顔が熱い❗…いや❗…早く殺して‼️』
と顔を掻きむしりながら発狂していくアンナ❗
ユリスは躊躇いながらも再び銃口をアンナに向けた‼️
バン❗
銃声と共に崩れ落ちるアンナ❗
ユリスが、アンナの悶え苦しむ姿を見かねて堪らず引き金を引いたのだ。
倒れ込むアンナ❗
泣きながら抱き止めるユリスとガーシャ…。
アンナはその腕の中で…息絶えてしまった。
…肩を落とす刑事。
そんな刑事に、去り際に『眠るように穏やかに死ねる薬』を投げてよこすゴッド❗
そして…
『舌に3滴たらせば眠るように穏やかに死んでしまう。それで100人は眠らせられるだろう。不死身の化け物たちは君の前に列を作る。そのうちこう呼ばれるかもしれないね、ゴッド❗』
そう捨てゼリフと不適な笑みを残して…ゴッドは去って行った。
暗転。
ゴッドには腹立たしさを覚えた‼️
『神様（ゴッド)』は自由に人の生き死にを操れるものではない‼️
きらびやかな2.5次元的な世界観は、きらびやかであるが故に残酷に見えた‼️
アンナ役の純子ちゃんは鬼気迫る芝居で圧倒された。…そして冒頭のダンス←頑張ってました🙆⭕
衣装がとにかく皆いい❗
はぐりんのゴッドはムカつく役だったんだけど、
打ち上げの席では一番人気でした💕
自分の事を僕呼びしてたけど、美人すぎて男なのか女なのか？どっちかわからなかったので、あとで聞いたら…男設定だった←との事で『男』表記にしています。
ガーシャ役の要さんが振り付けしたダンスは華麗で、素敵でした。まさか老婆と同じ人には見えなかったw
ユリスは難しい役どころだったと思うけど、みえちさん。妹思いの姉をしっかり演じてました。
米さんはただただかっちょ良かったです←✨
（薬キャッチ照明が眩しくて見えず❗苦戦していましたが…www)
皆さんブラボーでした❗
ラテさんの2.5次元的な長編舞台（こうゆう世界観大好物💕w)もいつか見てみたいなあ😄
（※この『架空』←難産でした❗w
衣装と世界観に見とれて、2回見てるのに…一番記憶が曖昧です💦
いろいろセリフとか違う箇所あるかと思いますがトータルこんな話だったはず💦…ご容赦‼️
※ラストのゴッドのセリフだけ、あまりにも出てこなさすぎてはぐりんに聞きましたw)
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5.黙祷
星乃はぐ…白波
枝窪純子(白鳥歌舞喜)…岸辺
菊地智春…浜中（担任）
草梛祐史(劇団GAIA_crew)…湯島（学級委員）
深月要(KOTEN)…沼田（いじめっ子）
三枝ちえ(株式会社CROSS CALL)…池野（沼田の友達）
米川塁(FULL MATCH project)…浅利（不良）
13年ぶりに教え子を尋ねる元教師。話題は水死体で見つかった同級生と、行方不明になった同級生。全員黙ったまま弔いを始める－－
（冒頭。舞台右隅に立っている岸辺がスポットライトに照らされる。～暗転～
～明転～岸辺が立っていた場所に岸辺に代わり白波が立っている)
『岸辺さーん❗来て～‼』
白波が岸辺を波打ち際へと誘う。
白波は膝あたりまで海に入っている。
白波が立っている場所へと岸辺が素足になりながら駆けていく。
『わあ…深い』
岸辺は白波にそう言いながら手を預け、二人は手を繋ぐ。
お互いニコニコ笑いながらじゃれあっていた…。
奥でじゅれあい続ける手前に現れる浜中先生と沼田。
『ひさしぶりだな…』
沼田は赤ちゃんを抱いている。
浜中は、沼田に岸辺の事を問う。
『私は岸辺さんをいじめてた』
そう告白する沼田。
『今は結婚して子供も出来て幸せに暮らしている。でも…13年前の出来事は忘れたことはない。
岸辺さんには悪い事をした…』
と、反省の色を浜中に見せた。
『沼田の知っている岸辺の事を話してくれないか』
浜中は静かに沼田にそう言った。
浜中は、かつてのクラスメート全員に連絡を取っていた。
だが、それに反応して浜中の元に会いに来たのは…沼田を含め…4人だけだった。
13年前当時…。
沼田の友達だった池野。
浜中の問いには、
『元気だよ！…でも、私も沼田さんの言いなりで岸辺さんをいじめてた』
池野はそう言った。
学級委員長の湯島。
『僕は、いじめを知っていたけど見てみぬふりをしていた。』
湯島はそう言った。
学校には来ていなかったが、岸辺とは幼なじみの浅利。
『岸辺とは家が近所で、小さい頃はよく遊んでたけど、おばさんが亡くなってからは疎遠になって会ってない。だから話せることはないよ。』
浅利はそう言った。
浅利は、自分だけが呼び出されたのかと思ったが、浜中がクラスメート全員に声をかけていた事に少し憤慨した。
しかも、その呼び掛けに4人しか集まらなかったことに更に苛立ちを覚えた。
『俺、帰るわ❗』
そう去ろうとする浅利を呼び止める浜中。
『お前の知っている岸辺の事を話してくれないか？…13年前、岸辺が何故死ななきゃならなかったのか、どうしても知りたいんだ‼️』
浅利はその浜中の言葉に足を止めた。
そして、しゃあねえな…と言う風にポツリポツリと岸辺について知っている事を話始めた。
岸辺は家が漁師をしていて、友達の誕生日会に、親に鯛を持たされて、それを誕生日プレゼントとして渡したことがきっかけで『エビス様』と言うあだ名で呼ばれてた事を、浅利は懐かしそうに話した。
『あいつ、エビス様みたいに優しそうにいつもニコニコしてただろ？…だから。』
浜中はそれを聞きながら13年前に想いを馳せた。
～13年前。
白波は、母親の彼氏から性的虐待を受けていた。
逃れるためには…彼を家から出させる必要があった。…お金を持たせ、パチンコに行かせればその間は無事でいられる。
だからお金が必要だった…。
自力ではどうすることもできなくなり、お金の用途の理由は伏せて浜中先生に相談した。
『わかった…』
切羽詰まった様子の白波にお金の援助をそう約束する浜中。
…そして、白波は、クラスメートの沼田からストーカー行為にも合っていた。
ある日、エスカレートして行く沼田のそれに耐えきれなくなり。沼田に訴える白波。
『この際だから言うけど、帰る時間を待ち伏せして教室に残ってたり、授業中ずっと見てきたり。私の私物を盗んだりするのやめてくれる？
気持ち悪いから❗』
沼田は、『もうしないから！誰にも言わないで！』と懇願する。
白波のストーカー行為はこれで収まったかのように思えた。
浜中はある日、クラスの岸辺に声をかける。
『白波の友達になってやってくれないか』
クラスで孤立し、何か悩みを抱えている白波の力になってくれ…と。
岸辺はそれを快諾する。
岸辺は白波に声をかけ、徐々に仲良くなって行く。
『おはよう❗』
クラスメートは『おはよう』と岸辺に返す。
『サヨナラ❗』
クラスメートは『サヨナラ』と岸辺に返す。
岸辺は、自分の席を通りすぎようとする白波に
『待ってて❗』と声をかける。
それに『うん』と笑顔で返す白波。
そして、仲良くなった印にお揃いのヘアピンを白波に手渡す岸辺。
白波は嬉しそうにそのヘアピンを受け取り、二人でそれを髪に差した。
二人の仲は、更に深くなってゆく…。
それを、うらやましげに見つめる沼田。
そして毎日繰り返されるそれに、だんだん苛立ちを覚えて来た沼田はその苛立ちをだんだん表情に表すようになる…。
その気配を感じて、岸辺に挨拶を返さなくなって行く池野と湯島。
そして、ついに沼田の怒りが爆発する‼️
ある日、いつものように帰ろうとする池野と湯島に『サヨナラ❗』と挨拶をする岸辺の前の席で…
ガンっ‼️と思い切り椅子を蹴り倒す沼田❗
びくっとなる岸辺の脇を、逃げるように、挨拶せずに帰って行く池野と湯島。
少し怯えるようにそのあとに着いて帰ろうとする白波を呼び止め、何もなかったように笑顔でいつものように『待ってて❗』と声をかける岸辺。
白波はそれに小さく『うん』と頷いて小走りに駆け去っていく。
沼田もガサツにバックを背負うと、岸辺の脇をすり抜けて苛立ちを露に帰ろうとする。
そして、岸辺の真後ろで足を止め、威圧感たっぷりにこう吐き捨てた。
『生きてる価値ないんだよ❗』…と。
そして去って行く沼田を
岸辺はただただ呆然と見送ったのだった…。
そしてある日、白波が申し訳なさそうに岸辺に切り出した。
『お金貸してくれない？』…と。
浜中が援助をし続けてくれていたのだが、
…それも長くは続かなかった…。
浜中はやがてお金の工面に困り…サラ金に手を出すようになり、
職員室まで借金取りが押し掛けてくる始末。
もう浜中に頼れない❗…もう頼れる人がいなくなってしまった‼️
『なんでお金が必要なの？』
白波は、それには答えない…。
『わかった❗私がお金貸してあげる‼️』
岸辺は、訳を聞こうとはせずに笑顔でそう言った。
そして、岸辺は浅利に助けを求める。
『ひさしぶり』
『ひさしぶり』
岸辺は浅利に『久保先輩を紹介してくれない？』と頼む。
『あの人はやめとけ❗危険だ❗』
浅利は、そう諭す。
でも、岸辺は、『友達のためにお金が必要なの』
と食い下がる。
『お前、そいつに騙されてるんじゃないか？』
と浅利が心配するも、
『それでもいい。こんな私でも誰かの役に立てるなら。それで嬉しい』
エビス様のような笑顔でそう言う岸辺に根負けして、浅利は別の金回りのいい仕事を紹介した。
岸辺は『ありがとう』と去って行く。
それから度々、岸辺は学校帰りに白波にお金を手渡した。
『いくら？』
申し訳なさそうに最初は１本だけ立てていた白波の指が徐々に2本3本と増えて行き。最後はゆっくり5本になった…。
岸辺は財布から5万を抜き取り白波にそれを渡す。
白波はうつむいたままそれを静かに受けとる。
何回かそうしている内…
池野が…その光景を目撃してしまう。
池野は慌てて湯島に電話をかけて呼び出し、それを報告した。
『なんで俺なんだ？』
湯島の問いに、『だって学級委員長じゃん？』と答える池野。
『このことは内緒だ❗誰にも言うな…。学級委員長だから言う。公言しちゃだめだ❗』
湯島は少し強めにそう言った。
池野はしぶしぶそれを承諾したのだった。
しかし、学校内に岸辺の噂が流れ出す。
『岸辺が売春している』…と。
浜中はその噂を聞き慌てて
『売春で稼いだお金を白波に渡してるのか？』…と岸辺に問いただすが、岸辺は明るく
『先生も信じちゃってるんですか？…いやだなあ、ただの噂ですよ❗』
と、岸辺は至極明るく答えるのだった。
そして白波にも同じように問いただされる岸辺。
自分のためにそうしてくれているなら申し訳ないと、白波は遂にすべてを告白した。
『誰かに必要とされてるならそれでいい。…ああ、こんな自分でも生きてる価値あるんだなあ…って』
そして、いつものように、
『いくら？』と聞いてくる岸辺に、またゆっくりと5本の指を立てる白波。
白波はそれを受け取りバッグにしまいながら、先を歩いて行く岸辺の背中に向かって、
『ごめん』
と謝罪した。
…と、振り返った岸辺がいきなり叫んだ‼️
『ありがとうに決まってんじゃん‼️…そうゆうときは、ごめん…じゃなくて…ありがとうに決まってんじゃん…』
岸辺の肩は震えていた。
『ごめん』
白波はそれにただただ項垂れるしかなかった…。
白波は、浜中に泣きつく。
『もう、家に帰りたくない‼️…先生の家に泊めて‼️』
泣きじゃくる白波を抱きしめ、白波から顔をそらしながら、
『それ…岸辺に頼めないか』
と言う。
白波は大きく頭を振った。
白波の葬儀のシーン。
椅子の真ん中にこちらを向き、口に黒いテープを貼っている白波が座っている。
その後ろに次々と現れる同級生。
沼田が白波の背中に手を合わせる。
『ごめんさい。…岸辺さんは見つからなかったけど、あなただけでも綺麗な顔のまま見つかって良かった。それだけが救い…。ごめんなさい』
そう。
波にさらわれた二人の内、白波は近くの海岸に打ち上げられたのだが…、岸辺の遺体は見つからないままなのだ…。
沼田に続いて、池野、湯島、浅利が、白波に言葉をかけながら手を合わせてゆく。
そして浜中先生も…。
浜中は何も言わずに去ろうとする。
すると、『死人に口なし』だった白波がおもむろに口の黒テープを剥がして後ろを振り返り、浜中を呼び止める。
『先生、何か喋ってよ❗』…と。
浜中はひきつった笑顔で白波に対した…。
海岸…。
白波が鞄を置き、素足になって波間に入って行く。
そのあとを岸辺が歩いて行く。
『岸辺さーん❗来て～‼』
白波に呼ばれ、岸辺も鞄を置いて素足になり、そのあとを追うように海に入って行く。
『深～い❗』
岸辺が声を挙げる。
『どこか…誰も知らない遠くに行きたいな❗…オーストラリア。グランドキャニオンに行きたい』
白波のセリフに、
『オーストラリアならケアンズでしょ？』
と笑いながら答える岸辺。
『卒業したらオーストラリアに住もうかな？いくらぐらいかかるかな？10万？』
とか二人してキャッキャと言いながらはしゃいでいる。
とても自殺しそうな二人には見えず、明るい展望をしばらく語り合っていた。
…と、
ふいに高波にさらわれる二人‼️
『岸辺さーん❗』
白波の大きな叫び声と共に、繋いでいた二人の手が離れ、岸辺が流され消えて行く‼️
『岸辺さーん❗岸辺さーん❗』
白波の叫び声が暗闇に飲み込まれ…消える。
二人は自殺したのではなかった…。
事故死だったのだ…。
…しばしの静寂のあと…
『岸辺さーん❗』
『岸辺～‼』
『岸辺さーん❗』と…
浜中、沼田、池野、湯島、浅利の岸辺を探し呼ぶ声が聞こえ出す‼️
徐々に明るくなり、5人の姿が見える。
5人はお互いを見つめ合う…。
暗転…
明転…
5人の姿はなく…
真ん中に息せぬ白波が仰向けに横たわっている。
そこにゆっくりと近づいてくる岸辺…。
岸辺はもの言わずただじっと白波を見下ろす。
どのぐらいそうしていただろうか…。
ふいに遠くから誰かを呼ぶ声が聞こえる…。
『ラファエルさまー❗』
岸辺は…その声にちらりと反応し、そちらを見て少し微笑んだのだった…。
暗転…完。
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※
草梛祐史(劇団GAIA_crew)…サリエル
枝窪純子(白鳥歌舞喜)…ラファエル
ラファエルは癒しを司る大天使。
サリエルはその従者で、死者を守護する天使のひとり…。
冒頭、白いワンピースで登場する純子ちゃん=ラファエルは、なぎさん演じるサリエルの呼び掛けに応えない。
サリエルは、各話の転換の時に舞台左隅に現れ、喜怒哀楽を駆使し、同じ言葉を叫ぶ。
『私はサリエル。でも、まだ形を成していない。サリエルは沢山いる。私はそのサリエルと呼ばれる者の内のひとり。
…ラファエル様を呼ぶが、下界を見下ろしたまま私の呼び掛けには応えない。
私はそのお方の名前を呼び続ける‼️』
確かこんな感じだった。
そして『ラファエル様～‼』と叫ぶも応えてもらえず消えてゆく。
だが最後のシーンでサリエルの叫びにはじめて応えるラファエル=岸辺。
なんだかそのシーンを見て胸が熱くなった。
『ラファエル=岸辺はやっと白波の亡骸を見つけたんだ！…天に誘うために探してたんだ❗
そしてやっと二人とも天に昇って行ったんだ❗』
そう解釈すると涙が溢れてきた。
あくまで個人の解釈ですが、全てを通して貫かれていたものが見えた気がしました。
いやあ🙆
黙祷←はまさにラテワールドの真骨頂でしたね😭
JKのエモイイチャイチャ←紅玉さんの名言。
に癒され(笑)
（ソワレはそのシーンをじっくり観察するために右隅の席に座りましたw)
岸辺に感情移入してメンタルズタボロになりましたw
友情の証とも言えるヘアピンが
冒頭の、波打ち際で二人ではしゃぐシーンでちゃんとつけられてたことにソワレで気付いて（途中ヘアピンを渡すくだりまでは、はずされていて時間軸に沿っている)更にメンタルを削られました。
白波の葬式シーンは、見せ方が衝撃的でした❗
胸が締め付けられて…苦しかった💦
開演前にラテさんから
『私信ほど重くないですから…』
と笑顔で言われ…騙されましたwww
全編通してバラエティーに富んだ素晴らしいオムニバスでした✴
星乃はぐ初主宰公演は、
ラテさん、純子ちゃんそして、旧友のなぎさん、みえちさん、そして最高のキャストスタッフ様の完全なるサポートを受けて
おいらにとって忘れられない素晴らしい舞台になりました。
はぐりんの芝居の振り幅の広さにスタンディングオベーションを🙆
皆様、素敵な舞台をありがとうございました✨
お疲れさまでした‼️
今回も、観劇で感激をありがとうにございました✨
うまく伝えれたかどうか不安ですが
これにて…🙋
ではでは…あでゅ🙆