星乃はぐ出演❗
888（はちみつ）企劃
『三人ヨシコ』
@花まる学習会王子小劇場
★ヴァンパイアチーム★
【出演/役名】
〉小林組。
井垣真奈/小林ヨシコ…（三人ヨシコの内の１人）
星乃はぐ/田辺美咲…（従者）
宇咲かずさ/佐川真子…（従者）
〉都築組。
夏井魚々子/都築ヨシコ…（三人ヨシコの内の１人）
荏原汐里/林ひかり…（従者）
芝入優花/山崎遥…（従者）
〉安西組。
福長実咲/安西ヨシコ…（三人ヨシコの内の１人）
大野桂/鶴巻礼子…（従者）
松尾栞/足立京子…（従者）
鎌田夏摘/飛世花乃…（従者の子孫？）
西澤ゆかり/星野梢…（人間…山岳ライター）
7/4(木)15:00の回
を観劇してまいりました‼️
（吸血鬼チームはスケジュールの都合上観れなかった💦残念）
10人の吸血鬼（女子のみ）と、１人の人間（女子）の物語…。
↑つまり、男子キャストは１人もいないとゆうことだ。
〉※プロローグ。
山岳ライター、星野梢が山中をきょろきょろとさ迷う。
〉舞台【三人ヨシコ】における吸血鬼の定義（設定）。
太陽光、ニンニク、十字架では死なない。
不老不死。
吸血鬼は血筋で、一族のみ。
噛みつかれても吸血鬼にはならない。
吸血鬼は人に噛みついたりしない。
血液が毎月決まった日に、外界にいる『セイコ様』から届く。
血を飲まないと、死ねない石になる。
『セイコ様』から血液が届かなくなると、館にいる『ヨシコ』から投票で選ばれた者が次期『セイコ様』として館を出て外界で生活し、子孫を残し、血液を毎月決まった日に館に届ける。
『ヨシコ』は『セイコ様』の直系の子孫。
『ヨシコ』には直属の従者二人がお付きとして従えている。
『ヨシコ』が『セイコ様』になり館を出る時、その二人の従者も、お供としてそれに付いて外界へと出られる。
従者もまた『セイコ様』同様、外界で生活し、子孫を残す。
従者もまた代々従者の直系の子孫。
『セイコ様』になれなかった『ヨシコ』は、不老不死の生活をずっと館で何年も何十年も、何百年も過ごさなければならない。
『セイコ様』でない者が館を出ると石になってしまう。
〉ストーリー
山岳ライターの星野梢は、雲取山の取材登山中に遭難してしまう。
たどり着いた先は怪しげな洋館。そこには吸血鬼の少女達がいた。
吸血鬼の少女たちは、館の呼び鈴が鳴ったので、毎月『セイコ様』から届く血液だと思い扉を開ける。
たがそこに立っていたのは、遭難してしまった梢だった…。
吸血鬼の少女たちは、セイコ様から血液が途絶えたと思い、『三人ヨシコ』から、外界へと下りる『セイコ様』を決める選挙をさっそくはじめようとする。
梢は怯えるが、真っ暗で道もわからない山中へと戻るわけにもいかず、一晩だけ泊めてくれないか…と懇願する。
吸血鬼の少女たちは、唯一館にある外界を知る方法のテレビだけの知識しかないので、そこからやって来た梢に興味津々！
そして梢は『貴女も選挙に参加しろ』とゆわれ、しぶしぶその司会を引き受ける羽目になってしまうのだった…。
さあ、小林組、都築組、安西組の内、投票で選ばれて外界へと下りられるのはどの組か？
梢司会のもと…『三人ヨシコ』たちによる『セイコ様』を決めるための激しいアピールバトルの火蓋が切って落とされる‼️
ルールに縛られた吸血鬼たちと、一人の人間が織り成す、
怪しくも暖かいサスペンスコメディ‼️
はじめこの舞台のタイトルを聞いた時、
タイトルからは全く内容が想像できなかったのだが、なるほど…だから『三人ヨシコ』なのか🎵✴と、納得させられたwww
我らが星乃はぐ…は、
小林ヨシコの従者、田辺美咲役。
（真ん中が小林ヨシコ役の井垣真奈さん。
左が佐川真子役の宇咲かずささん。）
今回の舞台は、舞台面を囲むようにコの字形の三面客席。
枠線が、はぐりんオススメ席だったので
おいらは下手席右端後列にじゅーさんと並びで座った。
恵一くんは正面席。
で、いざ始まってみると…、
上手席が小林組。
正面席が都築組。
下手席が安西組。
てゆう配置で、舞台面の長椅子に座っての芝居が主だったので、はぐりんを真正面に観ることができました。
美女はぐりんヴァンパイア堪能席だったわけです🎵w
なので、安西組がほぼ背中しか見えず少し残念でしたが…レポを続けますw
さて、ここまでで…でだいたいの舞台の概要をご説明できたと思います。
ここからは、舞台の物語をなぞりながら
稚拙な感想をつらつらと綴って行きたいと思います。
さてさて…いざ舞台が始まります…
おっと！その前に‼️
前説で長谷川裕さん登場w
『館へようこそ』と、しっかり登場人物のひとりとしての設定を守り抜き(笑)
『～がルールです』を連呼し、笑いをかっさらっていました🎵
粋な演出で、うまく舞台中の世界へと誘ってくれました。
そして、
いざ舞台が始まると、わたくしめの目は、佐川真子役の宇咲かずささんに釘付けに…。
出てきていきなり積み木を優雅に蹴り倒し、嫌みを吐き、都築組、安西組に敵意を剥き出しにしておりましたw
感情表現、表情が素晴らしく、発声も、よく通る声も素晴らしかったのです✨
『おー、この人出来る‼️』って思わず感嘆の声を洩らしてしまいました✨（実際に声を出したわけではありませんw）
でも、『私たちは家族』とゆうワードが何回も出てきたので嫌悪感はまるでなく、痴話喧嘩レベルの可愛らしさがありました😄
すごく堂々とお芝居されてたんですが…あとからキャスで『積み木を蹴り倒すシーンは出だし初めで緊張してて足が震えてた』ってゆうのをご本人から聞いて、全然そんな風には見えなかったので、おったまげましたw
そして、真子で好きなシーンは、
真子が都築と安西を目の前に膝間付かせて、二人に『宣誓しなさい‼️』←てゆうとこ。
真子がイニシアチブを取って悦に入ってる表情が印象的でした。
（この時、小林のヨシコ役の井垣真奈さんと、田辺美咲役の星乃はぐりんは、まだ静かに成りを潜めておりましたw）
そんな小林のヨシコ役の井垣さんは、ちょっと気の弱い優等生みたいな感じで、しゃべるとドモる。オドオドする。
でもメガネの奥にしっかりと意思を持っているとゆう感じでした。
後半少し強気で安西に対抗するとことか、最も変化を見せたキャラをしっかり演じておられました。
井垣さん←客出しでメガネを外されてて、
『あれ？あの美人さんは何役の方やったっけ？』
としばらくわからなかったのは、キャラをしっかり作り上げてたからだったんだ！とあとから感心した次第です‼️
そして美咲役の星乃はぐは、周りを冷静沈着に観察し、物静かに見守る感じでした。
でも、はぐりんは、やはり天性の女優さんが冒頭から滲み出てました。
相手の話を聞きながら、おどけたり、困った顔をしたり、笑ったり、怒ったり、と、ずっと見てたらくるくると表情が変わる変わる。
自分では全く意識してなかったとゆってたので、これはもう美咲を素で生きていたとしか思えない。
さすがだ✨
そして、アピールタイム途中で
『小林さんはここが好きだから。
セイコ様になることなんて願ってないから‼️』
と、はじめて感情を剥き出しにして叫ぶシーン❗
ものすごく心鷲掴みにされました🙆
あと印象に残ったのは、後半シーンで
アリが登場する夢の話をするところ。
なかなかの不思議ワールドでしたが…
『このアリは、今まで体験したことのないスピードで庭を一周したことでしょうね』
てゆうセリフがなんか好きでした🙆
↑このシーンは、日替わりで内容が変わってたらしいです✨
そして、都築のヨシコさん役の夏井さんは、すらりと長身で、お人形さんか？て思ったくらい細い！
上品で気高く、品のあるお芝居をされてました。
そして都築組のヨシコさんの従者お二人！
明るく楽しいキャラで、芸人コンビか！みたいな感じで、都築を常に慕う下僕的存在w
見るからに格好が小学生だったのですが、実は21歳と22歳だとあとから知り、これもおったまげたw
二人とも舞台経験が浅く、遥役の芝入さんは何とこの舞台が初舞台❗ひかり役の荏原汐里さんもまだ数本しか舞台に出たことがないですと？‼️←全くそんな風には見えなくて、これもおったまげたw
おったまげてばかりw
そしてこの二人は、投票の時に繰り広げられる寸劇がなんとも面白おかしく、『一体何を見せられてるんだ？』と、腹をかかえて笑わさせていただきましたw
でも、それは、二人芝居のト書きをマイクパフォーマンスで静かにサポートする花乃役の鎌田さんあってこそ成り立ってたw
3人の掛け合いが笑いを産み出しておりました‼️w
花乃は、どの組にも属さず一匹狼でした。
立ち位置がよくわからなかったのですが、
キャラは一番立っていたと思います。
そして、安西のヨシコさんは強気に『セイコ様』には私が一番相応しい！…と、揺るぎない自信を持っている。役を演じる福長さんは、目力が半端なかった。
元々はシンガーで、舞台経験はあまりないらしいのだが、いやいや芝居！お上手でした❗
そして、圧倒的な存在感な礼子役の大野さん。
ちょっとお馬鹿なの？的な京子役の松尾栞さんに的確に突っ込みを入れる様が可笑しかった！
京子のラップ←度肝抜かれて素敵でしたw
…と、どの組もバランスがいいwww
そしてそして、山道に迷って、館へとたどり着き、吸血鬼の存在を知り怯える梢役の西澤ゆかりさん。
物語に書いてますが、しぶしぶ投票の司会進行役をやるハメになり…。はじめは怯えキャラだったのに、マイクを持ったとたんに、あゆ（浜崎あゆみ）のものマネで生き生きと叫び出したのには笑ったwww←このマイクパフォーマンスは日替わりで変わってたそうです😆←全パターン見たかった💦
こちらもイイキャラ❗
これだけ芸達者wが集まってて面白くないわけがない‼️はいw
そして、セイコ様争奪の白熱のパフォーマンスが繰り広げられる←すごいセリフ量💦
そして、いざ投票‼️
多数決で挙手制で票を募るも、花乃がそれぞれを裏切り手を挙げなかったために決着つかず💦
結果決着は椅子取りゲームでつけることにwww
ひとつの椅子を巡っていざゲーム開始‼️
流れ出した音楽は何と若大将（加山雄三）の『お嫁においで🎵』
今まで敵対していた皆が、輪になり何故か和気あいあいと笑顔で椅子のまわりをぐるぐる回る。
音楽を止める人がいないのでw歌はいつまでも続くw
さあ、結果は如何に‼️
…てとこで玄関のチャイムが鳴る‼️
何とそんな矢先に、セイコ様から血液が届いたのだ💦（血液が入ってたのがAmazonの箱だったので笑ってしまったw）
届く日が遅れただけだったのだ💦
セイコ様決定戦は、それで呆気なくお開きに…。
この館から誰かが外界へ出るのはまた当分先伸ばしになりそうだった…。残念💦
と…ここから物語が大きく動き出します‼️
礼子は、梢をこっそりと地下にある抜け道から外に逃がそうとする。
梢はルポライターをしているが、実は小説家を目指していて、別れ際礼子に『この館での出来事を小説にしていいか？』と聞く。
『もちろんいいわよ。小説ができたらここに送ってね』と返す礼子。
礼子のシーンでここが一番好き。
そして梢は館を出ていく。
しかし、すぐに戻ってくる梢。
『やっぱりここで皆と暮らしたい。』
梢はそう言ったのだった…。
そして、都築は…『ここに居ることに飽きた（座組での都築の年齢設定は900歳だったらしい。）、外へ出たい。』
…と、石になることも厭わず出て行こうとする。
それを見た安西は、気丈に振る舞いながらも都築の肩に頭を乗せ別れを惜しむ。
あんなに敵対していた安西が、家族を失うかもしれない窮地に見せた悲壮にぐっと来てしまった。
都築はそれでも館をあとにする。
もちろんひかりと遥もそのあとを追って出ていってしまった…。
梢は、出て行ってしまった都築達を探しに山中をさ迷う。
後日ネタバレで、
冒頭の※プロローグで書いたシーンが実はこの都築達を探していたシーンだった…と知って物悲し過ぎて涙してしまった。
そして月日が流れ…
館の椅子に、毛布にくるまって顔が見えない誰かが…足取りもおぼつかずに、脇を支えられて座る。
それは梢だった。
梢が館にやって来てから早60年が経とうとしていた…。
梢の死期が迫っている…。
皆覚悟の面持ちなのだが…『死』とゆうものに遭遇したことがなく…少し戸惑い気味だ。
やがて…
梢は静かに息を引き取る…。
部屋の真ん中に毛布にくるまったまま寝かされ、
しめやかに葬儀が行われた。
梢の枕元に一輪一輪置かれていく白い花…。
そしてそれぞれが、梢に別れの言葉をかける。
物悲しいシーンで涙が流れた。
前半の楽しいシーンからのこれはズルい…。
死ねない吸血鬼と、死んでしまう人間。
なんだか、生と死とゆうものを考えさせられてしまった。
ルールに縛られて不条理な世界にいる吸血鬼たちが、親しい人の死に直面した。家族だった都築達をも失った。…そして、はじめて寂しさが去来する様を見せつけられて泣かずにいられようか？😭
そして更に、鎮魂歌として
あの思い出の、椅子取りゲームの時に流れた『お嫁においで』が歌われた瞬間涙腺が崩壊してしまった…。
舞台が始まった時、
最後にこんな悲しい結末になるなんて想像してなかったので、まんまとやられてしまったw
とてもいい舞台だった❗
あっとゆう間の100分だった。
密室劇だったし、舞台までの距離感が近く、そして三面舞台で吸血鬼たちの日々を覗き見している感じだったので…なんだかその世界の中にいるような感覚に陥った。
そして何より、演者さんたちの芝居のグレードが高すぎて引き込まれてしまった。
そして皆さん美麗過ぎた😆(笑)
そしてもちろん本の面白さが群を抜いていた‼️
満腹だった…
とゆうか、この吸血鬼たちの世界を同じく不老不死で(笑)ずっと見ていたかったw
本当に、素敵で面白い舞台をありがとうございました✨
11月にDVDが届いたら間違いなくすり減るまで（ほんとにすり減ると困るがw）ヘビロテさせていただきますw
1回の観劇のみで記憶が曖昧な箇所、実際との相違点もあるかもしれません💦
やはり思った通りうまくまとめれませんでしたが(笑)
笑って許してくださいませ🙏
長々と失礼いたしましたw
今回も観劇で感激でした🙆
はぐりん、素敵な舞台をありがとう😉👍🎶
ではではこの辺でレポート終わります。
あでゅ🙆
あ✨
この観劇レポ前後（客出しetc）の上京物語はまた後日❗w
PS
7/20(土)
情報解禁ほやほや告知❗🎵
🔔情報解禁🔔
ついに、初の星乃はぐ主宰公演です！！！
8/1(木)からはクラウドファンディングも実施予定🔥
星乃はぐ主宰公演vol.1
「黙祷-Silent Prayer-」
▶︎高田馬場プロトシアター
▶︎11/9日(土)〜11/10(日)全4公演
脚本/演出 白井ラテ
(青色遊船まもなく出航)
キャスト
星乃はぐ
米川塁
菊地智春
枝窪純子(白鳥歌舞喜)
三枝ちえ((株)CROSS CALL)
草梛祐史(劇団GAIA_crew)
深月要(COTEN)
▶︎チケット予約開始10/1(火)12:00
▶︎予約フォーム、タイムテーブル9月発表
メインビジュアルも近々公開予定！
お楽しみに‹‹(´ω` )/››
見よこの夢のような神コラボ✴
これは観に行くしかない‼️
皆さん観に行く一択ですよ✨
星乃はぐTwitterをチェックして
拡散の嵐←よろしくお願いいたします✨