若松区内大会からわずか、二週間。
早くも市内大会の日がやってきました(-_-;)
中体連 サッカー北九州市内大会には各区の大会を勝ち上がった16チームが集う。
県大会への切符を掴むため、勝ち上がるほかない。
トーナメント戦、初戦は戸畑区一位の大谷中学校と対戦。
朝は7時に本城陸上競技場の運動公園に集合し、会場の設営から入る
この日、新しいキャプテンマークを預かった。
ピカピカ新品、明るいイエローのキャプテンマーク。
息子の学校の顧問の先生とは別に、合同チームなので、相棒の学校の顧問の先生から渡されたものだ。残念ながら、相方の学校の先生はこの当日、試験のために試合をいっしょに過ごすことが出来なかった。もう一人の恩師である先生が不在の間、預かった重みのあるキャプテンマークだと思った。
負ければ、実質、公式戦が終了なので
いわゆる 引退 だ。
少しでも、数時間でも仲間とともにサッカーをしたい気持ちは、どこの学校のどの子も同じであろう。
当然、うちの息子も同じ。
ただ、今回は特別、チームメイトの怪我で大会に出られなかった選手の為にも、一丸となって戦う覚悟はより強くあったと思う。
北九州市内大会の結果は、ベスト8で終わってしまった。
が、振り返ってみると、
中1の最初の夏の中体連は区内大会で負けた記憶がある。
試合には出してもらえたが、力及ばず。当時の3年生の先輩たちとサッカーが短い付き合いになってしまったのを覚えている。しかも、1年生の時は、3年の先輩たちと一緒だったけど、ガチガチだったのが、笑える
で、次の2年生のときは
区内大会突破→市内大会は初戦で悔しいが敗退だった。思永中に負けたんだった(^_^;)
このときも、やはりガチガチだった颯人。
そして今年、3年になった。
区内大会突破→市内大会は1勝できた。
しかも、打倒!浅川中!と掲げてきて、わずか1点だが奪うことが出来た。
この1点の重みは、かなりの価値があると、感じたはず。
市内大会当日、前の2年間とは違う空気が漂っているのは確か。
緊張のガチガチもなく、まさに一皮むけた感じの、覚悟決めた表情をしていたように思う。
三年間、選手として使ってくださった歴代の先生方、感謝です。
良い顔をするようになりました( T_T)\(^-^ )
少しずつだけど、彼らは成長をしてきたんだなあ・・・
少しずつ、結果は残してくれているんだ、と、こうやって振り返ると、スゴイことだなと
初戦は 若松・向洋VS大谷中 2-0にて突破。
続いて、2戦目は今大会の優勝候補、浅川中学校。
結果は 若松・向陽VS浅川中 1-4にて敗退。
正直言えば、2戦目に浅川と当たりたくなかったな、という気持ち。
北九州市内大会は、結果は浅川中、折尾愛真中、沖田中が上位3位となりました。
この1年、打倒!浅川中! の気持ちで、ひたすら練習してきた。
個人のドリブルの力、突破力、スピードなど明らかに劣っているのは承知の上(笑)
でも、諦めない、出来る対策はすべてやる!が顧問の先生のモットーだった。
しかし相手は選手層の厚いチームだ。
こちらは交代要員がいないくらい、部員数がギリギリのチーム。
試合の合間も、お相手は2名ずつ交代を出してくる。
元気満タンの選手が、度々送り込まれてくるのだいくらでも、選手がいるのだ、羨ましい・・・・。
だから、個々の技術ももちろんだが、
ひとりひとりにとって、体力勝負になることも必死だった。
浅川中を指導してきた先生が昨年の春から移動してきて、息子たちの顧問の先生になった。
相手の浅川中を知りつくす顧問の先生が考えうるすべての対策を、短い1年の間で丸のみしてきた息子たち。丸のみして、消化して自分たちのものに100%出来たかと聞かれれば、出来ていない(笑)
だから、実力の差があるのはわかっていて、中体連市内大会での現時点で出せる精いっぱいの力を出そうと頑張ったのは、みている私も痛いくらいに感じた試合をしてくれました。
朝9時からの第1試合大谷中との対戦を終え、何をしたかと言えば、
同じく若松区内の二島中学校のプールを借りて、冷たいシャワーを浴びた。
(二島中学校の校長先生のご厚意だ。本当にありがたいことでした)
体を冷やし、昼食を涼しい風の良く通る日陰で食べ、そのままお昼寝
暑さで体にこもった熱を冷やし、食事をとり、体力を温存する手法をとった。
お互いに足のマッサージをしたり、リラックスも出来た、貴重な時間を過ごした。
試合会場にいるままで、昼食をとっていたら、どうしても緊張が続くから、こんな時間は過ごせない(ですからね笑)
自分たちの実力だけでは敵わない相手だからこそ、
ピッチの外で出来る対抗策を、やってみた。
息子の学校の先生は、ひたすら選手に水分を補給させるために、自らペットボトルをピッチのあちこちに置いてくれていた。わずかな時間でも、飲水できるように。
そして、よい状態を維持できるように、ボトルを置いていく後ろ姿に子どもたちを思ってくれる先生がいて、私は、ほんとに嬉しかったです。
浅川中サッカー部と対戦するってことは、
まあ、もはや引退が決まったようなものとして、頭の隅で覚悟はしていただろう。
それでも、やってみなきゃ分からない、
出来うる限りを、やってみるしかない、そんな精神状態だったことでしょう。
結果は負け・・・。
負けたことはさほど、私は悔しくない。
親の私は負けたことよりも、いっしょにサッカーを楽しめなくなる=引退 が寂しい。
息子は悔しくてたまらないようだけど
本当は嗚咽をもらすほど、泣きたかったに違いない。
でも、みんなの手前、大泣きするわけにはいかない息子。
必死で、堪えた涙があっただろう
私も、そんな息子がいるから、泣くことは出来なかった。
中学サッカーは、終わってしまったけど。
翌日からの朝練も相変わらず、キッチリ出かけて行く颯人。まだ、これから続くサッカー人生。
練習は欠かすつもりはないようで、安心しました(笑)
今の、彼の目標は、体づくり。
高校サッカーで当たり負けしない、タフでマッチョな体を作りたいそうだ
顧問の先生から、『ペラペラやなあ~』と言われたそうなので、余計にマッチョな体を目標にしているらしい・・・単純な奴だ
これまで、たくさんの方々に応援を頂いた分、少し時間ができた初めての土日は、
自分の出身チームであるジュニアチームの試合の応援にいったり、ちびっこの練習を見に行ったり、これまでの自分を振り返る時間を過ごしています。
中学3年間のサッカー部、おつかれさま☆
そして、これからは、次のステップに向けて、また準備する期間になります。
体を作り、努力を怠らず、自分を磨いて下さいまし。
余談ですが、
颯人が今回の市内大会で一番悲しかったこと。。。
それは、コレ↓
わかります?
得点板の学校名のところ・・・。 若松向洋 の文字が・・・。
めっちゃ手書き!!
しかも、最後の方、文字が入らなくなって小さくなってる!
フニャフニャの字だし
何が悔しいかって、
どうやら市内大会で2試合目に本城陸上競技場のメインスタジアムに出てくると思われていなかったようで、特点板に貼り付ける学校名を急遽書きました~的な
せめて学校名(チーム名)くらい、ちゃんとしてほしかった・・・と、颯人は試合を終えてぼやいてました(笑)
試合が始まってすぐに、得点板に気付いた息子は、負けたくない~!!とより強く思ったそうですまあ、合同チームだから、用意してなかったんだと思うけど?
さて、高校はどこに行くの?と
昨日も一日、ジュニアの試合会場にいるだけで、何人もの方々に質問されましたが。
じつは、まだ何も決まっておりません。
本人の希望もまだ、定まっておりません。
しかも、いろんな方が、あの学校がいいよ、とかあのチームが良いよとか、あの学校の指導者がいいよとか、あそこは強いよとか、様々な情報を下さるのですが、しまいには、
『結局のところ、みんな色々勧めてくれるけど、どこでもいいんじゃね?』
と言い出す始末。
どこでもいいわけなかろうが!!
いつになったら、落ち着くんだろう。
目標が定まらなきゃ、ふわふわ落ち着かない。
中学を卒業するまで、まだまだ山あり、谷あり、続きそうです・・・(T_T)
中体連市内大会の写真はこちらにストックしてます。
対戦相手の大谷中、浅川中の選手も少しですが写ってます。
よかったら、ご覧ください♪
※閲覧のみ、二次使用は禁止しておりますので、ご注意ください。
最後に、中学最後の中体連市内大会に多くの方々が応援に駆けつけてくださり、ありがとうございました。差し入れも沢山いただいたり、保護者同士でいっしょに応援出来たことも私にとっても良い思い出になります。先生方のご指導、なかなかサッカーで実現する事ができない部分も多かったと思いますが、教えて頂いたことに感謝です。
それから、一番感謝なのは、対戦してきた各チームの選手たち。
浅川中学校のサッカー部みなさんには、特に!
県大会、進出おめでとうございます。私たちの分も、しっかりやりきってきてください。
いっしょにサッカーをしてきた、多くの関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
またこれからも、どこかでご縁が続くと思います。再び、どこかでお会いできますように☆
いっしょに戦ってきた仲間の選手と保護者さんたち、
お疲れまでした
さて、次のステップに張り切って進もう~