鬼滅のスペシャル?みたいな番組を夜にやってて子供達が見てました。
牛太郎っていうすごい強い鬼が炭治郎に迫るシーンでこう言うのです。
「おまえ、本当にみっともねえなぁ。本当にみっともねえ。妹1人守れねえで」
みたいな。
それを横で聞いてて、これって、全部自分自身に対して思ってることの裏返しなんだろうなぁって思いました。
みっともないのは他でもない自分自身。
みっともなくてしんどいって心の奥底で叫びに似た悲痛な思いを抱えてるのかなぁ、なんてボーッと思いながら横目でテレビを見てました。
だから、敵意むき出しで文句を言ってくる相手がもしいたら、自分自身がそうなんですって自己紹介してるようなものだな〜って目で見ると怒りが湧いてこなくなりそうですよね。
相手の言動に一緒になって飲み込まれなくなる。
一歩引いて俯瞰して見ることができるようになる。
え?今どき敵意むき出しで直接文句言ってくる人なんていない?
じゃあ、SNSとかで敵意たっぷりなコメント書いてくる人とか。
きっとその文句は、不甲斐ないと心のどこかで思っているであろう自分自身に対してのセリフなんだろうなと。
でもそのセリフを自分に向けて自覚してしまったら自分が辛すぎるし、とても惨めな気分になる。
だから、相手に対して怒りが湧いてそれをぶつけて、自分自身を守ってるんだろうな。
そう思うと人って誰でも自分を守ろうと必死なんですね。
自分も子供達に対してずいぶんやってきた。
7〜8年前までは自覚もなくやってたから、当然自分自身もとっても辛かったです。
自覚する、自分で気付くのはかなり大きな一歩だと思う。
気付くだけで自分が変わることってたくさんあるからね。
うちの近所。
横浜市とは思われない田舎な風景。
そこがわりと気に入ってたりもします