アメリカの南北戦争(1861~1865年)以来のアメリカ内戦(もちろんフィクションですが)を描いた話題作です。
公開は欧米では昨年の秋だったと記憶していますが、日本公開は今年の10月からでした。
YouTuberの及川幸久氏が勧めていたので観に行きました。
全米2週連続No1ヒット、という事は3週目からは集客力が落ちた、という事ですよね
「3週目からは集客力が落ちるもやっぱり」と思うくらいの駄作でした。
前評判が高過ぎたのだと思います。
アメリカの現状について何の知識も無い観客が見たとしたら「大統領が射殺されてしまう戦争映画」で終わってしまうと思います。
アメリカで十数年前(もっと前から?)から起こっている分断の原因や本質が全く説明されずに「いきなり内戦モード」に入っている映画なので、特に事情を知らない(わざと日本のマスコミによって知らされない)日本人には理解しがたいと思います。
戦闘シーンと主人公の戦場カメラマンの死亡、若い戦場カメラマンのデビューしか記憶に残らない映画です。
ドナルド・トランプVSディープステート、「ドナルド・トランプ&イーロンマスク&タッカー・カールソン&ロバート・ケネディ・Jr」VSアメリカマスコミ、「トランプ大統領当選=エプスタイン文書フルオープン&JFK暗殺の機密文書公開」VS公開されると困る人、などの構図が分からないと面白くも何ともない映画だと思います。
逆に言えば全米2週連続No1ヒット、という事はそれだけアメリカ内戦Civil Warの勃発に危惧を持っているアメリカ人が相当数いるという証左でしょうか?
話が難しくなりましたが、昨年あたりからアメリカの銃砲店では銃が飛ぶような勢いで売れており、銃弾に至っては在庫が売り切れて無い店もある、という状態だそうです。
11月のアメリカ大統領選の行方からますます目が離せません。