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滝口(たきぐち)


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※御溝水(みかわみず)の落ち口を滝口(たきぐち)という、北側から流入
した水を、いったん堰き止めて下流に流す。まだ貯水量が少ないため、染み出して程度だが、満水になれば、堰止め板の間を水が滝のように噴出し、その水音(せせらぎの音)が涼感をさそう。
 向かって右方向(東側)も同じ仕組み、そして清涼殿の敷地内を清流が巡り他の場所に移る

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               清涼殿の敷地内の別の地点にて
(仕組み)
堰止め板は上下2枚 その隙間(すきま)を勢いよく水が滝のように流れ落ちる。
下板は上板より少し前にせり出ているようで、より遠くに水が押し出される。

※推薦ホームページ 
 ・滝口武者(たきぐちのむしゃ)ウイキペディアフリー百科事典
・9世紀末頃から蔵人所の下で内裏の警護にあたっていた武士。
・清少納言の『枕草子』の「名対面の章」
 
・京都観光 街めぐり 
 平安時代末期、御所の警護にあたった滝口の武士、斉藤時頼と、平清盛の二女・徳子(のちの建礼門院)付きの女官 横笛 にまつわる悲恋の物語。
『平家物語』に描かれ、のちに明治時代の先駆的な文芸評論家の 高山樗牛 によって、小説化されました。
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