種子不失 | 教蓮寺 ~お寺日記~

教蓮寺 ~お寺日記~

このブログでは、愛知県西尾市吉良町にある
浄土真宗本願寺派 明源山教蓮寺の情報をお届けします
約550年前に建立され現在は本堂も新しくなり
お寺の行事として毎月7日の常例法座
毎月第1土曜の子ども土曜学校など様々な催しも行っております


蓮の花は、種子不失(しゅしふしつ)の徳があります



あるところで、護岸工事をしたところ、次の年に突然蓮の花が咲くようになったことがあるそうです

蓮の種は、1000年前の種でも条件が整えば、芽吹く力があります

ですから、種が無くならないので、種子不失の徳があると言われます

実は蓮の種は、ただ水や泥の中にあっただけでは絶対に芽吹きません


外側から、傷をつけたり、芽吹けるようにしてやらなければ芽吹かないのです

これは、頑なな私の心は絶対に私の力では破ることが出来ない

仏様のお力添えがあってこそ、私の頑なな心が破られて

美しい花をつける事が出来るようになる

蓮は、そんなことを教えてくれます
(*^人^*)