浮葉 | 教蓮寺 ~お寺日記~

教蓮寺 ~お寺日記~

このブログでは、愛知県西尾市吉良町にある
浄土真宗本願寺派 明源山教蓮寺の情報をお届けします
約550年前に建立され現在は本堂も新しくなり
お寺の行事として毎月7日の常例法座
毎月第1土曜の子ども土曜学校など様々な催しも行っております

蓮の葉が立派に伸びてきました(^u^)





↓水面を覗いてみると、蓮の浮き葉です





浮葉は何と読みますか?浮き葉なら(うきは)で良いですが、浮葉と書くと(ふよう)とも読みます


浮き葉は蓮の葉でも水面に浮かんでいる葉を浮き葉と言います

浮き葉は俳句などの中で季語にも使われます


蓮池の深さわするる浮葉かな 荷兮  「春の日」
飛石も三つ四つ蓮のうき葉かな 蕪村 「蕪村句集」
波なりにゆらるヽ蓮の浮葉かな 正岡子規 「子規句集」
蓮の葉や波定まりて二三枚  村上鬼城  「鬼城句集 」
くつがえる蓮の葉水を打ちすくひ

松本たかし 「野守」


浮葉(ふよう)も蓮の葉の事ですが、何か理由があって使い分けをされているんでしょうね


浮き葉は初夏を読む時の季語です(^u^)初夏ですね~