おうちサロン ほっと はぁと 
管理栄養士・アロマコーディネーターの片山恭子です。
 
11月の始めに実家に帰った時に、みかんをもらって帰ってきました。
その場にはなかったので、軽トラでぴゅ~っと走ったところにある、
みかん畑に母と一緒に採りに行きました。
 
まだ完熟には早いかな?というところでしたが、よく色づいている
みかんを選別しながら二人で摘果し、もらってきました。
小さめの段ボールに一杯分はあるかな?
 
はぁ。幸せ!!!
 
これでしばらくは、みかん飢えしなくて済みそうです。
みかんは、私のソウルフードのひとつです。
 
 
実家はみかん農家で、冬になると実りが最盛期を迎えます。
摘果も忙しく、昔は仕事を家族総出でしていたなぁ。
おじいちゃん、両親、親戚、私を含む4兄弟、そして
その時期だけ摘果を手伝ってくれるスタッフ数名=通称「みかん採りさん」
も加わって摘果作業をしていました。
 
冬の思い出はみかんとともにあり、日中は山のみかん畑で過ごし、夜は選果場で
出荷準備を手伝っていた記憶が多く、あまりゆっくり過ごした記憶がありません。
 
冬はコタツで家族団らんというのは憧れでもあったけど、
私の家族との団らんの場は、山であり、選果場でした。
 
子供の頃から結婚する26歳までは、冬は学校や勤めに行く仕事以外にも
家業である農業でよく働いていた気がします。
なので、休むことに罪悪感もあったけど、
今は「休養」や趣味は大切にしていて、
できるだけ仕事ばっかりしないようにしています。
気づいたら仕事ばっかりになるので、積極的に生活に休養や遊びを取り入れています。
 
今は実家のみかん畑もだいぶ縮小して、両親や親戚が摘果して済むくらいに
なり、私も摘果には行かないので、
今となってはいい思い出です。
 
いろいろ思い出して、みかんを食べつつ、みかんを見ていると、
みかんの効能について改め気になったので、この本で調べてみました。
 
以下、本より引用

≪実と皮に異なる効能がある≫
~実の効能~
・実には肺に潤いを与えて機能を高める作用があり、から咳、かすれ声、のどのかゆみ、
 口やのどの渇きを解消するのに有効。
・空気が乾燥した冬に適していますが、多食すると痰を生み出すと言われているので注意
 
~皮の効能~
・滞った気の巡りを活発にして消化を促す作用と、余分な水分の排出を促す作用の
 二つがある。
・中国では料理やお菓子にも利用され、生薬の陳皮としてもつかわれます。
 
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との事です。私は、もっぱら実を食べる専門です。
この本は、漢方の側面から書かれてて、詳しい成分については書かれていないけど
ビタミンCも食物繊維も含まれているしいいね。
糖質でエネチャージもできるね。
 
糖尿病の方などは食べ過ぎ注意ね。
1日2個を目安に~。
みかんはついつい食べ過ぎちゃうけど、栄養指導ではお伝えしていますが、
血糖値が高い方は目安量をお守りくださいね。(子供の頃は手が黄色くなるほど食べていたなぁ。)
 
 
皮は、むく時の香りが好きかな。
まさに天然の精油!
みかんの香りでなじみがあるせいか、アロマの中では、柑橘の香りがダントツで好きだもの。
柑橘系のリモネンの香りは、好きな人も多いですね。
 
リモネンはモノテルペン炭化水素類に含まれる成分です。
モノテルペン炭化水素類の特徴を、アロマコーディネーターの本で調べてみました。
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抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用、組織再生作用、
 うっ滞除去作用、コーチゾン様作用、鎮痛作用
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以上の好意的な作用があるようです。
 
粘膜刺激特性もあるので、敏感肌の方はリモネンに大量に触れると
ピリピリとするので、少し注意が必要ですね。
 
あ、プチグレイン(プチグレン)の精油を香っていても、山で摘果している光景を思い出します。
ちなみに、プチグレインは、ビターオレンジの木の枝葉を蒸留して採れる精油です。
 
というわけで、みかんには色んな作用があるかな。
プチグレインについては、また今度。
 
みかんは、食べてよし、香ってよし!
 
どっかでみかんの皮がワックス作用があるので、床掃除に使うという
記事もみた事あるなぁ。
そういえば、みかんの皮は台所にも使えたような。油汚れに~。
みかんの皮の用途∞(無限ではないかもしれんが、言ってみたかっただけ)
 
日頃は効能について考えて食べたり、みかんの皮をむいている訳ではないけど
改めて、みかんの効能を振り返ってみて、さすがみかんと感心しました。
 
う~ん、やっぱり私はみかんが大好きだ!