こんにちは。
(・∀・)ノ
京女みさきです☆
皆さん、GWはいかがでしたか?
GW後半はスーパームーンに、
スーパーセル…、
日本中が自然の力や猛威にあたらめて驚愕しましたよね。
私はというと、
明けから確認テスト三昧に驚愕しています…W
(;´д`)
またバタバタな1週間になりそうです。
さて、本題です。
前回のブログに載せたこれなぁんだ画像。
わかりました??
facebookのお友達は
爆竹?ヌンチャク?粽?と最初の画像に答えてくださいましたが、
正解は、画像のように「鼻緒」です!
【京髑髏】ミニ髑髏古布によるお誂え。
みさきは
この同じ柄のハート型の帯留めを持っています!
この古布シリーズはガマ口などもあります☆
ほぼ一点ものばかりです。(^^)
めちゃくちゃ可愛いので、この柄が気になった方は是非チェックしてください!
で、
竹の皮に包まれた
二枚目、三枚目の画像ですが、
すき焼きや石鹸にして使う
牛脂??とお答えいただきましたが… 〓(確かに似ているかも)
正解は、
端午の節句に食べる「ちまき」で有名な御菓子屋の粽(ちまき)。
16世紀から宮中祭事の御菓子を担当していたという由緒正しいお店で、
「川端道喜」と言います。
かの戦国武将、明智光秀も大好物だったという伝統の品!
明治天皇が遷都で東へ移られるまで、
この老舗の餅は350年に渡り、
御所に毎日御朝(朝ごはん)として届けられていました。
茶の湯の世界でも裏千家御用達の伝統の老舗中の老舗。
その伝統的なお味は、
他の老舗菓子では味わえないほんまに唸ってしまう病み付きの奥深さです。
(^^)
徹底した極上天然素材へのこだわりと、
おもてなしの茶の湯に通じる美意識を、
見た目、香り、お味、食感から感じずにはいられません。
一度は是非、
その歴史とともに、口にしていただきたい感覚全てで味わうお菓子です。
京都洛北の笹、
最上級の吉野葛、
あとは砂糖と水のみを使った「ちまき」です。
葛独特のプルっとした柔らかさで、ゼリーとはまた違います。
しっかりと移った笹の香りと葛の甘み。
蒸しても、
いっそう笹の香りが楽しめます。
京菓子は上生菓子であっても、
素材から醸しだされる風合いを重んじています。
素材へのこだわりは、
仏教や茶道との関わりを通じて「平常心」を表わそうとします。
菓子はさりげなく目立たず、
昔からあるがままという雰囲気。
茶道だけでなく宮廷との華やかな結びつきもありました。
この粽(ちまき)は宮廷系の菓子だったものを、
明治になってから茶道系の菓子に改良したもので、
最高級の吉野葛を2種類ブレンドしてあるそうです。
粽は上品であるものの、
笹や葛自体は平素なもの。
あくまで平素(平常心)でありながら、
えも言われぬ葛の清涼感、透明感で、茶人を魅了てきました。
京菓子のこだわりはほんま歴史とともに
奥深くて何度も感心させられます。
光秀が戦の途中でも、
慌てて包みの笹ごと口に入れたと言われる「川端道喜の粽」
歴史の味を一度御賞味になってみてはいかがでしょうか。
ではまた
(@^^)/~~~
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