株、株式売買といえば、マネーゲームであったり、ギャンブルであったり、という印象があります。

最近では、そういうイメージがあり、

さらに、インサイダー取引などが話題になっています。

しかし、そもそもの話は、そうではない。

株というものは、会社などの組織が、

「未来、こういうことをしようと計画しているが、資金が足りない。だから、出資してくれませんか?

そのかわり、うまくいって、儲けたときには、配当を渡したりしますね」

という話なのです。

その証として、株券を発行するわけですが、その株券を個々で売り買いしてもよいわけです。

その間に入るのが、証券会社であるわけですが、

根本は、株式の購入というのは、

「こういう会社が大きくなれば、社会貢献できるだろう」とか、

「こういう計画が、うまくいけば便利になるだろう」とか、

「こういうものができたら、助かるだろう」とか、

個人では、どうにもできない問題や不具合を解決するのが会社の役割であって、

自分ではどうにもできないことに加勢するための株式なのです。

今の世の中には、そういう投資家は何人いるのでしょうか?

自分の懐を肥やすことばかりを考えている人たちだけで、

どうして社会が発展するでしょうか?

震災の復興など、なおさらですよ。