質問に対して、的確な答えを出すというのは、至難の業なんでしょう。


単純な答えを用意するのは簡単かもしれませんが、


質問した人の真意を掴むのは難しいものです。


例えば、飲食店で働く。


お客様らしき人が来て、「店長さんいますか?」と聞く。


このお客様の真意は何かを当てるのは、なかなか難しい。


店長の友達か?
面接に来たのか?
営業にきた人なのか?
前に来たときに少し話したお客様か?
ただ単に店長を知っているからというアピールしたいだけなのか?


答えは、YESかNOのどちらかで単純で簡単なことです。


単純に文章を読むかのように言語を理解するだけなら簡単なのです。


しかし、その意図をくみ、的を得た回答をするとなると話は別です。


この人がどんな服装、表情で、声のトーン、話し方。
結局、何をしたいのかを的確に見抜くことで、


初めて、質問の意味を掴めるわけです。


質問の意味もわからず、ただ答えるだけでは、気が利かない、馬鹿な奴と思われます。


言葉は足りないことが多いものですから、氷山の一角から如何に全体を掴むかがコミュニケーションをスムーズにし、トラブルを少なくするかに繋がると思います。