世の中の多くの人は、不幸になる癖を持っているんじゃないかな。と思う。


例えば、彼氏の浮気を意地でも発覚させようとする女性。


例えば、自分は、間違ってないと言い張る人。


よくよく見るのは、非常に恵まれている立場にあるのに、自分を不幸だと思い込むような光景です。


なんでそんなに自分が不幸でありたいのか。


「幸福でありたい」と考えるのは、万人の共通の願いだと思っていましたが、


実は、そうではないのじゃないかと思うようになりました。


不幸であることで、不幸癖のある人は、なんらかのメリットがあるようです。


どんなメリットかとよく見てみると、


不幸であることで、自分という人間の存在意義を見出していたり、自分の考え方や行動を肯定するだけにすぎないのです。


たったそれだけのことかと、傍から見ていると感じますが、本人にとっては、まさに生命線のようなもので、


自分が不幸ではなく、幸福であるということになれば、もうやっていけないくらいなのです。


そういう人は、常に不平不満を感じ、ストレスを溜め込みます。


しかし、そうすることで、自分という人間を成立させようと考えるので、


また無意識に、それで良いと考えているので、始末が悪い。


そして、口では、「幸福でありたい」と言い続けて死んでいきます。


そういう人間が多すぎるように感じます。


もしかしたら、私にも不幸癖が染みついているのかもしれませんが、


私も今年で30歳。


癖というものは、なかなか拭えないものですが、年齢が若ければ、若いほど、修復しやすいものだと思います。


根本的な考え方を変えることで、癖が直ると思います。


不幸癖を修復することで、本当に幸福に向かうことになり、また、自分が今現在、どれだけ幸福で、どれだけの人間に支えてもらえているのかがわかり、

それに気付くやいないや、感謝しなければならないということに気付くことになると思います。

ってな。