三輪明宏氏が執筆されていた中でも最も興味深い内容のひとつ、「プラス・マイナスの法則」。
氏曰く、人間はある意味において、平等だ。
楽あれば必ず苦がある。
それは当然のようだが、そのプラスとマイナスのバランスが絶妙なのだという。
マイナスがあれば、その分プラスがある。
また、プラスがあれば、その分マイナスがある。
実際、私は「マイナス」を買ったことは多々ある。
氏が言う、「マイナスの先払い」というものだ。
先に「マイナス」を望んですることで、後に「プラス」をもたらすという、「法則」を利用したものだ。
具体的には、金銭は勿論、他人が嫌がることを率先して私がする。
面倒、難しい、しんどい、汚い、臭い、不味いものに飛びついた。
本来的に「したくない」を「したい」に転換させた。
結果、不思議なくらいの「奇跡」は起こったのかもしれない。
実感はない。
しかし、間違ってはいない「確信」はある。
「マイナス」をすると同時にで、既にそこには、大きな「プラス」が存在してることに気付いたからだ。
「マイナス」を喜んで、率先してやる。
うかうかしていると、他人に「マイナス」をとられてしまう。
今では、「マイナスの先払い」が癖になってしまったようだ。
しかし、未だに「マイナス」に取り掛かるのは「勇気」と「覚悟」が必要だ。