「損をして得をとる」。
昔からよく言われる商売方法であるが、真意は奥深い。
私の創業以来の経営方法は・・・
弊社が手始めにする仕事は徹底的に儲けない。
明らかに、どう頑張っても黒字にならないくらいの料金設定をする。
プロではないからである。一人前の料金をいただくわけにはいかない。
取引先には儲けていただく。
弊社の実力UPと取引先の利益を徹底的に追究するのだ。
そして、弊社が一人前以上の実力を手に入れるが、ここでもまだ、相場より安い料金設定をする。
この時点で、プロではあるが、修行をさせていただいた取引先に感謝の気持ちで働く。
取引先の利益を徹底し、実力を利用した更なる展開を構築する。
更なる展開で、他の取引先と契約した場合に初めて儲けを出すが、できる限り安い料金設定をする。
「信用・信頼」と「実力」を手に入れてから、初めて正規の料金(最低限だが)をいただく。
お金はなくとも、振り返ってみると大きな信用・信頼・期待・仕事・ブレーン・人材が私の周りに存在する。
お金でそれらを買ったようなものだ。
正解ではないかもしれないが、これが私のやり方であり、一番楽しい方法である。