あのときはアオサを買いあさる人が増え、いきなりアオサ入りのみそ汁などが売り切れになった。
結局中部大学は新型コロナウィルスで調べたわけではないのに
不確かなことを掲載してしまったという事で謝罪し記事を取り下げていたが、
海藻をあなどるなかれ!その効用はすごい!
実際のところ日本はスペイン風邪が流行したときも死亡率が低い国だったという。
In Deep1918年のスペインかぜで日本の致死率が著しく低かった理由を探っているうちに突き当たった「抗ウイルス策あるいはサイトカインストーム防御策」。それは海藻とフコイダンに
に記載されているが、内容はとても参考になるので是非読んでみてほしい。
発酵食品にも注目が集まっている
発酵食品で有名なのは、納豆が善玉菌を増やし免疫力を高めることに役立つうえ、水溶性の食物繊維が豊富なことで知られており、安い、栄養もある、ということで現在スーパーで品薄だ。そして値段もあがっている。免疫力アップには腸内環境を整えると良い、ということは、よくテレビでも紹介されてもいるし、その影響は大きい。
そして味噌。味噌も健康効果が高い。原爆をうけた長崎で放射能の害をわかめの味噌汁が防いだ!という話が有名だ。日本醸造協会誌より
味噌作りには麹菌を使って作るのだが、日本にはなんと450種類もの発酵食品があると言われており
世界でも珍しい発酵食品だらけのユニークな食文化。
最近注目されている甘酒に関してだが、私は現在甘酒探求家の藤井寛氏と一緒に仕事をしているのだが、
米麹甘酒を毎日飲み農大出身ということもあって発酵全般、麹菌や乳酸菌など菌類に関してもおそろしく詳しい。
自分で甘酒を毎日作り、発酵餡子、コンブチャ、様々な酒類の味噌やらを作るのが得意だ。
腸内環境もチェックし、善玉菌がどれだけ増えたかを自らの体で調べてもいる。
マルコメの発酵美食に特集されているくらいだ。
その彼が米麹甘酒を作る応用版の「発酵あんこのおやつ」を料理研究家の方とコラボでレシピ本を出版した。
おうち時間が増え、子供がいるご家庭は自宅で御菓子を作る機会も増えているようで製菓材料がどこも飛ぶように売れ、どこも売り切れが続いているが、楽しくクッキングしながら砂糖を使わずに発酵餡子をつくってみたらどうだろうか。豆類(小豆、白花豆あん、レンズ豆、ひよこ豆)などを米麹で糖化させ、御菓子作りに使う。吸収が良く、糖質オフ、美腸効果、食後高血糖を抑え、美肌貧血予防ができ、うまみ成分が豊富で栄養分まるごと接種できるのです。
米麹と炊飯器で作れるという意外と簡単な方法ですが時間だけかかります。
8時間〜12時間(2−3時間ごとにかき混ぜてください)
おうちに終日いる方、テレワークの方、たまにかき混ぜるだけなんで、是非やってみてください。
おうち時間が圧倒的に楽しくなります。これで免疫力もあがって腸内環境がよくなったら一石二鳥(腸)ですね!