2日目は私の思い出の地巡りでした。
私は父の会社の社宅に住んでいて、社宅というのも田舎で言うと、一つの町。
社宅は56棟もあり、社宅の中にグランド、公園、スーパーも何でもあって、
もちろん同級生もたくさんいたから、学校帰りに遊ぶのなんて、社宅の中で済んだ。
もう何十年とたっているのに、ここの景色は全く変わっていない。
田舎ってこういうものだ。それが最高に心地よい。
そして、この社宅が今秋、取り壊しが決まったそうだ。
老朽化が進んでいるのと、住む人が少なくなってきたからだろう。
寂しい。寂しすぎる。
帰省するたびに、何度となく通ってきた、私の原風景。思い出の場所。
私と一緒に過ごしてきた場所。
ここに来たらあの頃に戻れるのに…。寂しい、寂しすぎる。
唯一、救われるのは、取り壊される前に、ここにこうやって来れたこと。
本当に良かった、ありがとう…