若者に比べる とおじさんは随分種類が豊富。くだらない人間が多すぎるので、彼は考えるのをやめてがむしゃらに死んだ肉を貪り食った。その肉はすでに腐り始めているが、彼にはそれを確かめる術はなく、気づいた頃にはたくさんの毒が体を蝕み始めていた。彼はみるみる痩せ細っていき、ついには寝たきりになってしまった。彼に残された時間が僅かだということは誰の目にもあきらかだったが、彼は残された時間の中で自分がなぜ死ななければならなかったのかをとうとう知ることはなかった。