俺が産まれてから、23年たった。
最近は、いろんなことがわかってきた。
子供の頃にはわからなかったことや、みえなかったこと、感じることのできなかった思い。
たくさんの事柄を理解すること、もしくは理解しようとすることができるようになった。
でもその分、わからないことも増えた。
余計な事ばかり気にして、できなくなったこともある。
人の事は特に。
わからなくなる一方だ。
めんどくさくて関わりたくなくなるなんてしょっちゅうだ。
それでも人は人とかかわる事でしか生きていけないという現実もこれでもかというほど、見せられた。
理不尽な人間。
臆病な人間。
ずる賢い人間。
自分をよく見せようと必死な人達ばかり。
常識なんて言葉が嘘に思えるほどに、
常識が通用しない人達。
同じ日本語で話してるけど、実は全く違う言語を話してるんじゃないかと思うほど話が伝わらない事もある。
それで人は争う。
時にはなにが原因かさえ忘れてしまうほどに。
奪い合い。
傷つけ合う。
小さな事から大きな事まで、
それぞれの大切なモノや譲れないモノを守るために、
必死に争う。
どちらにせよ。
それぞれの想いがある。
基準のための法律さえ疑わしい世の中で。
怒りや憎しみを圧し殺して生きてきた。
話し合いをさけた時期もあった。
波風立てる事がバカらしいと思う事もあった。
怒りや憎しみを伝えるのは難しい。
傷つけたいわけじゃない。
話し合ってもいいけど、
相手の出方次第で面倒になりかねない。
それでも目の前の人間に、
どれだけ一生懸命になれるか。
波風立てる事は、
わかり合うための第一歩で、
その第一歩がなくちゃ分かり合えないこともできない。
でもやっぱり一筋縄じゃいかない。
伝えるための方法を考えなければならない。
言葉なんて手段の一つでしかない。
どうやって表現するのか。
そこに感動して、
はじめて伝わるものがある。
もしかしたら、
そのために生きているのかも。