2024年度から国家資格!国際化の手助けに日本語教師

この資格のポイント

  • ①渡航前後の教育として、国内外で需要あり!
  • ②リモートワークオンライン講師もできる
  • ③フリーランス、副業でも働きやすい

日本語教師とは、私たちが学校で習う国語とは異なり、外国語として日本語を教える先生です。
留学生やビジネスパーソンなど学習者の目的に合った内容で、文法や発音の指導をします。近年はオンライン授業が普及しており、対面が苦手な方でもチャレンジできる環境になりました。

また、厚生労働省の調査では19.7%がフリーランスで、副業としても注目されています。
なお、近年の在留外国人増加にともない、日本語教師の質や量の確保が急務となっています。
そのため、認定日本語教育機関で働く場合、2024年4月から国家資格「登録日本語教員」の取得が必須になると法律で決まりました。資格取得には半年以上かかるといわれているため、早めに準備を始めるといいでしょう。

日本語教師資格情報

日本語教師に関係する資格をご紹介します。法務省告示の日本語学校に勤める場合は資格が必要です。2024年4月国家資格「登録日本語教員」が誕生しますが、現役の日本語教師の方や現行の資格を持っている方を対象として教育実習の免除等の経過措置が検討されています。


自分らしい働き方を手助けする、キャリアの専門家キャリアコンサルタント

この資格のポイント

  • ①相談者の自己実現を手助けする、やりがいのある仕事
  • ②企業教育機関など、就職先はさまざま
  • ③副業フリーランスでも活躍できる!
  • キャリアコンサルタントは、職業選択、就職、転職に関する専門的なアドバイスを提供する国家資格です。相談者が自分らしい生き方・働き方を実現するために、職業的な側面からキャリア開発や自己啓発についてサポートします。クライアントは企業や求職者支援機関、人材業界、教育機関、個人などさまざまです。

    政府は社会人の学び直しを支援しており、今後3年間で約33万人の転職の後押しを目標にしています。学び直しのための助成金など、転職を支援する制度が利用できるため、キャリアコンサルタントの需要は右肩上がりになるでしょう。フリーランスでも活動できるので、自分に合った働き方が選べるのも大きなメリットです。

    心の悩みに寄り添う、心理学の専門家心理学・カウンセラー

    この資格のポイント①不登校いじめ、ストレス社会で需要が急増②悩みを抱えた方を助ける、やりがいのある仕事③オンラインカウンセリングなら副業でも働ける心理カウンセラーは、相談者が抱える悩みやストレスに対して専門的なカウンセリングを提供し、解決への支援を行う仕事です。近年、子どもたちの不登校やいじめなど心理的な問題が増加しています。また、社会全般でストレスが増えているため、心理カウンセラーの需要は急増していると言えるでしょう。心理カウンセラーの活動の場は多岐にわたり、学校、医療機関、民間企業だけでなく、自宅でカウンセリングルームを運営する個人事業主として活動することもできます。さらに、オンラインプラットフォームやチャットを活用して、リモートでカウンセリングを提供することも可能です。

    • 少子高齢化で需要急増中!就職先に困らない介護職員初任者研修

      この資格のポイント①未経験でもチャレンジできる介護の入門資格②身につけたスキルで家族への介護の不安も軽減③人材不足のため、政策で賃上げの見込みも介護職員初任者研修は、以前はヘルパー2級といわれていた資格です。2013年に名称が変更されました。およそ130時間の座学と実技の研修を行い、修了試験に合格することで取得でき、介護の基礎的な知識やスキルを身につけられます。介護の仕事は、主に身体介護と生活援助に分けられます。身体介護では食事や排泄、入浴など身体に直接触れるため、介護職員初任者研修の資格が必須です。訪問介護の仕事の場合は、この資格がないと採用は難しいでしょう。研修のカリキュラムは厚生労働省が一定の基準を置いているため、民間の介護スクールで資格取得ができます。

      • 専門的なスキルで、心も身体も癒してくれる整体・セラピスト

        この資格のポイント①医療や心理、美容など、ジャンルはさまざま②自宅サロンや出張セラピストなど、柔軟に働ける③どこでも役立つコミュニケーションスキルが身につくセラピストは施術や治療を提供し、心身の疲れを癒す専門家です。医療、心理、美容など、ジャンルは多岐にわたります。国家資格と民間資格があり、民間資格は専門学校、通信講座、短期スクールなどで取得でき、自分のライフスタイルに合った学び方を選択できるのも魅力的です。セラピストの活躍の場はさまざまで、スポーツ施設、企業、スパ、エステサロンなどで働くことができます。また、自宅でサロンを開くこともできるため、副業としてもおすすめです。AIにはできない仕事なので、継続した需要も見込めます。コミュニケーションスキルがある人にとってはぴったりの仕事でしょう。

        • IT人材の不足で需要拡大!副業としても人気Web・IT

          この資格のポイント

          • ①IT社会では今後の需要も右肩上がり
          • ②正社員からフリーランスまで、働き方が選べる
          • ③家庭との両立がしやすい在宅ワークも人気
          • Web・IT業界は、プログラミング、Webデザイン、Webライターなど、さまざまな分野があります。DX化にともなってITの人材不足が社会問題となっており、今後も需要が拡大する見込みです。経済産業省の調査では、2030年までの中長期のIT市場の動向を推計すると、従来型のITサービス市場が2020年以降減少するのに対し、クラウドやモビリティなどの第3のプラットフォーム市場が大幅に増加するといわれています。また、2020年代後半には、第3のプラットフォームがITサービス市場の半数を超えると予想されています。コロナ禍で一般的になった在宅ワークでも働きやすい業界です。リスキリングの流れもあり、未経験でもチャレンジしやすく、近年注目が高まっています。
          • お金の悩みはお任せ!将来の資産形成の専門家FP(ファイナンシャルプランナー)

            この資格のポイント

            FPは、個人や家庭に対する資産運用のアドバイスやライフプランニングを行う民間資格です。個人のライフスタイル、家族構成、価値観、経済状況など、多角的かつ長期的な視点からアドバイスします。
            幅広い分野にわたる知識を備え、経済、税金、保険などの要素を熟知し、将来の資産計画をサポートします。

            FPの活躍の場は多岐にわたり、金融機関、保険会社、投資顧問などです。
            また、社会保険や相続などに関する幅広い知識を有しているため、税理士事務所、公認会計士事務所、共済組合、企業の総務部門での雇用も見込めます。
            最近では、高校での金融教育の普及や、個人の資産運用への関心の高まり、iDeCo(個人型確定拠出年金)への加入者増加などがみられ、FPの需要が増加しています。

            SNS映え、外国人観光客の増加で需要アップ!着付け

            この資格のポイントこの資格のポイント

            着付けとは、着物をきちんと着ることを指し、和装の際には欠かせない仕事です。国家資格と民間資格に分かれており、国家資格は「着付け技能士」といいます。全日本着付け技能センターの着付け技能検定に合格することで取得可能。また、民間資格にはさまざまな種類があり、着付け教室では6ヶ月〜1年の規定カリキュラムの修了で取得できることがほとんどです。

            活動の場は結婚式場や写真館、観光地などさまざまです。コロナ禍が終わってから外国人観光客も回復し、近年のSNS映えや着物人気も相まって、着付けの需要は高まっています。副業としてもおすすめで、年齢を重ねても活躍できる仕事です。

            着付けとは着物不動産業界で重宝されること間違いなし!

            宅建士

            をきちんとこの資格のポイント

            宅建士の正式名称は「宅地建物取引士」といい、不動産取引の専門家です。
            宅建士は、不動産売買では欠かせない業務、例えば「重要事項の説明」や「35条書面(重要事項書面)への記名」などを担当します。
            これらの業務は、宅建士の免許を持っていなければ遂行できない「独占業務」にあたります。

            「設置義務」といって、不動産取引では法的に宅建士の資格を持つ者の配置が必要です。
            宅建士は、従業員5人につき1人以上の雇用することが求められており、不動産業界で高い需要を持つ資格となっています。

            AIが代替できない業務となるため、今後の継続した需要も見込まれるでしょう。


            事務職への転職には必須!パソコンの入門資格MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)


            この資格のポイント

            MOS(Microsoft Office Specialist)は、Microsoft Office製品の高度なスキルを国際的に証明する資格です。
            Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookのなかから科目を選択して受験でき、特にビジネスで幅広く利用されるWordとExcelは人気です。

            MOSの資格はオフィスワークだけでなく、データ分析、プレゼンテーション資料の作成、プロジェクト管理など、多岐にわたる業務に役立ちます。
            現代のビジネス環境では、Officeを扱えることは基本的な要素であり、即戦力として評価されることが一般的です。
            パソコンスキルは現代社会ではあたりまえのスキルとなっており、MOS資格は比較的容易に取得できるため、積極的に取得する価値があるでしょう。